
タイで有名な芸術家チャルーンチャイ・コーシピパット氏が天国と地獄をモチーフにした真っ白なお寺、
ワット・ロンクン(通称:ホワイトテンプル)。
タイの伝統的なお寺とは異なる装飾で知られチェンライを代表する観光名所となっています。
この記事では、チェンライの白い寺(ワット・ロンクン)の行き方と見どころをご紹介します。
ワット・ロンクンへの交通手段別アクセス
ワットロンクン(ホワイトテンプル)はチェンライ市街からチェンマイ方向へ13km。
チェンライバスターミナルから以下の乗り物が利用できます。
乗り物種類 | 運賃 |
ホワイトテンプル直行バス | 20バーツ |
青いソンテウ | 20バーツ(HONDAの交差点) |
青い路線バス | 20バーツ(HONDAの交差点) |
トゥクトゥク | 100バーツ〜200バーツ |
タクシー | 200バーツ〜300バーツ |
チェンマイからツアー | 2000バーツ〜2500バーツ |
ホワイトテンプル直行バス
ホワイトテンプル行きバスは、ナイトバザールが開催されるチェンラーイバスターミナル1の1番のりばから発車します。

ワット・ロンクン直行バスには、車体の横と後ろに「WHITE TEMPLE」と書いてあるのですぐにわかります。
- 運賃は片道20バーツ。
- 運行時間は30分〜60分間隔(シーズンによる)
メーカチャン行き青い路線バス

チェンラーイバスターミナル1の8番のりばにとまっているメーカチャン行きバスもワット・ロンクンの前を通ります。
乗車したら車掌にホワイトテンプルで降りることを伝えてください。
- 運賃は20B
- 6:15〜17:50まで概ね30分おきに運行しています。
青いソンテウ

チェンラーイバスターミナル1に停車またはチェンライ市内を走っている青いソンテウがホワイトテンプルの前(パポンヨーティン通り)を通過します。
タイの乗り物は日本と違い、運行ルート上であればどこでも乗り降りすることができますので、ホワイトテンプル前で降ろしてもらいましょう。
運転は20Bです。
乗りる場所はホワイトテンプル前のHONDAを目印にしてください。
帰りのバス乗り場

ワットロイクンを出て、大きい幹線道路(パホンヨーティン通リ)まで歩いていくと、道路の右側(バンコク方向)に、少しわかりずらい小さなバス停があります。
帰りは、行き先がバスステーションと決まっていますので、ソンテウまたは路線バスどの乗り物に乗っても大丈夫です。
運賃は20バーツ。
トゥクトゥク

チェンライのバスターミナル 1で客待ちしているトゥクトゥクの相場は、ホワイトテンプルまで片道100バーツ〜200バーツです。
タクシー

チェンライのバスターミナル1で客待ちしているタクシーの相場は、ホワイトテンプルまで片道200バーツです。
ホテルにタクシーを呼びたい方はコールセンター(053-60162)を利用してください。
タクシーやトゥクトゥクをチャーターされる方は、すぐ近くのシンハーパークと一緒にまわるのが定番コースになっています。
ホテルでピックアップ→ホワイトテンプル→シンハーパークの観光コースは500バーツが相場です。
ツアーを利用する
チェンマイから行く方は、クルックのチェンマイ発ホワイトテンプル日帰りツアーも検討してみましょう。
ツアーの内容は以下のとおりです。
チェンマイから1時間、ドライブインに併設された温泉。
温泉たまごと足湯で小休憩。
チェンライ出身の世界的芸術家が手がけたミュージアム。
東京ドーム3個分の広大な敷地には漆黒の建築物が36棟。
タイ・ラオス・ミャンマーの3カ国が国境を接する黄金の三角地帯。
国境の壮大な景観美を体感できる絶景スポット。
コイルを巻く風習で知られる首なが族(カレン族)の村。

チェンライのお寺だけをまわって欲しいという方は、チェンマイから送迎付きツアーもおすすめです。
(チェンマイ発)ホワイトテンプル→ブラックテンプル→ブルーテンプル 1日ツアー¥ 5,494
白い寺(ワット・ロンクン)の営業時間と入場料

名称 | ワット・ロンクン |
通称 | ホワイトテンプル |
タイ語 | วัดร่องขุ่น |
英語 | Wat Rong Khun |
営業時間 | 08時00分〜17時00分 *土日は30分延長 |
参拝料 | 50バーツ(外国人) |
連絡 | 082-026-9038 |
場所 | Googleマップでひらく |
アクセス | チェンライバスターミナル 1より直行バスで15分 |

昔は入場無料でしたが、2019年から外国人は50バーツの入場料を徴収されるようになりました。
ワット・ロンクンの見どころ

ワット・ロンクンは1997年に建設を開始、着工から24年が経過した現在もなお建設途中です。
コーシピパット氏は「自分が生きている間にはすべて完成しないだろう」と雑誌のインテビューで答えています。
地獄にかかる橋

順路にそって歩いていくと、現世で罪を犯した人々が責め苦を受けてる地獄に到着します。

橋の下から手を伸ばす餓鬼
善行になるかわかりませんが、行くたびに鉢にお金を入れています。

地獄には天国へと続く橋が架かっており、輪廻転生をあらわしています。

橋の入り口にはいかめしい顔をしてホワイトテンプルを守護している金剛力士像がいます。

橋には細やかな彫刻が施されているので、じっくりみたり写真を撮りたいところですが、
立ち止まらずに前に進むようアナウンスされます。
本堂(ウィハーン)

橋をわたりきると本堂(ウィハーン)に到着します。

本堂は天国をイメージしてつくられました。
白とシルバーはブッタの心に邪な気持ちが全くないことを表しているとのことです。
内部は撮影禁止になっているので写真はありません。
屋根付きの遊歩道

本堂を出ると遊歩道があります。

この遊歩道は天井が美しいので歩いていると気持ちがいいです。
伝説の珍獣(シーフーハーター)

さらに進んでいくと伝説の珍獣(シーフーハーター)に扮したコーシピパット氏に遭遇します。
シーフーハーターはチェンライが発祥といわれている耳が4つ目が5つある珍獣で、日本でいうところのヤマタノオロチ的存在です。
シーフーハーターが昔住んでいた場所と伝承がありお寺は、バスターミナルから20分です。
時間がある方は、お寺に祀られているインパクト絶大な石像も見に行きましょう。
滝

ディズニーシーのアトラクションにありそうな滝は現在建設中でした。
顔出し看板

ガネーシャギャラリー

さらに奥に進んでいくと黄金の建物(ガネーシャギャラリー)があります。
建物内にはコーシピパット氏のガネーシャ作品が展示されていて、塔の中央には雲にのったガネーシャが祀ってあります。
館内は撮影禁止のため写真はありません。

トイレの前にはツタで繋がれている餓鬼がいます。
後ろにまわると黄金のうんちが…
絵馬

シルバーのインドボダイジュの葉に願いごとを書いて、ツリーに吊り下げます。
日本の絵馬みたいなものでしょうか。
ラーマ9世の肖像画

祈りの井戸

丸みを帯びたお堂の中には祈りの井戸があります。

自分の干支を申告して硬化を投げ入れます。今まで一度もハスの花の中に入ったことがありません。
黄金のトイレ


チャルーンチャイ・コーシピパット氏ギャラリー

お寺は今も増築中で、建設資金を捻出するために、敷地内のギャラリーではコーシピパット氏の作品が展示・販売されています。
*ギャラリー内は撮影禁止なので写真はありません。
チェンライの2大観光スポットの1つ青い寺への行き方はこちらの記事をご覧ください。