2020年の干支、子年(ねずみ年)の守護寺院でもあるチョームトーン寺院(ワット・プラタート・シー ・チョームトーン・ウォラウィハーン)の路線ソンテウでの行き方と見どころをご紹介します。
チョームトーン寺院は第3級ウォラウィハーンの格付けがされている歴史ある王室寺院で、現在チェンマイで一番僧階が高いお坊さんが住職を務めています。
基本情報
正式名称 | ワット・プラタート・シー ・チョームトーン・ウォラウィハーン |
タイ語名称 | วัดพระธาตุศรีจอมทองวรวิหาร |
英語名称 | Wat Phra That Sri Chom Thong |
格付け | 第3級ウォラウィハーン |
営業時間 | 6:00〜18:00 |
住所 | Googleマップでひらく |
連絡 | 053 342 186 |
備考 | 子年の守護寺院・瞑想修行で有名 |
アクセス | 路線ソンテウで35バーツ(1時間30分) |
チョームトーン寺院への行き方
チョームトーン寺院はチェンマイ旧市街から南に60km離れた場所にあります。
距離は結構ありますが、チェンマイ門より路線ソンテウが運行していますので35バーツで行くことができます。
乗り場はチェンマイ門市場の反対側の売店付近。
黄色いソンテウが停まっているのですぐにわかります。
国道108号線を運行する路線ソンテウは利用客が多いのでそんなに待たされません。
運賃は35バーツ・乗車時間は1時間30分。
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参拝の後にドイインタノン国立公園に行く方はこちらの駐車場より専用ソンテウに乗り換えます。
チョームトーン寺院の見どころ
180号線を運行する路線ソンテウはチョームトーン寺院の駐車場が終点になります。
タイの寺院らしいアーチ型の門をくぐって境内へ。
門の前でお参りセットが売っています。
門をくぐると右手に白い仏塔、左手に女人禁制の布薩堂、正面に黄金の仏塔があります。
子年(ねずみ年)の仏塔
ラーンナー文化が発展したタイ北部では干支ごとに守護寺院があり、訪れるとご利益があるとされています。
チョームトーン寺院の仏塔は十二支の子年にあたるので、子年生まれの人がお参りすると更なるご利益がいただけますよ!
本堂(ウィハーン)
本堂は4方向に妻壁があるチャトラムック様式を用いています。
本堂内部は厳かな雰囲気でピンと張り詰めた空気が流れています。
中央の祭壇にはタイを代表する神聖な仏像のひとつルアン・ポー・ペット像のレプリカが祀られています。
ルアン・ポー・ペット像の本物はナーラーイ王が北部を制圧した時にチョームトーン寺院からピチット県(旧)のワット・ナコンチュムの布薩堂に移されました。(紆余曲折を経て)現在はピチット県のワット・タールアンに安置されています。
仏像の背後にあるモンドップ・プラーサートと称す塔の中には、トウモロコシ一粒大のお釈迦さまの右側頭骨の微小破片が納められています。
ドイステープ寺院やドーイカム寺院の仏塔にはお釈迦様の遺骨が納めてありますが、チョームトーン寺院の場合は本堂の尖塔の中に納めてあります。
モンドップ・プラーサートの後ろは簡易博物館になっています。
布薩堂(ウボーソット)
入り口左手の布薩堂、残念ながら内部は女人禁制になっています。
回廊
回廊に祀ってある8体仏。
チェンマイで一番僧階の高いお坊さん
チョームトーン寺院は、現在チェンマイで一番僧階の高いお坊さん、ルアンプー・トーン・シリモンカロー師が住職を務めているせいか、瞑想修行をする人にも有名で設備が整った宿坊があります。*外国人可
道中にはタイ人観光客に人気の「カオソーイカロン」があります。
タイ人観光客の間では、チョームトーン寺院で参拝→カオソーイカロンで食事→ドイインタノン観光が定番コースになっています。
温泉が好きな方は、ローションを溶かしたような強烈なとろとろ感があるテープパノム温泉が近くですので、ぜひ行ってみてください。