チェンマイ|レンタルバイクの検問対策とローカル交通ルール【旅行者向け】

チェンマイは細い路地と一方通行が多く、時間帯によって複数箇所で検問が実施されます。

この記事では、レンタルバイク利用する旅行者向けによくある検問の場所、違反時の納付手順、そしてローカル交通ルールの要点をまとめました。

免許の要件は先にこちらを確認してください → タイのレンタルバイク|必要な免許と注意点

取締り場所(検問の出やすい地点)

要点
・旧市街のお堀沿いは一方通行や右左折規制が多く、検問が置かれやすい傾向です。
・幹線の合流点/大きな交差点の手前・直後/橋のたもと/動物園周辺は実施が多め。
・実施場所は日替わりで変動します。
・取り締まり時間はおおむね 10:00〜17:00(土日は9:00〜開始のことあり)。
・年末などハイシーズンは強化される傾向があります。

検問の位置を地図で確認(任意表示)

※位置は目安です。実施場所・時間は日替わりのため、現地の標識と係員の指示を優先してください。 Googleマップで開く

検問回避

  • 停められたら:合図に従って安全に停止。落ち着いて書類を提示し、指示に従いましょう。
  • 装備の基本:ヘルメットは同乗者も必須有効な免許とパスポート(または提示書類)を携帯。
  • 運転範囲:旧市街お堀の内側は置かれにくい傾向。
  • 運転時間:9:00前・17:00以降は実施が少なめ。

反則金の納付(旅行者向け)

2025年現在、旅行者はその場で反則金を支払って終了となる運用が一般的です。タイの免許証を預けて後日納付する方式は、主に在住者(タイ免許保持者)向けの運用です。

  • 支払い方法:取り締まり現場で現金精算が基本(小額紙幣があるとスムーズ)。
  • 切符の扱い:旅行者には切符が発行されないケースもあります。発行された場合は、内容と金額・期限を確認してください。
  • 領収書:受け取ったレシート/控えは必ず保管。以後の検問で提示を求められることがあります。

※金額・運用は地域や担当により変わる場合があります。現場の案内(切符の記載や係員の指示)を最優先してください。

監視カメラ取締り(旅行者向けの要点)

チェンマイ市内では、交差点や主要道路で監視カメラによる交通違反の取締りが行われています。進入禁止・信号無視・ノーヘルなどが対象で、違反通知は車両の所有者(レンタル店)に届くのが一般的です。

  • 旅行者の対応:現場で停車を求められた場合はその場で反則金を支払って終了となる運用が主流です(2025年現在)。
  • 後日通知の行き先:通知は所有者(レンタル店)宛に届くため、契約書に基づき請求される場合があります(店舗・契約によって運用は異なる)。
  • 未払いリスク:所有者側の手続き(保険更新等)に影響するため、レンタル店から連絡が来た際は指示に従いましょう。
  • 予防策:ヘルメット(同乗者も)・進入禁止と一方通行の標識遵守・信号停止の徹底が最善の対策です。

※通知・納付の手順や運用は時期・担当・店舗により変わることがあります。現地の掲示・係員の案内、レンタル契約の規約を優先してください。領収書や控えは必ず保管しましょう。

チェンマイのローカル交通ルール

在住10年・二輪&四輪ユーザーの視点で、チェンマイで気をつけたい現地ならではのポイントをまとめます。交通違反や事故を未然に防ぐため、出発前にサッと確認してください。

「取り締まりは1回だけ」のウワサについて

違反切符を提示すると一定期間内の重複取締りが軽減されるというウワサがあります。

このウワサは本当ですが、時期や担当で運用はことなるため、あくまで一例として認識してください。

日本の免許に減点は反映されませんが、チェンマイは事故が多い土地です。ヘルメット着用・標識遵守・無理をしないが最優先です。

旧市街は「外周=時計回り/内周=反時計回り」

お堀に囲まれた旧市街は外側が時計回り内側が反時計回りの一方通行が基本です。

曲がりたい場所を過ぎても逆走は厳禁。次の合法的な右左折ポイントまで回り込みましょう。

路上駐車の基礎(色ペイントと奇数・偶数ルール)

路上駐車は、縁石の色で禁止区間を判別します:赤白/黒白/黄白=駐車禁止。ポールが並ぶ場所も不可です。

ニマンヘミン周辺では偶数日=道路右端/奇数日=道路左端といった日替わりルールが運用される区間があります。迷ったら近くの店舗に一言確認すると確実です。

赤信号でも左折可(Left on Red)

直進が赤でも左折が許可される交差点があります。

左折車は歩行者・自転車・二輪の飛び出しに注意、直進車は左レーンをふさがない配慮を。

現場の標識が「禁止」を明示している場合は従ってください。

※各ルールの運用は地域・時期・担当で変わることがあります。必ず現地の標識・係員の指示を優先してください。

よくある質問(FAQ)

取り締まりで止められたら、どう対応すればいいですか?

合図に従い安全に停止し、落ち着いてパスポート有効な免許(国際免許+日本の免許など)を提示します。2025年現在は旅行者はその場で反則金を支払って終了となる運用が一般的です。レシートや控えは必ず保管してください。

旧市街を効率よく回るコツは?(一方通行が多くて不安)

外周=時計回り/内周=反時計回りが基本です。曲がり角を過ぎても逆走はせず、次の合法的な右左折ポイントまで回り込みましょう。地図アプリのレーン矢印と現地の標識・路面矢印を常に優先します。

路上駐車の可否はどう見分けますか?

縁石の色ペイントで判断します。赤白/黒白/黄白=駐車禁止。ポールが並ぶ場所も不可です。ニマン周辺は偶数日=右端/奇数日=左端の運用区間があるため、迷ったら近くの店舗に確認しましょう。

まとめ

チェンマイは本当に事故が多い土地です。

運転に不安がある方は、無理をせずに、チェンマイの移動手段まとめを参考に、E-bike/配車アプリ/ソンテウなどを上手に使い分けてください。

※DLT QR Licence(タイ免許のデジタル提示)はタイ免許保有者向け。旅行者(国際免許+母国免許)には不要です。

  • 最近投稿
  • 人気記事
  • ピックアップ
  • カテゴリー
  • グルメタグ