ドイステープ寺院 交通手段別アクセスと観光ガイド

ドイステープ寺院への行き方は、運賃を重視するのか所用時間を重視するのかによって交通手段が変わってきます。

各交通手段の運賃・所要時間・待ち時間をまとめたので、比較の上、皆さんの目的にあった移動手段を選んでください。

本記事は、ドイステープ寺院参拝回数50回以上、チェンマイ在住9年目の筆者が書きました。




ドイステープ寺院 交通手段別の行き方

チェンマイ中心市街地から約15km離れたドイステープ寺院へは以下の交通手段があります。

それぞれメリット・デメリットがあるので筆者の実体験とからめて詳しくご紹介していきます。

交通手段運賃所要時間待ち時間
ドイステープ専用乗合ソンテウ片道40B〜60B40分〜60分10分〜30分
ソンテウのチャーター往復500B〜600B40分前後0分
グラブタクシー片道300B〜500B35分5分〜10分
レンタルバイクガソリン代35分0分
ツアー1000B〜2000B35分0分

ドイステープ専用の乗合ソンテウ

  • メリット:運賃が安い
  • デメリット:ローシーズンはかなり待つ・運転があらい
運賃の交渉をするツーリストとソンテウの運転手
ソンテウの運転手と運賃の交渉をするツーリスト

ソンテウとはタイで広く普及している小型トラックの荷台を改造した乗合タクシーのことです。

ドイステープ行き専用ソンテウの車内
ソンテウの車内

ソンテウの車内はこのような感じで、2列のベンチシートに他の乗客と向かい合って座わります。

チェンマイの赤いソンテウは市街地を流し営業していますが、観光客が多く訪れるドイステープ寺院へは、ドイステープ寺院と特定の停留所を行ったり来たり運行する、ドイステープ寺院専用の乗合ソンテウが用意されています。

ドイステープ寺院専用乗合ソンテウ乗り場はチェンマイ旧市街に3箇所あります。マップの青①②③

地図NO場所場所所要時間待ち時間おすすめ度
チャーンプアック門1人片道60バーツ40分10分〜30分
チェンマイ大学正門横1人片道40バーツ35分10分〜20分★★
チェンマイ動物園前1人片道40バーツ30分10分★★★

どの乗り場も乗客が8人そろうまで出発しないので、ローシーズンは30分以上待つこともあります。

そのような時、他の乗客に運賃を少し多く出せるか相談してみましょう。

まとめて500Bになればすぐに出発してくれます。

ドイステープ寺院専用の乗合ソンテウは片道運行ですので、間違って往復の運賃を払わないように。

ドイステープ寺院からの帰り方

ドイステープ寺院の前で客待ちをするソンテウ
ドイステープ寺院前で客待ちするソンテウ

チェンマイ屈指の観光スポットだけあって、ドイステープ寺院の帰りのソンテウはご覧の通りです。

帰りは待ち時間なしで乗れます。

運賃は50バーツ〜60バーツです。

乗り物酔い対策

乗車時間は40分程度ですが、ドイステープ寺院専用の乗合ソンテウは運転が荒いので車酔いしやす方は乗り物酔い対策を忘れずに。

タイのコンビニで売っている乗り物酔い止め薬
タイのコンビニで売っている乗り物酔い止め薬

コンビニに行けば色々な種類のものが売っています。

だいたいどれも1袋5バーツで行きと帰りで2粒入っています。

ソンテウのチャーター

  • メリット:待ち時間なし・自由度が高い・ゆっくり走る
  • デメリット:運賃高い
ソンテウチャーターできる場所(ニマンヘミン)
行き先と料金表

市街地を流し営業している赤いソンテウはお金さえ払えばどこの場所からでもチャーターできます。

運賃は交渉になるので一概にいくらとはえませんが、片道400バーツ、往復800バーツが相場です。

交渉が苦手な方は旧市街に数カ所ある観光向けチャーターソンテウ乗り場を利用してください。

こちらはドイステープまでのチャーター料金は片道350バーツ、往復600バーツと決まっています。

*チェンマイの乗り物組合は団結が強いので、どんなに頑張って運賃交渉をしても500バーツ以下にはなりません。


マップの赤①②③④⑤⑥⑦

地図NO場所
ニマンヘミン
MAYA入口の左手
チェンマイバスターミナル 1
ワットマハーワンの前
Ginger & Kafeの前
スワンドーク門付近
チェンマイ門付近

運賃は後払いか、行きと帰りで別々に払いにしましょう。

帰りの待ち合わせ場所をしっかり決めておくことも忘れずに。

グラブタクシー

限られたチェンマイの滞在時間、少しでも時間を有効活用したいという方にはグラブタクシーがおすすめです。

運賃はチェンマイ市街から片道300バーツ〜500バーツです。

関連記事:チェンマイのグラブタクシー 配車手配とキャンセル方法

レンタルバイク

参道の途中にある記念モニュメントや絶景ビューポイントにも簡単に立ち寄れるので、日本で原付を運転したことがある方にはレンタルバイクがオススメです。

チェンマイの風を感じながら山道を走る爽快感は一生の思い出になりますよ!

ただし、ハイシーズンになると、(レンタルバイクの観光客を狙って)チェンマイ警察がドイステープ山道入り口で検問をおこなっています。

ドイステープ観光ツアー

移動中の事故が怖い、言葉の問題がちょっと不安、個人で手配するのが面倒、

という方は、現地のツアー会社を利用しましょう。

こちらのチェンマイを知り尽くした現地のツアー会社のまとめで、ドイステープ寺院観光のオプショナルツアーを比較してみました。

ドイステープケーブルカー乗り場(営業時間)

ここまできたら黄金の仏塔がある境内まではあと一息です。

体力に自信がある方は306段の階段、お子様連れやシニアの方にはケーブルカーがおすすめです。

ドイステープ寺院のケーブルカー乗り場入り口
ケーブルカー乗り場入り口

ケーブルカー乗り場はドイステープ寺院入口の右側にあります。

ドイステープ寺院のケーブルカーイ乗り場チケット売り場
ケーブルカーのチケット売り場

営業時間:5時30分〜21時00
運賃:20バーツ+30バーツ (入場料の30バーツも一緒に徴収)

ケーブルカーは2分10秒で境内に到着します。

帰りもケーブルカーを利用される方は半券を捨てないようにしましょう。

ドイステープ寺院の上り口

階段をのぼる方は、モン族のこどもたちと記念写真を撮ったり、休憩しながら無理せずゆっくりのぼってください。

階段を上りきった右側にチケット窓口があります。参拝料30バーツ。

ドイステープ寺院の見どころ

ドイステープ寺院はランナー王朝6代目クーナー王によって1383年に建てられました。

スコータイから招来した仏舎利(釈迦の遺骨)を担いだ白象が、ステープ山で息絶えたことから、そこに仏塔を建てて仏舎利を納めドイステープ寺院を建立したといわれています。

境内の中央に建つ黄金の仏塔には仏舎利(釈迦の遺骨)が納められています。

名称ドイステープ寺院
正式名称ワットプラタートドーイステープラーチャウォーラウィハーン
タイ語วัดพระธาตุดอยสุเทพราชวรวิหาร
英語Wat Phrathat Doi Suthep
格付け第2級ラーチャウォーラウィハーン
十二支仏塔
営業時間6時30分〜21時00
ケーブルカーの時間6時30分〜22時00
参拝料金外国人30バーツ
所在地チェンマイ中心市街地から約15km離れたステープ山の山あい標高1046m
アクセスソンテウ・タクシーで30分〜40分

306段の階段

1936年に補修工事した時の写真

1557年、ランプーン県ワットオソガラン寺院のヤーモンコンポー貫首により、国民が参拝しやすいように306段の階段がつくられました。

修繕工事された昔のドイステープ寺院の階段

階段は現在に至るまで繰り返し補修工事が行われています。

ドイステープ寺院の上り口
二匹の蛇神

階段入り口にある今にも動き出しそうな迫力あるナーガ(蛇神)。

ドイステープ階段にいるモン族の子
モン族の子ども

階段を少しのぼると民族衣装を着たモン族の子ども達が登場です。

この子たちはドイステープ寺院からソンテウで30分の距離にあるドイプイというモン族の村から降りてきた子たちです。ぜひ一緒に記念写真を。

伝説の白象

白象
仏舎利塔の西側にある白象の像

クーナー王はスコータイから仏舎利(釈迦の遺骨)を譲り受けると、神聖視されている白象に安置する場所をゆだねました。

王が白象の背中に仏舍利をのせて放つと、白象はステープ山を登りはじめ山あいで息絶えてしまいました。

クーナー王はこの場所に仏舍利を安置するのが相応しいと考え、仏塔を建て仏舎利を納めました。

この仏塔が現在のドイステープ寺院の仏舎利塔です。

ちなみに白象の遺骨は仏塔の西側にある白象の像が設置されている場所に安置されているそうです。 

黄金の仏舎利塔

ドイステープ寺院黄金の仏舎利塔
黄金の仏舎利塔

クーナー王が建立した仏舎利塔は高さが10m程度のものでしたが、1538年にランナー王朝12代目プラムアンゲートラーオ王によって改修や拡張がされ、黄金色に輝く煌びやかな現在の姿になりました。

この仏塔はひつじ年生まれの「干支仏塔」でもあります。

ラーンナー文化が発展したタイ北部では干支ごとに対応する仏塔がきまっていて、自分の干支仏塔にお参りするとご利益があるといわれています。 

関連記事:日本人初!タイの十二支仏塔巡礼を終えての感想

展望台(標高1046m)

ドイステープ の標高1046mの展望台
標高1046mの展望台

天気が良い日は標高1046mの展望台からチェンマイ市街地を一望できます。

ドイステープ寺院の山頂景色をバックに記念写真
奥の展望台

展望台は二カ所あり、あまり知られていないせいか奥の展望台はガラガラです。

天空の城ラピュタのワンシーンのような写真が撮れますよ。

展望台の手前には、コロナ期間中に立像を祀ったお堂も新たに建てられませした。

コロナ期間中に建てられた立像を祀ったお堂

ライトアップされたドイステープ寺院夜間参拝

ライトアップされた夜の仏舎利塔
ライトアップされた夜の仏舎利塔

あまり知られていませんが、ドイステープ寺院は日没後も夜間参拝ができ、ケーブルカーは21時まで運行しています。

漆黒の暗闇に浮かび上がるライトラップされた黄金の仏塔は昼間よりもさらに輝きを増して圧巻です。

IMG 0412
トワイライトタイムのチェンマイ旧市街の夜景

心地よく肌をなでる風と遠く眼下に浮かぶ旧市街の街明かりがロマンティックなムード満載!

カップルなら昼間より断然夜の方がおすすめです。

夜のドイステープの行き方や境内の様子はこちらの記事をご覧ください。

関連記事:行かなきゃ後悔!ライトアップされたドイステープ寺院の夜間参拝

ドイステープ寺院の参拝方法

神様にお祈りを聞き届けていただくには、作法に則って参拝することが大切です。

郷に入れば郷に従え、ドイステープ寺院ではタイ式の正しい参拝の仕方で神様に日頃の感謝や願いをお伝えしましょう。

タイ式参拝方 ウィアンティアン

ウィアンティアンとは黄金の仏舎利塔のまわりを祈り言葉を唱えながら3周まわるお参り方法です。

参拝セット売り場

本堂の脇でお祈りに使うハスの花とろうそくを購入します。

参拝セットの代金はお気持ちなのでいくらでも大丈夫ですが、見ていると20バーツの方が多いです。

お金は箱へ入れます。

タイのお寺ではハスの花とろうそくとお線香の3点セットが一般的ですが、ドイステープ寺院にはお線香はありません。

ドイステープ寺院のお祈りの言葉
英語(ローマ字表記)

ハスの花とろうそくを持って合掌し、ドイステープ寺院のお祈りの言葉を唱えながら黄金の仏塔のまわりを3周します。

*ドイステープ寺院の祈り言葉は仏塔の前に置いてあります。

お祈りが終わったら仏塔のまわりに設けられている燭台に行き、ロウソクに火をつけて燭台に立て、ハスの花を台座に供えます。

曜日守護仏 プラ・プラチャム・ワンクゥート

ドイステープ寺院の曜日守護仏

本堂の正面に並んでいる仏像は「プラ・プラチャム・ワンクゥート」と呼ばれる曜日守護仏です。

タイの人たちは、自分の血液型を知らなくても、生まれた日が何曜日かを知っていることが普通で、お寺に行くと必ず自分の守護仏にお参りします。

印相の違う 8 尊(体)の仏像は、左から順番に日曜日・月曜日・火曜日・水曜日(午前生まれ)・水曜日(午後生まれ)・木曜日・金曜日・土曜日に対応しています。

聖糸のお守り サーイシン

ドイステープ寺院でお坊さんが聖水をかける場所
サーイシン(聖糸のお守り)

本堂の向かい側にあるお堂ではお坊さんに健康祈祷とともに手首にサーイシンと呼ばれる聖糸のお守りを施してもらえます。

長寿 トゥームナムマンタキアン

ドイステープの寿命をのばすお祈り場所 1

「トゥームナムマンタキアン」と呼ばれる長寿のお参りです。

炎を生命にみたて、ランプに油をそそぎ寿命が延びるようにお祈りします。

おみくじ

エメラルド仏と大理石仏の後ろにおみくじを引ける場所があります。

ドイステープ寺院の筮筒

ぜいとうと呼ばれる筒を前後に振り、中に入っている棒を一本だけ落とします。

まとめて落ちたらやり直しで、一本落ちるまでやり直します。

ドイステープ寺院のおみくじ
ドイステープ寺院のおみくじ

落ちた棒と同じ番号の紙を探します。

禁止されている服装

お寺はタイ人にとって幸せや心の安静を求めたり、徳を積む場所でもありますので、露出度の高い服装での参拝を禁止しています。

具体的には以下のような服装です。

  • ワイドネック
  • ストラップレス
  • ランクトップ
  • クロップトップ
  • ショートパンツ
  • ミニスカート
  • ローライズ

*履物は脱がないと参拝できないのでサンダルでも大丈夫です。ただし、306段の階段があることをお忘れなく。

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