
ジャコウネコの糞から消化されずに排出されたコーヒー豆だけを集めて焙煎する「コピ・ルアク」。
コーヒー好きなら一度は飲んでみたい魅惑の一杯ですが、
その希少性から高値で取引され、日本の喫茶店では一杯4000円〜8000円と超高価!
本記事では、チェンマイでコピ・ルアクが手軽に飲めるお店を2軒ご紹介しています。
どちらのお店も一杯400円〜600円程度なので、コーヒー好きな方はチェンマイ旅行の際、ぜひ行ってみてください。
コピ・ルアクはタイ語でガフェー・キー・チャモット
ジャコウネコの糞から採れるコーヒー、「コピ・ルアク」はタイ語でガフェーキーチャモットと呼ばれています。
タイ語で「ガフェー」はコーヒー、「キー」はうんち、「チャモット」はジャコウネコの意味です。
後ほど紹介するドーイテーン コーヒーではジャコウネコを飼っていて、自家製のコピ・ルアクを作っています。
ジャコウネコのコーヒーを飲むために旧市街から来ました。言うと、オーナーさんが現物を見せながら丁寧に説明してくれました。
- ドーイテーン コーヒーのオーナーさんの説明
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ジャコウネコはコーヒーの実を好んで食べるそうです。(もしかしたら、食べさせられているのかもしれませんが)
食べたコーヒーの実は、消化されずにうんちと一緒に排泄されるので、(写真のうんちを)きれいに水洗いして、自然乾燥したあとに焙煎します。
コーヒー豆が未消化のまま残っているジャコウネコの糞 テイストの方は、ジャコウネコの腸内細菌の働きによって、苦味と酸味が少なく独特の甘い香りがするとのことです。

話に夢中で(挽く前の状態の)コーヒー豆の写真を撮り忘れましたが、豆の色はピーナッツっぽい浅い色付きでした。
コーヒーの香りはそんなに強くなかったです。
ドーイテーン コーヒー 絶景を眺めながら自家製コピ・ルアク

ドーイテーン コーヒーは絶景を眺めながら自家製のコピ・ルアクがいただけるお店です。

ドリンクメニューは壁に貼ってあります。
コピ・ルアクは199バーツですが、その他のドリンクは50バーツ〜80バーツとお手頃価格です。
ショーケースにはクッキーやマフィンなどもありました。各30バーツ。
ゲストハウスもやっているのでフードメニューも充実しています。


カウンターの上にガラス瓶があって、手作りのライスチョコレートだと思って開けたらジャコウネコの糞でした。


コピ・ルアクを注文すると豆をひいてオーナーさん自ら丁寧にサイフォンで淹れてくれました。

味の方は、酸味と苦味が少なくて、味の主張が控えめなコーヒーでした。
ブレンドだったせいか、期待していた妖艶な甘い香りはなかったです。
サービスでお茶もいただきました。

ベンチシートに腰掛けて絶景を眺めながらのコーヒーは最高でした!
帰りにジャコウ猫の写真を撮らせてもらうことになっていましたが、忘れてそのまま帰ってしまいました。
ホームステイは一泊500バーツです。
ドーイテーン コーヒー店舗詳細

店舗名称 | ドーイテーン コーヒー |
英語 | DOI-TAENG COFFEE |
タイ語 | ร้านกาแฟ ดอยแตง |
営業日 | 7時00分~20時00分 |
連絡 | +66622893529 |
サイト | |
場所 | Googleマップでひらく |
C de Caf Café ベトナム産のコピ・ルアク

C de Caf Caféはホームプロサンサーイの中に入っているカフェです。

ドリンクメニューはコピ・ルアクが120バーツでその他のコーヒーは60バーツ〜80バーツです。

こちらのお店のコピ・ルアクはベトナム産です。
アイスでもホットでも両方注文できるのでアイスを試してみました。
店員さんが真空パックの袋から粉を取り出して湯を注ぎます。
インスタントコーヒーのようでしたが、ひと口味わうと、いまだかつて味わったことのないテイストにびっくり!
とても飲みやすくてコーヒーにありがちな苦味や酸味は全く感じられません。
そして、独特の甘い香りがふわっとします。
人にもよりますが、これは病みつきになる味です!
個人的にはC de Caf Caféの方が断然美味しく感じました。
味で選ぶならC de Caf Café、雰囲気で選ぶならドーイテーン コーヒーといったところです。
C de Caf Café店舗詳細
店舗名称 | C de Caf Café |
営業時間 | 9時00分~20時00分 |
サイト | |
場所 | Googleマップでひらく |
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