アジア象のうんちから紙を作るテーマパーク「プープーペーパーパーク」を紹介します。
ガイドさんの案内で象のうんちから紙を作る工程を見学したあと、実際にうんちから紙を作ったり、オリジナルのアクセサリーやノートを作ったり、さまざまな貴重な体験ができます。
「象のうんち」と聞くと、一部の方は動物園の臭いを想像するかもしれませんが、パーク内のうんちは処理済みのうんちなので臭いは全くありませ。
園内は非常に清潔感があり、衛生面に敏感な方でも安心して楽しめます。
プープーペーパーパーク
「POOPOOPAPER Park」の入り口わきには象のうんちがどっさり積んであります。
入場料100バーツ
入場料100バーツだったので、順路に沿って自分で園内をまわると思っていたら、一組ずつガイドさんが案内してくれます。
パーク内には演出としてところどころ象のうんこが置いてありますが、全く臭くありません。
うんこ置き場
一番初めに紙の材料となるうんこ置き場に案内されます。
ここには象保護センターなどから手に入れた馬・象・水牛のうんこを一週間乾燥させたものと、ココナッツ殻など紙の原料があります。
うんこは果物などと物々交換するそうです。
象のうんこは繊維質の塊なので一番品質が良いとのことです。
ちなみに、象は1日平均50kg〜70kgのうんこをするそうです。1度にするうんこの量は1個の塊あたり1kg〜1.5kgで一度に5~6個。それを1日に10回ほどするそうです。
ココナッツ殻は粉砕など工程に手間がかかるそうです。
うんこを煮る
続いてうんこを洗って煮る工程に案内されます。
一週間以上乾燥させたうんこを水に浸し洗浄、
その後、鍋でうんこを煮込んで殺菌します。
チェンマイのプープーペーパーパークは煮沸だけで薬品は入れないそうです。
生うんこ→乾燥→洗浄→煮込み→煮沸を経てしっかり乾燥させた象のうんこは、ほぼ芝生と変わりません。
うんこに色をつける
次の工程は色つけです。
水+リサイクル紙+乾燥させた象のうんこ+ 染料を混ぜてソフトボール大の大きさに丸めます。
紙すき
次の工程は紙すきです。
染料で色つけしたソフトボール大の象のうんこを四角い木枠の中で薄くひろげすくい上げます。
木枠を揺すりながらほぐします。
均等に伸ばしたらすくい上げ、
6時間乾燥させて完成です。
クラフトコーナー
クラフトコーナーでは好きな材料でオリジナルグッツが作れます。
- しおり:50バーツ
- ポストカード:80バーツ
- カードケース:80バーツ
- うちわ:80バーツ
- 小物入れ:180バーツ
- フォトフレーム:20
- 日記帳:200バーツ
作り方は係の子が丁寧に教えてくれます。
オリジナルアクセサリーコーナー
象のうんこで作ったアクセサリーパーツでオリジナルアクセサリーを作れるコーナもあります。
1パーツ7バーツ〜
カフェ
池
餌を投げ込むとわらわらと魚がよってきます。
ものすごい数の魚で少し気持ち悪かったです。
ショップ
Elephant POOPOOPAPER Park の営業時間
名前 | プープーペーパーパーク |
英語 | Elephant POOPOOPAPER Park Chiang Mai |
タイ語 | เอเลฟเฟ่น พูพูเปเปอร์ พาร์ค |
営業 | 9時00分~17時30分 |
入場料 | 100バーツ |
場所 | Googleマップでひらく |
サイト | 公式HP |
Elephant POOPOOPAPER Park の行き方
チェンマイ市街地から北に30km、車で30分の場所です。
ソンテウチャーターで往復300バーツ、グラブタクシーなら片道300バーツが相場です。
関連記事:チェンマイ郊外観光の交通手段
まとめ
リサイクルを通して社会貢献へ繋がりますし、かなりコスパの良い観光スポットです。
すぐ隣がタイガーキングダムなので、ぜひ一緒にまわってみてください。
「プープーペーパーパーク」があるメーリムにチェンマイの人気アトラクションが密集している場所です。
チェンマイで楽むその他の象アトラクション