タイのTV番組に度々取り上げられ、チェンマイでは知らない人がいないほど有名なのに、観光客には全く知られていないチェンマイラープの有名店「ラープクンセー」をご紹介します。
ニマンヘミンから15分、本格的なランナー料理(チェンマイの郷土料理)がいただけるお店なので、ぜひタイ人と一緒に行ってみてください。
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チェンマイ料理「ラープクンセー」の営業時間
店舗名 | ラープクンセー |
タイ語 | ลาบขุนเส |
英語 | Lab kunsea |
営業時間 | 10時00分~21時00分(日曜日休) |
店内 | 70席 |
場所 | Googleマップでひらく |
「ラープクンセー」の行き方
チェンマイ旧市街の南に築かれた城門「センプーン門」から南西に向かって伸びる国道108号線をハーンドン方面に向かい、国道121号線との交差点を右折し、一つ目に見える脇道を左折してしばらく道なりに進むと右側にあります。
ニマンヘミンから15分です。
看板はありませんが、お店が近くなるとずらっと並んで路上駐車しているのですぐにかわります。
駐車場は店舗入り口の脇に15台分ほどあります。
駐車場の脇の空き地には水牛が放牧されています。
鮮度が良い証拠でしょうか。
とても繁盛店とは思えない店構えです。
小さい入り口からは想像できないほど店内は広く、店内席と店外席合わせて60席〜70席ほどあります。
ランチ時は店内席はもちろん、お店の奥にあるプレハブ席まで満席になります。
平日なのにお酒を飲んでいる人も結構います。
ちなみに、筆者がはじめてこちらのお店に行った時は、お店の雰囲気に圧倒され、おろおろして帰りました。
旧市街のお店とは違って、観光客ウエルカムの雰囲気ではないので、それなりの気構えが必要です。
店舗の後ろの空き地にはもくもく煙が漂う焼き場があります。
「ラープクンセー」のメニュー
料理名 | タイ語 |
---|---|
水牛ラープ(生) | ลาบควายสด |
水牛ラープ(加熱) | ลาบควายสุก |
豚ラープ(生) | ลาบหมูสด |
豚ラープ(加熱) | ลาบหมูสุก |
水牛肉と内臓の和え物 | ส้า |
焼きものミックス | ย่างรวม |
豚皮素揚げ | มันปรุง |
鳥の香草蒸し | ไก่นึ่ง |
ティラピアの香草蒸し | ปลานึ่ง |
チェンマイソーセージ | ไส้อั่ว |
ソムセーブ(魚) | ต้มแชบปลา |
豚の脳みそカレーバナナの葉包み | แอ็บอ่องออ |
発酵ソーセージ | จิ้นส้มหมก |
バッファローの香草蒸し | จิ้นนึ่งน้ำพริกข่า |
ソムタム各種 | ส้มตำ |
ヤム(タイ風和え物)各種 | ยำ |
メニューに金額は書かれていませんが全品40B〜50Bほどです。
*これだけの繁盛店なのでぼったくりとかはないです。
注文の仕方
注文方法は、タイ語をテーブルにある紙(無ければレジにある)に書いてレジのおばさんに渡します。
*テーブル番号を忘れずに。
メニューはタイ語の手書き看板のみなので、最低限タイ語の読み書きができないと注文できません。
指差し注文できる雰囲気(観光客ウエルカムのお店)ではないので、タイ人と一緒に行くかタイ文字を勉強しておきましょう。
食器類はセルフサービスになっています。
ビールはタイ語の手書き看板メニューの後ろにある冷蔵庫から自分で取ってきます。
「ラープクンセー」食レポ
水牛のラープ
一目で美味しいとわかる綺麗な水牛のラープ。黒センマイ、白センマイともにたっぷりのっています。
コリコリした食感のセンマイは日本なら酢味噌でいただきますが、
チェンマイでは贅沢にたっぷりラープをつけていただきます。
ラープの甘みとセンマイのコリコリした食感が絶品です。
もち米との相性も良く、ずっと食べていられます。
水牛のラープは豚のラープよりも脂の甘みが少なく淡白でさっぱりした味わいです。
豚の脳みそと海老のカレー風バナナの葉包み
エップオンオー(エップサモンムー)は豚の新鮮な脳みそを使ったランナー料理(チェンマイの郷土料理)です。
豚の脳みそに干しエビ、唐辛子、コブミカンの葉、コリアンダー、レモングラス、紫玉ねぎ、北タイのスパイスなどを混ぜて、バナナの葉で包み炭火でじっくり焼きます。
豚の脳みそは白子に似ていますが、白子よりも濃厚で、白子とクリームチーズをわせたような重厚感があります。
干しエビやハーブと一緒にいただくと脳みそだってかわらないです。
お酒のおつまみに最高です!
白子とスパイシーなタイ料理が好きな方におすすめです。