ランプーン観光ガイド アクセスとおすすめ観光スポット20選

ランプーン観光ガイド アクセスとおすすめ観光スポット20選

観光地化されていない雰囲気が好き

タイの古都に魅力を感じる

という方に向けて、

ランプーンの観光スポットをご紹介します。

本記事では、タイ人観光客が必ず訪れるランプーン王道観光コースの他に、

市内の人気スポットと郊外のおすすめスポットも紹介しているので、モデルコースを参考に自由なアレンジでランプーン観光を楽しんでください。

ランプーン県へのアクセスはこちらの、チェンマイからランプーンの行き方!鉄道・ミニバン・ソンテウどれに乗るをご覧ください。




ランプーン観光の移動手段

ランプーンは小さな町なので有名寺院をまわるだけなら徒歩でも十分楽しめます。

観光スポットを複数まわるのなら、チェンマイで青いソンテオを貸切チャーターするのがオススメです。

チェンマイからランプーンの往復+ランプーンの観光スポット4〜5カ所で運賃300バーツ〜500バーツが相場です。

ワットプラタートハリプンチャイのツアー受付場所
営業時間9:30〜13:30
運賃は外国人100バーツ

ワットプラタートハリプンチャイからランプーン市内の観光スポットをぐるっと1周するトラムバスも出ています。

受付は正面門の左手で、運賃は100バーツです。

ランプーン王道観光モデルコース

まずは、タイ人観光客が必ず訪れる王道観光モデルコースをご紹介します。

  1. ワットプラタートハリプンチャイ
  2. 名物ドリンク店(チャオグアイ)
  3. ご当地グルメ(ラムヤイラーメン)
  4. OTOPランプーンお土産センター

こちらの4箇所は移動時間を含めて所要時間は60分〜90分程度です。

ワットプラタートハリプンチャイ

ワット・プラタートハリプンチャイの仏塔
ワット・プラタートハリプンチャイ

ワットプラタートハリプンチャイは市街地中心にあるランプーンの象徴ともいわれている寺院で、タイ王室より最上級の寺格が与えられています。

  • タイ北部で最も美しいと称されている黄金の仏塔
  • モン族のドヴァラバティ様式を踏襲したピラミッド型の尖塔
  • お釈迦様の遊行の証しとされる仏足石
  • 十二支の酉にあたる干支仏塔など

見どころ満載です。

お寺の正面が観光トラム乗り場、お寺の裏がチェンマイ行きミニバス乗り場になっています。

関連記事:ランプーンの象徴ワットプラタートハリプンチャイの行き方と見どころ

名物ドリンク(チャオグアイ)

その土地の名物グルメをつまみながらの観光は旅の醍醐味でもありますが、ワットプラタートハリプンチャイの前にはテレビでも度々取り上げられる有名ドリンク店があります。

このお店の一番人気チャオグアイは1杯40バーツ。

植物繊維たっぷりのヘルシー系スイーツで、黒い仙草ゼリーに黒糖やココナッツミルクをかけていただきます。

腸内環境を整える効果があるそうで特に女性に人気です。

名称チャオグアイムグダー
タイ語เฉาก๊วยมุกดา
営業時間9時00分~15時00分
場所Googleマップでひらく

ご当地グルメ「ラムヤイラーメン」

ランプーン県クワイティアオムートゥンラムヤイの店内

ラムヤイの産地として有名なランプーンのご当地グルメといえば「ラムヤイラーメン」です。

市内にはラムヤイラーメンのお店がたくさんありますが、せっかくなら町一番の老舗有名店「クワイティアオムートゥンラムヤイ」で食べましょう。

醤油ベースに入っているラムヤイの果実

醤油ベースのスープにラムヤイが入っていて、豚スペアリブのうま味とフルーティーな甘みが絶品です。

クワイティアオムートゥンラムヤイについて詳しくは. . .

>>>ランプーン名物グルメ「ラムヤイラーメン」が絶品のお店

OTOPランプーンお土産センター

OTOPランプーンお土産センターの入り口
OTOPランプーンお土産センター

ワット・プラタート・ハリプンチャイの向かい側にはランプーンの特産品が集結したお土産センターがあります。

OTOPランプーンお土産センターに並ぶお土産店

建物の中はランプーンの特産品や名産品がずらっと並んでいます。

名称Kua Mung Tha Sing
営業時間8時00分~18時00分
場所ハリプンチャイの正面

プラクルアン(タイのお守り)

ワット・マハーマンに併設しているプラクルアン専門店

プラクルアン(タイのお守り)が欲しい方は、お守り愛好家に人気のお寺ワット・マハーマンにプラクルアン(お守り)専門店が併設しています。

プラロートと呼ばれるプラクルアン。もちろんレプリカ
プラクルアン(プラロートのレプリカ)

実際に手にしてみると可愛くて愛着がわきます!

ランプーンお寺巡り

ランプーン県はラーンナー王国が建国される以前に、モン族のハリプンチャイ王国の都として栄えていた古都で、市内にはハリプンチャイとラーンナーの影響を受けた寺院や建築物がたくさんあります。

チャーマテーウィ女王の遺骨が安置されているビラミッド型の尖塔(ワット・チャーマテーウィー)
ワット・チャーマテーウィー
チャーマテーウィ女王の遺骨が安置されているビラミッド型の尖塔(左)と本堂(右)
ワット・サンパーヤーンルアン
ワット・サンパーヤーンルアン
幻想的な本堂はタイで5本の指に入る美しさ

市内でワットプラタートハリプンチャイの他におすすめの寺院は、初代ハリプンチャイ王国の統治者チャーマテーウィ女王の遺骨が安置されている「ワット・チャーマテーウィー」とランナー地域で最初に建てられた仏教寺院「ワット・サンパーヤーンルアン」です。

ワット プラプッタバート パーナームの巨大涅槃仏
ワット プラプッタバート パーナーム
穏やかな表情で横たわるビルマ様式の巨大涅槃仏
ワット プラ プッタバート ホゥアイトムの巨大パゴダ
ワット プラ プッタバート ホゥアイトム
カレン族の集落にそびえ立つ黄金のパゴダ

郊外でおすすめの寺院は、展望台からはランプーンの山々や田園風景が一望できる「ワット プラプッタバート パーナーム」とカレン族の集落にそびえ立つ黄金のパゴダ「ワット プラ プッタバート ホゥアイトム」です。

他にも魅力的な寺院がたくさんありますので、こちらのランプーンのお寺12選 有名寺院から隠れた名刹までを参考にお寺巡りを楽しんでください。

ランプーンのシンボル・モニュメント

チャーマテーウィ女王碑

ランプーンのチャーマテーウィ女王碑

ランプーンはその昔、モン族の女王チャーマテーウィが築いたハリプンチャイ王国の都として栄えていました。

お堀の南西の広場にはチャーマテーウィ女王像が祀られており、今でも伝説の女王として地元の人たちに愛されています。

チャームテーウィー像を参拝するタイ人
熱心に参拝する人が多く訪れたくさんの花が手向けられています

チャーマテーウィ女王碑はワットプラタートハリプンチャイからチェンマイーランプーン街道をチェンマイと反対の方向に10分ほど歩いた右手にあります。

チャーマテーウィーが戦の時に乗ったぞうの像
魔力を持つ象

記念碑の左奥には女王が戦の時に乗っていた魔力を持つ象も祀られています。

緑色の牙には不思議な力が宿っていて、牙を向けられた敵は力が弱まったそうです。

象の牙はのちほど紹介するクゥーチャーンクゥーマーの塔に安置されています。

名称チャーマテーウィ女王碑
タイ語อนุสาวรีย์พระนางจามเทวี
営業24 時間営業
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ランプーンの氏神柱(ラックムアン)

ランプーンの氏神柱(ラックムアン)

タイ各地にその土地を守る神を祀った柱(ラックムアン)があります。

ランパーンを守る神を祀った柱はチェンマイ〜ランパーン街道(通称ゴム街道)沿いにあります。

名称ラックムアンチェンマイ-ランプーン
タイ語ศาลเจ้าหลักเมืองเชียงใหม่-ลำพูน
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クーチャーン クーマーの塔(霊験あらたかなパワースポット)

ランパーンのクゥーチャーンクゥーマーの仏塔

クゥーチャーンクゥーマーには市街から北東に2km離れた場所にあります。

ハリプンチャイ王国の女王チャーマテーウィが戦の時にのっていた象を安置するために建てられた仏塔です。

象の牙には魔力が宿っていて、象に牙を向けられた敵は力が弱まったそうです。

ランプーンで一番霊験あらたかなパワースポットとされていて、市街地中心部から離れているにもかかわらず多くの参拝客でにぎわっています。

名称クーチャーン クーマー
タイ語กู่ช้าง กู่ม้า
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サームクルーバー記念碑

サームクルーバー記念碑
サームクルーバー記念碑

国道106号線沿いのリー市場の隣りに建つクルバーシーウィチャイ師の記念碑です。

5つのシルバーの釣鐘と3体の仏像が祀られています。

名称サームクルーバー記念碑
タイ語อนุสาวรีย์สามครูบา
英語Three Kruba Monument
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ターチョムプー橋(ホワイトブリッジ)

ターチョムプー橋(ホワイトブリッジ)で記念写真を撮る若者たち
ターチョムプー橋(ホワイトブリッジ)

「ターチョムプー橋」は、ランプーンの観光名所の1つで、「ホワイトブリッジ」として広く知られています。建設は1918年に始まり、1920年に完成しました。

西洋建築様式で白く塗られたアーチ形の橋は、「橋の上で記念写真を撮ったり」「散策を楽しんだり」若い世代に人気です。

ターチョムプー橋のしたを流れるメーター川
橋の下を流れるメーター川

橋のふもとには小さなお土産屋さんやカフェが点在しているので休憩しながら周囲の景色を楽しめます。

チェンマイからプチドライブにちょうどいい距離です。

名称ターチョムプー橋
タイ語สะพานขาวทาชมภู
営業24時間
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国立博物館・記念館

ハリプンチャイ国立博物館

ハリプンチャイ国立博物館に展示されているドヴァーラヴァティー様式の塑像

博物館2階の主展示ホールにはドヴァーラヴァティー様式、ハリプンチャイ様式、ランナー様式の塑像(そぞう)、壺、彫刻、仏像などを粘土で型を抜き焼成した塼仏(せんぶつ)が展示されています。

ハリプンチャイ国立博物館1階の副展示ホールの石碑


博物館1階の副展示ホールには30余りの石碑が展示されており、石碑に刻まれていてるモーン語、ランナー語の碑文から文字の歴史をたどれます。

ランプーン博物館

ランプーン博物館の展示物の古い日用品

ランプーン博物館ではランプーンの昔の人の暮らしぶりやまちの歴史などを示す資料が展示してあります。

年配の方は昔の日本をみるようで懐かしい気持ちになれます。

関連記事:ハリプンチャイ国立博物館とランプーン博物館の場所と営業時間

クルーバーシー ウィチャイ記念館(ワット・チャーマテーウィー)

ワット・チャーマテーウィーに併設しているクルーバーシー ウィチャイ記念館内部の写真

クルーバーシー ウィチャイ師が病気で療養されたワット・チャーマテーウィーには同師の記念館が併設されています。

クルーバーシー ウィチャイ博物館(ワット バーンパーン)

クルーバーシー ウィチャイ博物館(ワット バーンパーン)の入り口

クルーバーシー ウィチャイ師が住職を務められたワット バーンパーンには立派な博物館が併設されています。

クルーバーシー ウィチャイ博物館(ワット バーンパーン)内部の展示物

ランプーンでトレッキングを楽しむ

標高タイ国鉄No1のクンターン駅

クンターン駅北側にあるタイ最長トンネルの入り口
クンターン駅 標高(578m)

ランプーンにはタイ国鉄の駅の中で、標高とトンネル長さで一番のクンターン駅があります。

タイの鉄道は、普通に線路に降りることができるので、インスタ映えする写真もたくさん撮れます。

また、クンターン駅は国立公園の入り口にもなっていてトレッキングが楽めます。

関連記事:タイ国鉄最最高峰のクンターン駅でトレッキングを楽しむ

1749段の石段の上にある聖泉

ドイ・カモーの聖水の入り口

ドイ・カモーの聖水は、ランプーン市街から西に20km(車で40分)離れたカモー山の山頂にあります。

チェンマイからだと車で50分です。

ドイ・カモーの聖水は、タイ全土に点在する聖水の1つとされ、タイ王室の戴冠式の儀式にも使用されます。

カモー山へと続く1749段の石段

1749段の石段を上るのでかなりキツイですが、石段を上がるごとに空気感が変わるパワースポットですので、トレッキングが好きな方はぜひ行ってみてください。

ドイ・カモーについて詳しくは. . .

>>>ランプーンのドイ・カモー 1749段の石段の上にある聖泉

ランプーン市場

ノーンドーク生鮮市場

ランプーン県のノーンドーク生鮮市場

ノーンドーク生鮮市場は生鮮食品から衣類や日用品に至るまであらゆるものが売られているローカル市場です。

外国人観光客が誰もいないローカルな雰囲気を楽しむことができますよ!

ローカルフードの屋台もたくさん出ていますので、ご当地グルメを片手に市場探索しましょう。

ランプーンサンデーマーケットのココやしジュース屋台

その場で皮を剥いでくれる、フレッシュなヤシの実ジュースも飲めますよ!

名称ノーンドーク生鮮市場
タイ語ตลาดสดหนองดอก
営業時間24時間
場所Googleマップでひらく

トールン市場

ランプーン県トールン市場で一番有名な豚フライ屋台

トーンとはタイ語で夜という意味で、夕方になるとチャーマテーウィ女王碑横の広場に食べ物屋台が立ち並びます。

屋根が付いているので雨が降っても大丈夫です。

なかでも、豚フライの屋台(จ่าเหลา หมูทอด)はとても有名でオープンから常に行列が絶えません。

ムートートと呼ばれるタイの豚フライ

他店の比べると、一切れが非常に大きくて食べ応えがあります。

ビールに良く合うので、酒好きの筆者はわざわざチェンマイから買いに行くこともあります!

  • 豚フライ:40バーツ・200バーツ
  • ナムプリック:10バーツ
名称タラートトールン
タイ語ตลาดโต้รุ่งลำพูน
営業時間17時00分〜
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リー市場

リー市場

リー郡の国道106号線沿いにあります。

とても大きなな市場で生鮮食品から日用品に至るまであらゆるものが売っていて、ラーメン屋や食堂なども入っています。

名称リー市場
タイ語ตลาดอำเภอลี้
営業時間6時30分~19時30分
地図Googleマップでひらく

インスタ映えバッチリ!テラコッタガーデン

最後に紹介するのはランプーン市街地から西に6km、車で10分の場所にある「テラコッタガーデン」です。

緑豊かな園内で個性的なテラコッタ(素焼きの塑像)をみることやインスタ映えする写真が撮れます。

入場無料ですので、車やバイクの方でランプーンを観光される方はマストな観光スポットです。

ランプーン県テラコッタガーデン

園内のあちこちに個性的なデザインのテラコッタ(素焼きの塑像)が並んでいて、どこで写真を撮っても絵になります。

テラコッタガーデンのカフェの店内

ガーデンにはレストランや休憩ベンチなども併設されています。

ヨーロッパの邸宅のようなゴージャスな内装で、高級感あふれるおしゃれな雰囲気が漂っています。

高級感漂うレストランですが、メニューは一品300円〜500円と日本では考えられないほどリーズナブルな価格設定です。

詳細記事>>>ランプーンのテラコッタガーデンの場所とアクセス方法




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