温泉天国チェンマイの日帰り温泉17選(アクセス情報と入浴レポ)

 2019年1月19日
温泉天国チェンマイの日帰り温泉17選(アクセス情報と入浴レポ)

タイ北部には良質な温泉が点在しています。今回は筆者自身が実際にチェンマイから日帰りで訪れた温泉を17湯ご紹介します。

名湯、湯治湯、美肌効果に優れたにごり湯、絶景の露天風呂、秘境温泉、野湯などいろいろな温泉がありましたので、入浴レポート、温泉成分、アクセス情報などを参考にみなさんもぜひ一度は訪れてみてください。

タイ北部の温泉の特徴

泉質

タイ北部の温泉は(ごく一部を除いて)単純温泉、あるいはアルカリ性単純温泉に分類されます。

単純温泉は無色透明で含有成分の量が一定量に達していない、成分のうすい温泉のことを言います。

なんだうすい温泉か!という声が聞こえてきそうですが、刺激が少ないので肌の弱い方、赤ちゃんや高齢者の方におすすめです。

一方、アルカリ性単純温泉はpH値8.5以上の単純温泉のことを言います。

pH値が大きいほどアルカリ性の性質が強くなり、お湯のとろみが増していきます。

とろみのあるお湯は、滑らかな湯ざわりで入用後の肌がもちもちすべすべになります。

浴槽への給湯・排水方

新しい湯を常に浴槽に注ぎ、注がれた分だけの湯が浴槽の外にあふれている「源泉掛け流し」タイプの温泉です。

入浴に適した温度に加水することはありますが、加温することはありません。

浴槽

ランーパーン県のボー・ナームローン温泉のクレイドル浴槽

個室貸切風呂(一人用)はクレイドル浴槽。入浴料金は20バーツ〜60バーツ。

テープパノム温泉の円形の大きな浴槽

個室貸切風呂(2人〜4人)は、内部が2段になっているタイル張りの円形浴槽。(北タイ式浴槽と勝手に命名)

2段目に腰をかけて小さな円で足湯もできますし、2段目に寝転がって寝湯も楽しむことができます。

入浴料金は50バーツ〜300バーツ。

料金は100円ほど高くなりますが、せっかくですので、ぜひ北タイ式浴槽でゆっくり温泉を楽しんでください。

チェンマイ - ポーグワン温泉の大湯船

タイの共同温泉(公衆温泉)は要水着着用です。

入浴料

タイ北部の温泉は国立公園内にあることが多く、温泉入浴料の他に国立公園への入場料と駐車料が徴収されます。

また、国立公園の入場料は「外国人料金」と呼ばれる二重価格(タイ人料金の3倍〜10倍)が存在しますので、あらかじめ知っておいてください。

タイ北部の温泉メカニズム

ポーンドゥアット森林公園の間欠泉の説明

温泉は一般的に、雨水が地層を通過して地下に浸透し、熱や成分を獲得したものが断層などの割れ目を通って地表に湧出していますが、

タイ北部には火山がありませんので、どのような熱源が雨水を加熱しているのかと疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

地下では地下増温率とよばれる、深度が深くなればなるほど地温が上昇し、100m深くなるごとに3℃上がる性質があります。

例えば、地表の温度が20℃の場合、地下1000mの地温は50℃、地下1500mでは65℃、地下2000mでは80℃となります。

また、ポーンドゥアット温泉やファーン温泉など、地下に花崗岩の層があるエリアでは、花崗岩に含まれている放射性物質の自然崩壊熱が熱源であると考えられています。

チェンマイ周辺の日帰り温泉17選

サンカムペーン温泉(チェンマイ県)

サンカムペーン温泉の温泉卵のオブジェ

チェンマイ(ターペー門)からの移動距離35km
東京ドーム3個分の温泉レジャー施設
源泉100℃以上・ph9.28の『アルカリ性単純温泉』
交通手段が充実しており、旅行者の方でも行きやすい温泉です

サンカムペーン温泉の園-きれいに刈り込まれた芝生

手入れが行き届いた綺麗な庭を散歩できたり、間欠泉や温泉たまごゾーンなどアクティビティも充実しています。

♨︎入浴レポート
サンカムペーン温泉バンガロータイプの個室

  • 入場料:外国人100バーツ
  • 個室部屋:60バーツ(クレイドル浴槽)
  • バンガロー貸切(北タイ式浴槽):300バーツ

ミネラルが豊富で湯治として利用される方もいらっしゃいます。

一人用の個室(クレイドル浴槽)は圧迫感がありますので、湯治目的の方以外はあまりおすすめしません。

のんびりゆったり温泉を楽しみたい方は写真のバンガロータイプを選んでください。

チェンマイで今一番ホッとな観光スポット「メーカンポン村」と併せてまわるのがおすすめです。

ドイサケット温泉(チェンマイ県)

ドイサケット温泉の温水プール

チェンマイ(ターペー門)からの移動距離33km
2018年6月リニューアルオープン
源泉78℃・ph8.5の『アルカリ性単純温泉』
個室風呂では温泉と水風呂のコンボが楽しめます

ドイサケット温泉の足湯ゾーン

チェンマイ在住者から絶大な支持を得ているドイサケット温泉が2018年6月 全面リニューアル!

全面リニューアルしたばかりとあり、施設は真新しく清潔感に溢れています。

♨︎入浴レポート
ドイサケット温泉の個室の浴槽

  • 入場料:無料
  • 共同温泉:50バーツ
  • 貸切個室風呂:100バーツ

貸切個室風呂の浴槽は大人3人が入って足を伸ばせるサイズでかなり大きいです。

首まですっぽりつかれる大きな水瓶もあるので、温泉と水風呂のコンボが楽しめます。

シッパホットスプリング(チェンマイ県)

Sippa Hot Springのバンガロー 1

チェンマイ(ターペー門)からの移動距離34km
サンカムペーン温泉のリゾートエリア
源泉100℃以上・ph9.28の『アルカリ性単純温泉』
リゾート気分を味わいたい方向けの温泉です

Sippa Hot Springのバンガロー 4

サンカムペーンの温泉リゾートエリアにある温泉です。

料金は少し高くなりますが、(と言っても1000円程度)リゾート気分を味わいたい、静かに温泉を楽しみたい方にオススメです。

女性の顔がほころぶ可愛らしいバンガローの中には、大きな浴槽他にトイレ、ベット、テレビ、扇風機などの設備が用意されています。

♨︎入浴レポート
IMG 6107

  • 入場料:無料
  • 共同温泉:
  • 貸切個室風呂:500バーツ/4時間

浴槽は大人二人が横に並んで足を伸ばせる大きさです。

アメニティは一通り揃っていますので(シャンプー・ボディーソープ・綿棒・バスタオル・ハンドタオル)手ぶらでもOKです。

ポーンクワウ温泉(チェンマイ県)

チェンマイ - ポーグワン温泉の園内

チェンマイ(ターペー門)からの移動距離52km
大自然に囲まれたリゾート温泉
美肌効果が高まる成分を多く含んでいる『美肌の湯』
個室風呂の他に、薬草サウナ・プールなど温泉施設が充実しています

自然と共存する非日常な雰囲気に癒されます。

♨︎入浴レポート
チェンマイ - ポーグワン温泉の白く濁った湯-1

入場料(外国人150バーツ)で、バンガロー貸切、大浴場、プール、薬草サウナなどが利用できます。

湯船の底が見えないほど白く濁った湯は、美肌効果が高まる成分を多く含んでいるので『美肌の湯』とも言われています。

ポーンドゥアット温泉(チェンマイ県)

ポーンドゥアット森林公園の間欠泉 1

チェンマイ(ターペー門)からの移動距離80km
森の中の間欠泉
源泉99℃ アルカリ性単純温泉(ph9.5)
森林公園でハイキングが楽しめます

ポーンドゥアット森林公園の遊歩道 6

森林の中に遊歩道がはりめぐらせていて、虫の声、鳥のさえずりを聞きながらハイキングが楽しめます。

ブクブクと熱湯を噴出する間欠泉を間近で見ることもできます。

♨︎入浴レポート
ポーンドゥアット森林公園の温泉 2

  • 入場料:外国人300バーツ
  • 駐車料金:バイク20バーツ・車30バーツ
  • 大衆浴場・プール:無料
  • 貸切個室風呂:50バーツ

ジャクジー、露天大浴場、男女別の露天温泉、プール、個室貸切風呂など温泉施設が充実しています。

チェンダオ土管温泉(チェンマイ県)

チェンダオ土管温泉

チェンマイ(ターペー門)からの移動距離74km
チェンダオ在住の邦人が自腹で作った露天風呂です

♨︎入浴レポート
チェンダオ土管温泉を利用する地元タイ人-1

  • 入場料:無料
  • 野湯:無料

チェンダオ在住の邦人の方が関係機関に許可を得て自腹でつくった露店風呂です。

2人入ればいっぱいになる土管の湯船が6、7個あります。

ポン・アーン温泉(チェンマイ県)

ポン・アーン温泉の露天温泉-2

チェンマイ(ターペー門)からの移動距離100km
野趣あふれる露天風呂と完成したばかりの貸切個室風呂
源泉58℃〜64℃ の『単純温泉』
チェンダオ観光の際、立ち寄りたい温泉です

♨︎入浴レポート

  • 入場料:外国人100バーツ
  • 駐車料金:バイク20バーツ・車30バーツ
  • 野湯:無料
  • 貸切個室風呂:50バーツ

木々に囲まれた野趣あふれる露天岩風呂が2つと貸切個室風呂が2棟。(写真は完成したばかりの貸切個室風呂)

ファーン温泉(チェンマイ県)

ファーン温泉の個室貸切風呂

チェンマイ(ターペー門)からの移動距離158km
四方八方を山に囲まれたロケーションが最高
源泉52.22℃・ph9.24の『アルカリ単純温泉』
多くの天然温泉があるタイ北部の中でもトップレベルの泉質です

ファーン温泉に広がる盆地風景
ぐるりと あたりを見渡すと四方八方が山に囲まれたロケーションで、のどかな盆地風景がひろがっています。

♨︎入浴レポート
ファーン温泉の受付
貸切個室風呂は一軒一軒が離れているのでプライベート感がありました。

  • 入場料:外国人100バーツ
  • 駐車料金:30バーツ
  • 入浴料:露天風呂20バーツ・薬草サウナ30バーツ・個室貸切風呂100バーツ

ファーン温泉の個室貸切風呂浴室
湯船は内部が2段になっている円形の北タイ式浴槽。

泉質は9.24phのたいへん強いアルカリ温泉で、カルシウムや硫黄など多くの有益なミネラルが含まれており、皮膚疾患の治療に効果があります。

テープパノム温泉(チェンマイ県)

テープパノム温泉の園内の看板

チェンマイ(ターペー門)からの移動距離123km
源泉90℃・ph9.0の『アルカリ単純温泉』
ローションに浸かっているような不思議な感覚の温泉です

テープパノム温泉の園内のあちこちで湧出する温泉
園内のあちこちで高温の温泉が湧出しているので、散策路を歩いていると5分でTシャツの胸元にじんわり汗がにじんできました。

♨︎入浴レポート
テープパノム温泉のバンガロー
このような感じで森の中にバンガローが10軒並んでいます。

  • 入場料:外国人200バーツ
  • 駐車料金:バイク20バーツ・車30バーツ
  • 入浴料:個室貸切風呂50バーツ

テープパノム温泉の円形の大きな浴槽
タイ北部の温泉ではおなじみタイル張りの円形浴槽。

お湯の方はとろとろで、ローションを溶かしたような強烈なとろみを感じます。

初めて体験する不思議な湯ざわりでした。

タウィーシン天然温泉(チェンライ県)

チェライのタウィーシン天然温泉の看板

チェンマイ(ターペー門)からの移動距離70km
無料で足湯が楽しめる
チェンライ観光の際、立ち寄りたい温泉です

♨︎入浴レポート
チェンラメーカチャン温泉の足湯 1

  • 入場料:無料
  • 駐車料金:無料
  • 野湯:無料
  • 貸切個室風呂:200バーツ

チェンマイからルート118を北上すること1時間、ドライブインで無料足湯が楽しめます。

注)チェンマイから手前側がチェンライ温泉、奥がタウィーシン天然温泉です。

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トゥンテェーウィー温泉(チェンライ県)

トゥンテェーウィー温泉

チェンマイ(ターペー門)からの移動距離99km
出来たばかりの温泉なので施設が清潔で綺麗
観光客がいない穴場の温泉です

♨︎入浴レポート
トゥンテェーウィー温泉の足湯

  • 入場料:無料
  • 駐車料金:無料
  • 公共温泉:無料
  • 貸切個室風呂:100バーツ

足湯・公共温泉・プールが無料で楽しめます。

出来たばかりなので施設が清潔で綺麗でした。

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ランナー温泉(チェンライ県)

ランナー温泉の温泉小屋

チェンマイ(ターペー門)からの移動距離150km
大きな貸切個室風呂でゆったり温泉を堪能
源泉61.5℃・pH8.8の『アルカリ性単純温泉』

♨︎入浴レポート
ランナー温泉の浴室

  • 入場料:無料
  • 駐車料金:無料
  • 貸切個室風呂:100バーツ

温泉はかすかに硫黄の香りがして、湯の中で腕をこするとスルスルと滑らかで肌がすべすべになる感覚がありました。

浴室がとても大きいので、家族・カップルにオススメな温泉です。

チェ・ソン国立公園(ランパーン県)

チェーソン国立公園

チェンマイ(ターペー門)からの移動距離90km
自然を楽しみながらのトレッキング
源泉78℃・pH7.3の『単純温泉』
「断崖絶壁にそびえたつ寺院」と併せてまわるのがおすすめです

チェーソン国立公園の卵をつける温泉
4800平方メートルの緑豊かな園内には9つの温泉井戸があり、間欠泉が見れたり温泉たまご作りが楽しめます。

♨︎入浴レポート
チェーソン国立公園の戸建て温泉

  • 入場料:200バーツ
  • 駐車料金:無料
  • 貸切個室風呂:50バーツ

水着着用の共同浴場が1つ、川沿いに個室が41室あります。

タイ政府観光庁絶景ベスト10にも選出されたことがある「断崖絶壁にそびえたつ寺院」と併せてまわるのがおすすめ。

ボー・ナームローン温泉(ランパーン県)

ボー・ナームローン温泉の入り口

チェンマイ(ターペー門)からの移動距離99km
源泉60℃・pH8.8の『アルカリ単純温泉』
ランーパーンの地獄寺から5分です

♨︎入浴レポート
ランーパーン県のボー・ナームローン温泉の深さのある丸い浴槽

  • 入場料:無料
  • 駐車料金:無料
  • 貸切個室風呂:クレイドル浴槽50バーツ
  • 貸切個室風呂:北タイ式浴槽90バーツ

温水プールの脇に波板屋根の長屋があり、個室貸切風呂が6部屋並んでいます。

チェンマイの温泉に飽きた方は、ランパーンの周辺観光スポットとあわせて訪れてみてはいかがでしょうか。

メーチョーク温泉(プレー県)

チェーソン国立公園

チェンマイ(ターペー門)からの移動距離158km
源泉68℃・pHph8の『単純温泉』
無色透明・無味無臭。肌ざわりがやわらかく癖のない温泉です

メーチョーク温泉の入り口

チェンマイからランパーン県を経由しプレー県へ至る国道11号線を利用、車で2時間の場所にあります。

交通量が少なく快適に飛ばせるルートですのでドライブにぴったりです。

メーチョーク温泉の卵が入ったカゴ
温泉源泉井戸では温泉たまご作りができます。(小カゴ50バーツ、大カゴ100バーツ)

♨︎入浴レポート
メーチョーク温泉の北タイ式浴槽

  • 入場料:無料
  • 駐車料金:無料
  • 貸切個室風呂:50バーツ

内部が2段になっている円形の北タイ式浴槽は身長171cmの筆者が寝そべれる大きさ。

無色透明・無味無臭。肌ざわりがやわらかく、癖のない温泉です。

ター・パーイ温泉(メーホンソーン県)

チェンマイ(ターペー門)からの移動距離120km
源泉80℃〜100℃・pHph8.5の『アルカリ単純温泉』
タイ北部屈指の観光スポット、パーイにある温泉です

ター・パーイ温泉の野湯の最上流
野湯は最上流でも36℃前後なので、日本人には少しぬるいかもしれません。

♨︎入浴レポート
ター・パーイ温泉の北タイ式浴槽

  • 入場料:外国人300バーツ
  • 駐車料金:車30バーツ・バイク20バーツ
  • 入浴料:野湯は無料
  • 入浴料:貸切個室風呂:一人50バーツ

浴槽は北タイ式浴槽。ターコイズブルーの鮮やかな色のタイルが目を引きます。

パーイの朝晩はかなり冷え込むので、温泉目的の方は個室風呂がオススメです。

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パーイで温泉に行くならどっち?ター・パーイ温泉VSサイ・ガーム温泉

サイ・ガーム温泉(メーホンソーン県)

サイ・ガーム温泉の様子

チェンマイ(ターペー門)からの移動距離144km
タイ北部屈指の観光スポット、パーイにある温泉
インスタ映えする写真が撮れる秘湯です

サイ・ガーム温泉で温泉を楽しむ欧米人
森に抱かれた野趣あふれる露天風呂で、インスタ映えする写真がたくさん撮れます。

♨︎入浴レポート
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  • 入場料:外国人200バーツ
  • 駐車料金:無料
  • 入浴料:20バーツ野湯のみ

温泉の方はかなりぬるいので(33℃程度)、湯船につかって温まるという感じではありません。

どういうわけか、容姿に恵まれた若い欧米人女性が多かったです。

*筆者が日帰り旅行で目安としている片道の移動距離は150kmです。

*本記事における各温泉の温泉成分はタイの研究機関が調査したもので、筆者が実測したものではありません。