「ととのう」が流行語大賞にノミネートされるなど、空前のサウナブームにわく日本。
旅先(チェンマイ)でもサ活で「からだをととのえたい」という方に向けて、
薬草をたっぷり使ったハーブサウナを併設したお寺を紹介します。
チェンマイの薬草サウナ寺
チェンマイの「ワットトゥンルワン」は知る人ぞ知る薬草サウナのお寺です。
住職をつとめていたタンマチャイ師(1914〜1987)は、クルーバー・シーウィチャイ高層の弟子で、薬草療法やタイ北部の伝統医学に精通していました。
師の教えは現在も継承されていて、寺院の境内には独自配合の生薬、道路を隔てた向かいには薬草をたっぷりつかったバーブサウナが設置されています。
*礼拝堂の奥のガラスケースにはタンマチャイ師のミイラが安置されています。
ワット・トゥンルワンの場所
名称 | ワットトゥンルワン |
タイ語名 | วัดทุ่งหลวง |
サイト | FB |
連絡 | 081-595-1018 089-997-4207 |
営業日 | 薬草サウナ月曜日・木曜日・金曜日休み |
場所 | Googleマップでひらく |
ワットトゥンルワンはチェンマイ市街地から北に43km、車で1時間の場所にあります。
チェンマイ旧市街の北に位置する城門「チャーンプアック門」から国道107号線を北上、ソイ1の看板を目印にわき道に入ります。
107号線は市街地を抜けると交通量が少ない片側2車線なのでバイク初心者の方でも走りやすいです。
脇道に入ると砂埃がすごいのでバイクの方はマスクを忘れずに。
道なりに進むと左手に黄金の仏塔があります。
薬草サウナの様子
こちらの受付で施設使用料50バーツを支払います。(*月曜日・木曜日・金曜日休み)
厳密にいえば施設使用料ではなくてお布施なので50バーツ以上でも大丈夫です。タイ語が読める方は、説明パネルのとおり参拝してください。
腰布の貸し出しと共有バスタオル(トイレ兼シャワー室の脇に掛かっています)は一応ありますが、水着とバスタオルは用意して行った方がいいと思います。
貴重品を入れるロッカーがないので、バイクや車の中に保管して鍵だけ持ち歩くようにしましょう。
サウナ室は男女別々で、1番2番が男性用、3番4番が女性用です。
サウナ部屋の内部はタイル敷きで清潔感があり、両サイドがベンチシートになっていて3人づつ6人が座れるようになっています。
扉を開けると真っ白で何も見えなほど熱い蒸気が充満していて薬草特有の芳香がします。
室内の温度は40度〜50度。
ドライサウナのようにジリジリした熱は感じませんが、5分もたてば汗が吹き出してきます。
裏手にまわるとかまどに薪をくべて大鍋で薬草を蒸し、
その蒸気がパイプを通って小部屋の中に流し込まれている様子をみることができます。
約30分毎に薪がくべられ、かまどに薪が投入された直後は室内の温度が上がります。
サウナ内が急に熱くなるものローカルっぽくて良いですよ。
薪置き場の裏手が薬草の保管場所になっていて、野山で採った薬草を乾燥させています。
薬草サウナには8〜10種類の薬草が使われているとのことです。
トイレは男女別で4室、合計8室あります。
トイレに設置してあるシャワー。
サウナあがりの冷水シャワーが最高に気持ちいいです。
まとめ
チェンマイの薬草サウナ寺は地元の方々がとてもやさしく、ローカルな風情がとても心地良い場所です。
首長族の集落まで5分、メーテン象キャンプまで10分なので一緒にまわるのがおすすめです。
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