チェンマイは迷路のような細い路地がおおく、しかも一方通行だらけ。
そのため、交通事故を減らすための「待ち伏せ取締り」が毎日おこなわれています。
そこで本記事ではチェンマイでレンタルバイクやレンタカーを運転される方に向けて
- チェンマイの交通違反取締り場所
- チェンマイで交通違反時の反則金と納付方法
- チェンマイのローカル交通ルール
についてくわしく解説します。
タイで有効な運転免許証については、【タイのレンタルバイク】日本の国際免許はタイで無免許扱い!?で確認してください。
【チェンマイ検問MAP】交通違反取締り場所
チェンマイの交通違反取り締まりは、日替わりで4〜5箇所同時に行われます。
取り締まり時間は10:00〜17:00(土日は9:00〜)
*年末やハイシーズンはとくに強化されます。
- 赤色|取り締まり頻度が多い(週3以上)
- 黄色|取り締まり頻度が少ない(週1程度)
- 紫色|進入禁止
- 青色|飲酒検問
チェンマイの罰金納付場所
反則金の支払いは取り締まりを受けた場所で納付できます。
(警察官にムカついて)その場で納付したくない方は、メー・ピン郵便局の隣にあるチェンマイ県地方警察交通センター (交通警察署)か、ワットプラシンのチェンマイ警察署で納付します。
チェンマイ交通警察署
チェンマイ警察署
反則金の納付場所と方法
入り口で番号札をとります。
番号を呼ばれたら係のところに行って反則金を納め書類にサインをして終了です。
免許証を預けた方は、となりの窓口で免許証を返却してもらいます。
警察に免許が届くのは預けてから1時間後です。
チェンマイは監視カメラでも交通違反取締り
チェンマイ市内は監視カメラでも交通違反の取締りをするようになったので、進入禁止やノーヘルなどの違反をすると、バイク所有者の住所に反則金納付の手紙が届きます。
反則金は運転手または所有者が交通警察まで出頭して納付するか銀行・郵便局で支払います。
反則金を払わないと自賠責保険(強制保険)の更新ができません。
「旅行者が反則金を払わずに帰国したらどうなるか?」
と警察官に質問してみたら、レンタルバイク屋に請求するとのことでした。
レンタルバイク屋がパスポートを照会して旅行者に請求するかは不明ですが、めんどうなことになるのでヘルメットは必ずかぶりましょう。
チェンマイ独自の交通ルール
交通違反や事故を未然に防ぐために、チェンマイ独自のローカル交通ルールも知っておきましょう。
取り締まりは1回だけ
チェンマイで交通違反を犯して違反切符を切られても、日本の運転免許証は減点されません。
しかも取り締まり2回目以降は違反切符を見せれば罰金が免除されるチェンマイ独自のローカル交通ルールがあります。(有効期限10日間)
「なんだぁ罰金だけですむんだ」と思った方も少なくないはず。
ですが、チェンマイはタイで一番交通事故が多い県ですので運転される方は注意してください。
旧市街の右まわり左まわり
チェンマイの旧市街(チェンマイ市街地中心部において四方をお掘りと城壁に囲まれたエリア)の外側が時計周り、内側が反時計周りの一方通行になっています。
曲がりたい場所を行き過ぎて逆走しているツーリストを良く見かけます。
路上駐車違反にならない日
レンタルバイクは基本的にどこでも自由に駐車出来ます。
駐車禁止エリアは、 路肩の縁石に赤白・黒白・黄白のペンキが塗ってある場所、またはポールが立っている場所です。
また、ニマンヘミンに路上駐車される方は、偶数日が道路の右側端、奇数日が道路の左側端と、日付によって路上駐車できる場所が(道路の右端か左端)変わります。
*わからない場合はバイクを駐車する付近の店員さんに聞いてみてください。
信号が赤でも左折OK
チェンマイでは直進する信号が赤でも左折はOKなので、交差点の左車線をあけておく必要があります。
左折する方は出会い頭の事故に注意してください。
チェンマイで運転される方は、タイの交通ルールとタイ人の運転特性を知って交通事故を防ぐもぜひ読んでおいてください。