ランパーンのタナバディー陶器博物館で高品質なセラミック食器をゲット
チェンマイと言えばセラドン焼きが有名ですが、隣県のランパーンで製造されている鶏柄のセラミック食器も負けず劣らずの人気です。
本記事では鶏柄のセラミック食器の製造過程が見学できるタナバディー陶磁博物館をご紹介します。
併設されている直販店では高品質なセラミック食器が安くゲットできるので、焼き物が好きは方はぜひ行ってみてください。
名称 | タナバディー陶磁博物館 |
タイ語 | พิพิธภัณฑ์เซรามิคธนบดี |
英語 | Dhanabadee Ceramic Museum |
入館料 | 外国人100B *直販店無料 |
営業時間 | 9時00分~17時00分 |
場所 | Googleマップでひらく |
ランパーンの鶏柄食器とは

ランパーンのニワトリ柄食器とは、高品質のセラミックにランパーンのシンボルである鶏が絵付けされた「チャームガイ」と呼ばれるセラミック食器のことです。
手頃な価格と可愛いデザインがウケて、タイ国内で広く普及し一般家庭や食堂などで愛用されています。

タイの量販店では一皿20円〜40円、裏にブランドマーク刻まれたタナバディー製品は150円〜300円で購入できます。
ランパーンのシンボルは鶏
食器に描かれている鶏はランパーンのシンボルで、なんでも昔、お釈迦様がランパーンを訪れた際に、鶏が町の人を起こしてくれたおかげで無事にお釈迦様をお迎えできた。という伝説が基になっているそうです。

ランパーンの町を歩くとあちこちで鶏のモニュメントを見かけ、ほとんどの公共施設には鶏が描かれています。
ランパーンはタイ屈指の陶器産地

博物館の職員の話では、ランパーン県では上質の陶土(白色の粘土)が採取できるので、高品質のセラミックが製造でき、県内に大小合わせて約200の工場や工房が稼働しているとのことです。
ランパーンのタナバディー陶器博物館

タナバディー陶器博物館では、英語・タイ語・中国語のガイドさんが同行して約30分間館内を丁寧に案内してくれます。
12時00分〜13時00分までは閉館していていますが、直販店が併設しているので退屈しません。
ガイド同行の時間は以下の通りです。
- 9時00分
- 10時00分
- 11時00分
- 13時00分
- 14時00分
- 15時00分
- 16時00分
入館料はタイ人60B、外国人100Bです。


手びねりから絵付けや模様付けまで製品が出来上がるまでの行程が見学できます。





ゆうやくをつけて焼くとマッドな感じが無くなり、ツルツルのガラス質になります。


現在はガスかまどが使われています。

現在タナバディーの工場では4ブランドが製造されていて、世界各国に輸出されています。

タナバディーセラミック直販店



タナバディーのセラミック製品は食器の後ろに製造日とブランドロゴが記されています。


実際に手にしてみればわかると思いますが、量販店で売っている鳥柄食器とはつくりが全然違います。







風鈴


アウトレットコーナー


ワークショップ

カフェ

タナバディー陶器博物館への行き方
タナバディー陶器博物館はランパーンバスターミナルまたは国鉄ランパーン駅からソンテウで10分の場所にあります。
ソンテウのチャーターは100バーツが相場です。
チェンマイからランパーンへのアクセスはこちらのチェンマイからランパーンへの行き方とランパーンでの交通手段をご覧ください。