タイ王室より第3級サーマンの寺格が与えられている王室寺院「ワット・パーダーラーピロム」。
ブッダの歯が祀られているお堂(博物館)や仏足石を祀った仏塔など見どころ満載の寺院です。
寺院の裏手にはダーラーラッサミー王妃の遺品が展示してある「プラタムナック・ダーラーピロム博物館」もあるので、ぜひ一緒に観光してください。
ワット・パーダーラーピロム 行き方
チャーンプアック門から北に向かって伸びる107号線をメーリム方面に進み、メーリム市役所のT字路を左折、メーサ運河にかかる橋を渡ってすぐの路地を左折、道なりに進むと右手にあります。
バイクをレンタルする人は旧市街から一直線です。
ソンテウをチャーターしても往復300B〜500B程度です。
詳しくはこちらのチェンマイ郊外の移動手段(交通手段)で確認ください。
寺院の周辺にはタイガーキングダムやメーサーエレファントキャンプなど、人気アトラクション施設が密集いているので一緒にまわるのがおすすめです。
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ワット・パーダーラーピロム 営業時間
名称 | ワット・パー ダーラーピロム |
タイ語 | วัดป่าดาราภิรมย์ พระอารามหลวง |
英語 | Wat Pa Daraphirom |
営業時間 | 9時00分~17時00分 |
場所 | Googleマップでひらく |
参拝料 | 無料 |
タイで行脚の実践を広めた先駆者、アーチャン・マン・プーリタットーが巡礼でチェンマイを訪れた際、この場所(ダーラーラッサミー王妃の庭園脇の森)に止住し瞑想を行っていたそうです。
それを見た近所の村人たちが寺院や回廊などをつくり、その後、ダーラーラッサミー王妃の相続人であるラダカム・ナ・チェンマイがお寺の土地を寄進しました。
そのため、寺名には王妃の名にちなむ言葉が使われています。
アーチャン・マン・プリタトー高僧は、タイで行脚の実践と瞑想止観を広めた先駆者です。アーチャン・マンの弟子の一人がアーチャン・チャーで、タイの瞑想を世界に広め、20世紀を代表するタイ森林派の名僧といわれています。
ワット・パーダーラーピロムの見どころ
タイの獅子像は、日本でいう狛犬的な存在です。
門を通るとすぐ左手に本堂(プラウィハーンホーカムルアン)があります。
辺鄙なところにありますが、王室寺院ということもあり、タイ人参拝客はそこそこ多いです。*外国人観光客はほぼいません。
妻側にはゴージャスで繊細な装飾が施されています。
仏歯が祀られている祭壇は建物の2階なので階段を使って上がります。*少しわかりにくい構造になっています。
伝説によると、仏歯はナレースワン大王によって持ち込まれたそうです。