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ナコンパノムにはタイで唯一、月曜日から日曜日までの「曜日仏塔」が８塔あり、ナコンパノムを訪れるタイ人が必ずといっていいほど参拝するパワースポットになっています。

筆者は車で２泊３日かけて８塔すべてまわりましたが、どの仏塔も力強く美しいフォルムで見ごたえがありました。

干支仏塔や曜日仏像は他県にもありますが、曜日仏塔があるのはタイで（おそらく世界でも）ナコンパノムだけなので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

徒歩での移動は無理なのでナコンパノムバスターミナルでタクシーをチャーターまたは、ナコンパノム空港のレンタカーを利用してください。

ナコンパノムの曜日仏塔一覧（８塔）

ワット・プラタートパノム【日曜日生まれの守護仏塔】

日曜日生まれの守護仏塔であるワット・プラタートパノムは、市内中心部から50kmメコン川沿いに下ったタートパノム郡にあります。

境内にそびえ立つ仏舎利塔「プラタートパノム」は、イーサン地方最大の聖地としてタイのみならずラオスの仏教徒からも厚く信仰されています。

伝説ではシーコートラブーン王国が栄えていた７世紀〜８世紀ごろ、マハーカッサパ（釈迦の十大弟子の一人）が仏舎利塔を建て、釈迦の胸骨をおさめたといわれています。

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【ワット・プラタートパノム】仏教徒が訪れたいイーサン最大の聖地

多くの仏教寺院があるナコンパノムの中でもひときわ存在感を放つ「ワット・プラタートパノム」。 お釈迦さまが一番弟子のアーナンダとともにここを訪れたという伝説が残されていることから、信仰心のあつい仏教徒から一生に一度は訪れたいイーサン最大の聖地とあがめられています。 タイ語：งานนมัสการพระธาตุพนม日本語：ガーンナマサカーンプラタートパノム毎年陰暦の3月に９日間開催される伝統行事 毎年マーカブッチャー（万仏祭）の前後９日間開催される「プラタート・パノム祭」には、タイ各地やメコン川をはさんだ対岸のラオスから数万人の巡礼者や参拝客がワット・プラタートパノムを訪れます。 本記事では、ワッ…

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ワット・プラタート・レヌー【月曜日生まれの守護仏塔】

月曜日生まれの守護仏塔であるワット・プラタート・レヌーは市内中心部より48km離れたレーヌーナコン村にあります。

可愛らしいピンクの仏塔は外国人観光客のあいだでも比較的有名です。

高さ35m幅8.37mの仏塔は1917年〜1963年ごろにプラタート・パノムを模して建てられました。

仏塔の内部には三蔵（黄金の仏像・銀の仏像・歴代領主の宝物）がおさめられています。

ワット・プラタート シークン【火曜日生まれの守護仏塔】

火曜日生まれの守護仏塔であるワット・プラタート シークンは市内中心部から64km離れたナーゲー郡にあります。

仏塔は1807年に村に移住したラーオ族が偶然発見。

当時は小さなものでしたが1918年から1940年におこなわれた修復により24mになりました。

きらびやかな仏塔の前でゴロンと横たわる２体の涅槃像(ねはんぞう)が印象的です。

ワット・タート マハーチャイ【水曜日午前生まれの守護仏塔】

水曜日（午前生まれ）の守護仏塔であるワット・タート マハーチャイは市内中心部から40km離れたマハーチャイ村にあります。

八角形の釣鐘型の仏塔は高さ37m、1952年に建てられました。

仏塔内部には仏舎利が納められています。

ワット・モルック コナコン【水曜日午後生まれの守護仏塔】

水曜日（午後生まれ）の守護仏塔であるワット・モルック・コナコンは、市内中心部から36km離れたドンナンホン郡にあります。

高さ50.9mの仏塔は1993年にラーマ9世の即位50年を記念して建てられました。

８塔の曜日仏塔の中で唯一、仏塔内部に入ることができます。

天井からはジャンデリア、壁にはきらびやかな装飾が施されています

仏塔内部の様子はこちら

ナコンパノムのプミポン国王即位50周年記念塔

ナコンパノムにあるプミポン国王(ラーマ9世)の即位50年を記念して建てられた仏塔、ワット・モルック・コナコンをご紹介します。 外国人観光客にはあまり知られていませんが、とても見応えがある仏塔ですので、ナコンパノムに行く機会がある方はぜひ訪れてみてほしいです。 ＊ナコンパノムには月曜日から日曜日まで各誕生日に対応した曜日仏塔が８塔あり、ワット・モルック・コナコンは水曜日（午後）に対応した仏塔です。 水曜日生まれの方が参拝するとより一層のご利益があるといわれています。 ワット・モルック・コナコン　行き方 ナコンパノムのシンボル、ナーガ像から車で30分ほどです。 レンタカーの方は、メコン川に沿って南…

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ワット タート プラシット【木曜日生まれの守護仏塔】

木曜日生まれの守護仏塔であるワット タート プラシットは、市街中心部から95km離れたナワー郡にあります。

建立時期ははっきりせず、発見されたときは廃寺でした。

寺院は（かつてラオスに存在した）ラーンサーン王国のセーターティラート王によって修復されました。

高さ24.52mの仏塔は、ビエンチャンのジェーディーワット シーブンルアンに形が似てることから同時期に建てられたものだと考えられています。

1972年11月13日月曜日にはプミポン国王が訪れました。

ワット・プラタート ター ウテーン【金曜日生まれの守護仏塔】

金曜日生まれの守護仏塔であるワット・プラタート ター ウテーンは、市内中心部より33km離れたターウテーン村にあります。

高さ約66mの仏塔（プラタート ター ウテーン）は、1911年にシータット僧によって建てられ、内部にはヤンゴンからもたらされた仏舎利が納められています。

タイでは珍しい、ヨーロッパの古い教会や聖堂によくみられるゴシック調の美しい仏塔です。

1998年にタイ王国文化省芸術局により重要史跡として登録されています。

仏塔は３段に分かれており、1段目には仏像や貴重なものが納められ、側面にはブッタの物語が描かれています。

寺院の前にはメコン川が流れていてのどかな風景に癒やされます。

筆者の誕生日ということもありますが、個人的に一番美しい仏塔でした。

プラタート・ナコン【土曜日生まれの守護仏塔】

土曜日生まれの守護仏塔であるプラタート・ナコンは、市内中心部から徒歩10分の場所にあります。

８塔の曜日仏塔の中で唯一徒歩で行けます。

ナーガー像から３分です。

失礼を承知でいうと少し張りぼて感があります…。

タイ・ベトナム・ラオスの多様な民族文化と伝統がまざりあった「ナコンパノムのおすすめ観光スポット」は、こちらの記事にまとめています。

詳しくはこちら

ナコンパノム観光ガイド：行き方とおすすめ観光スポット

タイ語で山の都を意味する「ナコンパノム」。 その名のとおり、メコン川を挟んだ対岸にはラオスの雄大な山々がひろがっています。 対岸のターケークにはタイとラオスを結ぶメコン第３の友好橋がかかっており、交易がおこなわれているほか、外国人旅行者でも陸路で国境を越えることができます。 またラオスのみならずベトナムからの移民もおおく、街の中心にはベトナム系住民が建てた時計台、南のはずれにはベトナム独立の父「ホーチミンが隠れ住んだ村」などがあり、タイ・ベトナム・ラオスの多様な民族文化と伝統がまざりあった独特の雰囲気が感じられます。 本記事ではありきたりのタイ旅行では物足りない人に向けて、ナコンパノムへの行き…

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