
ウアラーイ通りにあるチェンマイを代表する牛肉ラーメンの繁盛店、カオソーイウアラーイに8年通っている現地在住の筆者が、おすすめメニューと地元民だけが知っている美味しい食べ方を紹介します。
カオソーイウアラーイはチェンマイ門から徒歩6分、旅行者の方にもアクセスの良い場所にあります。
カオソーイウアラーイの行き方
カオソーイウアラーイはチェンマイ旧市街の南の城門「チェンマイ門」から南西に向かって伸びるウアラーイ通り沿いにあります。
カオソーイウアラーイから徒歩2分の場所に世界初となる銀のお堂「ワットシースパン」、徒歩4分の場所に日本人戦没者慰霊碑がある「ムーンサーン寺院」があるので、ぜひ食後に観光してくだい。
歩くの面倒な方は「シェアサイクル」をうまく活用してください。
カオソーイウアラーイの営業時間
店舗名 | カオソーイウアラーイ |
タイ語 | ข้าวซอยวัวลาย |
英語 | Khao Soy Wua Lai |
営業時間 | 9時00分~15時00分 |
座席数 | 32席 |
場所 | Googleマップでひらく |
カオソーイウアラーイの店内の様子

屋外看板はありませんが、赤い垂れ幕にKhao Soyと表記されているのですぐにわかります。

店内は縦に長く、4名席が8卓配置されています。
お客さんの8割が年配の常連さんで、お昼時には行列ができるチェンマイを代表する繁盛ラーメン店です。

ちなみに、筆者がチェンマイに住み始めた8年前は、いつ行ってもお客さんが1組2組で繁盛店には程遠い感じでした。*当時の店名はクワイティアオナイガオ(ข้าวซอยวัวลาย)
先代からバトンタッチされた息子さんがお店を切り盛りするようになって、毎日食べても飽きない優しい味に変わり繁盛した印象です。
カオソーイウアラーイのメニュー

カオソーイのメニューは英語併記のものが壁に貼ってあります。
カオソーイ(鶏肉) | 普通40B/大盛り50B |
カオソーイ(豚肉) | 普通40B/大盛り50B |
カオソーイ(豚練り物) | 普通40B/大盛り50B |
カオソーイ(牛肉) | 普通40B/大盛り50B |
カオソーイ(牛練り物) | 普通40B/大盛り50B |
旅行者用のタイラーメンのメニューは厨房の横にパウチしたものがあります。

タイラーメン(豚練り物) | 普通40B/大盛り50B |
タイラーメン(豚ミンチ) | 普通40B/大盛り50B |
タイラーメン(赤焼き豚) | 普通40B/大盛り50B |
タイラーメン(牛練り物) | 普通40B/大盛り50B |
タイラーメン(牛肉) | 普通40B/大盛り50B |
タイラーメンの注文の仕方は、以下の4種類から麺を選び、好きな具材をトッピングします。
- センレック
- ミーカウ
- バミー
- センヤイ
タイラーメンの注文の仕方は「タイラーメンの注文方法と色々な種類のクイッティアオ」を確認ください。
カオソーイ牛肉

カオソーイウアラーイのカオソーイは、すっきりとしたフォルムが特徴的な銀の器で登場します。
こちらのお店があるウワラーイ通りの界隈には銀細工職人たちが多く暮らしており、銀細工通りとも言われています。
先代の頃はプラスチックの器で提供されていたので多分息子さんのアイデアだと思います。

上にのっている揚げ麺はプリッツタイプではなく、太麺タイプの揚げ麺なので、スープをよく吸ってしなしなになって美味しいです。
揚げ麺をよけると柔らかく煮込まれた牛肉がたっぷり入っています。

麺はしっかりスープをからめ上げる平打ち縮れ麺です。
スープはトロリと乳化していて旨みたっぷり、すするというようりはカルボナーラのように麺とからめていただく感じです。

カオソーイの付けわせはライム・高菜・赤わけぎです。
カオソーイ赤焼き豚

日本では珍しいタイの赤い焼き豚もカオソーイとの相性バッチリです。
カオソーイ 豚練り物

カオソーイ鶏肉の大盛り

大盛りはプラスチックの器で提供されるので、インスタ映えする写真を撮りたい方はご注意を。
牛肉ラーメン

客の9割が注文する「牛肉ラーメン」は、オープン以来の人気メニューです。
甘じょっぱいトゥンと呼ばれる醤油ベースのラーメンは、インパクトよりまろみと奥行きを感じる優しい一杯です。
こちらの美味しいスープにハマって週一ペースで通っていた時期がありました。

よく煮込まれた牛肉がたっぷり入っています。

しっかりした味付けの牛肉と、淡泊な白菜がよく合います。
白菜はセルフサービスで入り口の脇においてあります。
地元民だけが知っている美味しい食べ方
テーブルには8種類の卓上調味料が用意されていますが、タイ客はほぼ全員コップに入った赤い調味料をラーメンに投入します。
- 砂糖
- チリペッパー
- ピーナッツ
- お酢
- ナンプラー
- 醤油
- プリックパオ
- コップに入った赤い調味料

コップに入った赤い調味料は、チェンマイの雲南料理店には必ず置いある調味料で、梅鰹のような味がします。

筆者はカオソーイにもたっぷり入れます。
酸味が少し効いてこれまた美味です。
チェンマイはカオソーイの本場だけあって、いろいろなタイプのカオソーイを食べることができます。「チェンマイ在住者が選ぶカオソーイ名店リスト」を参考に是非お気に入りの一杯を見つけてください。