ワット・ケート・カーラーム 傾いている天界の仏塔

ワット・ケート・カーラーム 傾いている天界の仏塔

天界にある仏塔、ジェーディーチュラマニーのレプリカがあることで知られているチェンマイのワット・ゲートガラムをご紹介します。

戌年生まれの守護仏塔でもあるので、戌年の方がお参りするとさらなるご利益があるといわれています。

タイ北部(ランナー地方)には十二支仏塔という信仰があり、自分の干支にあたる仏塔にお参りするとご利益があると信じられています。

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ワット・ゲートガラム 営業時間

名称ワット・ケートカーラーム
タイ語วัดเกตการาม
英語JWat Ket Karam
場所Googleマップでひらく
参拝時間6時00分~18時00分

ワット・ゲートガラム 場所・アクセス

ピン川と並行して走るチェンマイ – ランプーン街道沿いにあります。

歩きターペー門から徒歩20分
スマートバス花市場下車徒歩8分
グラブ50バーツ〜100バーツ

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ワット・ゲートガラムの見どころ

ワット・ケートカーラームの正面門

ワット・ゲートガラムは1428年、ランナー王朝7代目サームファンケーン王の時代に建立されました。

傾いている仏塔(ジェーディーチュラマニー)

ワット・ケートカーラームの仏塔

天界にある仏塔(ジェーディーチュラマニー)のレプリカがあることで有名な寺院です。

生きている間は天界に行くことがでいないので、代わりにここにお参りすれば、天界にある寺院をお参りしたのと同じご利益が得られるといわれています。

ワット・ケートカーラームの仏塔

化粧しっくいで仕上げられた白い仏塔は、よーくみると少し傾いています。

これは沈下したわけではなく、レプリカゆえに謙虚さを示す必要があり、「真上(天界)を指すのは望ましくない」という設計者の意図だそうです。

I神鳥ガルダ
仏塔の四隅に配置された神鳥ガルダ

仏塔の下に釈迦の頭髪が納められているため、女性は中に入って参拝することができません。

布薩堂

ワット・ケートカーラームの本堂

正門のすぐ左側に学校、さらに進むとランナー様式の布薩堂があります。

ワット・ケートカーラームの本堂を護っている二頭の蛇神ナーガ

布薩堂を護っている二頭の蛇神ナーガは今にも動き出しそうな迫力があります。

ルーレット式おみくじ

となりの小さなお堂には弥勒如来坐像が祀ってあります。

IMG 6420

ルーレット式おみくじがあるので、ぜひおみくじを(まわして)引いてみてください。

本堂(ウィハーン)

ワット・ケートカーラームの本堂
本堂
ワット・ケートカーラームの堂内
本堂の内部

赤を基調とした堂内の天井や柱には繊細な装飾がほどこされています。

チャットと呼ばれる多重おりの日傘
ご本尊

御本尊の両脇にはチャットと呼ばれる多重おりの日傘が飾られています。

博物館

ワット・ケートカーラームの博物館
博物館(入場無料)

敷地内には博物館もあるので(裏門から入るとすぐ)歴史が好きな方はのぞいてみてください。

ワット・ケートカーラームの博物館の古札や塼仏
ワット・ケートカーラーム博物館の展示品

むかし使われていた道具や器具などが展示してあります。

ピン川が氾濫してチェンマイの街が浸水した当時の写真
ピン川が氾濫してチェンマイの街が浸水した時の写真

戌年の守護寺院

ワット・ケートカーラームの犬のオブジェ
犬の銅像

戌年の寺院ということもあり、境内のあちこちに犬の銅像があります。

チャンソム アヌソン橋(ワロロット市場へ続く歩道橋)

寺院の前には、ピン川にかかる「チャンソムアヌソン橋」があり、ワロロット市場へ行くことができます。

橋を渡りきった所がちょうどメーカンポン村行きのミニバン乗り場になっています。

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