ガチ首長族の村!車と船を乗り継いで辿り着く世俗と離れたパダウン族




ガチ首長族の村!車と船を乗り継いで辿り着く世俗と離れたパダウン族

タイに存在する首長族の村の中で最も広大なメーホンソンのフアイプーケン村に行ってきたので報告します。

車と船を乗り継いで辿り着く、世俗と離れた首長族の村は驚きと感動の連続で一生の思い出になりました。

観光地化されていない場所を旅行するのが好きな方、首長族の子ども達と遊びたい方はこの記事を参考にぜひ行ってみてください。

首長族(パダウン族)とは

フアイプーケン村の首長族(パダウン族)

首長族のエキセントリックな風貌はテレビでもたびたび取り上げられるので、すでにご存知の方も多いかと思いますが、この記事で初めて知る方のために簡単に説明しておきます。

首長族とは首に金色の真鍮リングを巻くという独特の風習を持つ少数民族です。

ミャンマーとタイ北部の国境付近で暮らしていて、ミャンマーではカヤン、タイではカリアン・コー・ヤーオと呼ばれています。

首長族イコールカレン族というイメージが強いですが、首輪をつけるのはカレン族の一支系であるパダウン族の女性のみで、伝統的には、パダウン族の純粋な血(他の部族と結婚した場合はNG)を受け継ぎ且つ、満月の日の水曜日に生まれた女の子だけです。

5歳から9歳になると儀式の日にシャーマンにより首に真鍮リングが巻かれ、歳を重ねるごとに徐々に増やされていきます。

昔は首輪を拒否すると部族追放になったそうですが、現在は親が首輪をつけるかどうかを決めたり、幼少期に首輪を巻かれても思春期になって外す子も少なくないそうです。

因みに、ヤンゴン病院のジョン・グレイ医師が首長族の首をレントゲン撮影したところ、実際は首が伸びていないことがわかりました。5歳から徐々に真鍮リングが増えて行く過程で鎖骨と軟骨が胸のほうへ押し込められてしまい、その結果、首が伸びたように見えるだけとのことです。

首長族の村へ行く船乗り場

フアイプーケン村へは車と船を乗り継いで行きます。

船は渡し船とロングテールボートの2種類あり、どちらに乗るかによって船乗り場は変わります。

渡し船乗り場

渡し船の場合は、パーイ川と平行して走る国道3018号線でフアイプーケン村の対岸まで行き、そこから渡し船で川幅15メートルのパーイ川を横切ります。

船代:20バーツ 入村料:200バーツ *外国人一人でも渡れるか(ガイド同行の義務があるかどうか)は不明

渡し船に乗る時間は1分程度なので、ロングテールボートに乗りたくない方向けです。メーホンソーン市街地のツアー会社の相場はガイド付きで1000バーツ〜1500バーツです。

ロングテールボート乗り場

ロングテールボートで行く場合は、メーホンソーン中心部から南に8km(車で20分)の船乗り場まで行き、そこからロングテールボートに乗って村までパーイ川を下って行きます。

船に乗っている時間は30分〜40分ですが、大自然を全身で味わうことのできるので、個人的にはロングテールボートの方が断然おすすめです。

代理店を通して頼む方は、どちらの乗り場か確認しましょう。

フアイプーケン村へ行くロングボートボート乗り場
ロングボートボート乗り場

きちんとした駐車場があるので、長時間車やバイクを停めても安心です。

受付のおばさん

ボートを手配してくれる窓口はゲートの左手にあります。

タイ人:600バーツ・外国人:800バーツ  *入村料含む

村での滞在時間時は特に決まっていないので好きなだけ居て良いと言われました。

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安全のため、ライフジャケットを着用して船乗り場へ。

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船頭さん

こちらの8人乗りボートに乗り込みます。

船頭さんがござを敷いてくれました。

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ガイドのおじいちゃん
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船頭さん

係留していた船を陸から離し、驚きが詰まった首長族が暮らす秘境へといざ出発です!

川沿いの景色

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パーイ川を35分下って行きます。*上り(帰りは40分)

周囲は秘境という言葉がしっくりくるほどダイナミックな景色が続き、一生の思い出になりました。

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ボートのモーターの音にびっくりして草むらから鳥が飛び立ちます。

カワセミでしょうか、キラキラ輝く小さい鳥もいました。

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村に到着です!

35分でしたがあっという間に感じました。また乗りたいです!

筆者は行きませんでしたが、ここからミャンマー国境まで船で10分弱、

昔は近くに国境警備がありましたが現在は無くなり、頻繁に行き来きする人もいるそうです。

首長族の村の様子

首長族の村(フアイプーケン村)の地図
村の地図

今回筆者が訪れたフアイプーケン村には33年前にミャンマーのカヤー州(旧カレンニー州)から移住してきた50世帯300人ほどのカレン族の人々が暮らして、観光収入をベース(4割)に工芸品、手芸品、農業などで生計を立てています。

カヤー州はミャンマー中東部に位置する行政区画で、北はシャン州,南はカレン州,東はメーホンソンと国境を接しています。第2次大戦前はカレンニー州という名称でした。民族浄化活動を行なっているミャンマー政府軍と独立を目指しているカレンニー軍との間で銃撃戦が頻繁に起こっています。

首長族の村(フアイプーケン村)の船着場でたむろしている村人
船着場でたむろしている村人

ガイドのおじいさんと船頭さんは船着場で待っているので、あとはご自由にどうぞとのことです。

お土産売り場

首長族の村(フアイプーケン村)のお土産売り場

村の入り口から突き当たりの広場まで20軒ほど長屋の高床式住居があり、家の軒先のスペースで織物、木製人形、宝飾品などを販売しています。

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こちらの女性は両手首と両膝下にも真鍮リングを巻いていました。

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木彫りの首長族(一体100バーツ〜150バーツ)
木彫りの首長族(一体100バーツ〜150バーツ)

軒先で織物、木製人形、宝飾品などを販売しています。

居住区

川沿いに建つ高床式住居
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長屋の高床式住居
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居住区

お土産スペースの奥が居住区になっていて、のぞくとご飯を食べていたり、ゴロゴロしていたりしました。

家にあがっても良さそうな雰囲気でしたが、なんとなく気が引けたので、家の中の写真はあまりありません。

首長族の村のトイレ
トイレ

トイレはポットントイレでした。こちらの家のトイレは川沿いに設けられていたので、そのまま川に落下するかは不明です。かなり、臭いが厳しかったです。

首長族の村の台所
台所

台所は薪を燃やすスタイルでした。

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土間

土間に台所がある家もありました。

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とても生活感がありました。みなさん普通に生活しているので、当たり前ですけど。

ホームステイ受け入れ

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フアイプーケン村ではホームステイを受け入れているホストファミリーもあります。

メーホンソーンの旅行代理店に頼んだ場合、一泊二日ご飯付きで1500バーツ〜2000バーツが相場です。

自力の場合、200バーツ〜500バーツとのことでした。

カレン族の学校

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フアイプーケン村の学校

カレン族は文字を持たない民族なので子供たちはタイ語を勉強しています。

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職員室

精霊が宿る柱

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カレン族の人々はキリスト教、仏教、アミニズム(精霊・祖霊信仰)を信仰していて、祖霊を呼び出す儀礼や自分の魂を呼び戻す儀礼などの祭祀があるそうです。

首長族の村の精霊が宿る柱
精霊が宿る柱

太い柱が何本も立っています。

カレン族の子どもたち

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サッカー場の近くで子どもたちがバッタをとっていました。

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この村の子どもたちは表情が明るく、元気に走り回っている子が多かったです。

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日陰の無い炎天下で、暑くて、暑くて、筆者は20分見学するのがやっとでした。

首に巻いてあるリングは相当熱くなっていると思うんですけど。。。

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彼女たちが取ったバッタ

因みに、バッタは1匹しかとれませんでした。

まとめ

フアイプーケン村は手つかずの自然と人々の素朴さが残る村でノスタルジックに浸ることができました。

お菓子を買って行くことを忘れたのが本当に本当に後悔で、絶対にまた行きたいと思います。

人生の経験値をUPさせる旅を楽しみたい方にぜひおすすめです。

ただし、スマホの電波が届かず (DTAC)、電気もガスも水道も通っていないので、それなりの気構えが必要です。

動画にもまとめたので、興味がある方はぜひみてください。