
チェンマイ旅行中、観光やショッピングで歩き疲れた時の一休みに最適なお寺、ワットジェットリンを紹介します。
特別格式が高いというわけではありませんが、こじんまりとした可愛らしい雰囲気のお寺で、まったりのんびり過ごすことができます。
蓮の池にかかるバンブーブリッジでインスタ映えする写真を撮ることもできますよ。
ワット・ジェットリンの場所
ワットジェットリンはチェンマイ旧市街地を南北に通るプラポックグラー通りにあります。
チェンマイ門から歩いて4分です。
関連記事:チェンマイ旧市街観光の移動手段
ワットジェットリンのあるプラポックグラー通りには三人の王様の記念像やワット・チェディルアンもあるのであわせてまわるのがオススメです。
ワット・ジェットリン 営業時間
寺名 | ワット・ジェットリン |
タイ語名 | วัดเจ็ดลิน |
英語名 | Wat Jet Lin |
営業時間 | 4時00分~17時30分 |
場所 | Googleマップでひらく |
連絡 | 053 814 315 |
参拝料 | 無料 |
アクセス | 歩き・スマートバス |
ワットジェットリンは16世紀初頭に建立されました。
タイ語で「ワット」はお寺、「ジェット」は数字の7、「リン」はタイ北部の方言で樋(流れる水を集め流す筒や溝)意味し、当時設置されていた7つの樋が寺名の由来です。
ラーンナー王朝時代の戴冠式では、ワットジェットリンの樋であつめた水を王様の身や仏像を清めるための水、つまり聖なる水として用いていました。
ワットジェットリンの様子

境内に入るとまず頭だけの仏像が目に飛び込んできます。
胴体などはミャンマーの侵攻を受けた時に破壊されたのでしょうか。

その横には伝説の珍獣シーフーハーターが祀られています。
シーフーハーターは耳が4つ目が5つある伝説の動物で、炎を食べて金のウンチをするという迷信が伝承されています。
チェンライのワット・プラタート・ドーイカオクワーイが伝説の発祥地です。

さらに奥に進むと蓮が浮んだ池があり、竹の橋がかかっています。
ラーンナー王朝時代は7つの黄金の樋によってあつめられた清らかな水で満ちていたようです。

バンブーブリッジにはカレン族の言語で竹の橋という意味の「サパーントーワ」という名前がついています。
バンブーブリッジの上ではインスタ映えする写真が撮れますよ。


東屋から餌を投げると魚がワラワラやってきます。

筆者はたまにこのお寺に来て池の前のベンチで本を読んでいます。本当にゆっくりのんびりできるお寺です。




ドリンクは30バーツ〜40バーツと付近のカフェのほぼ半額です。
入場料無料で観光客も少ないので一休みするには最適な場所です。
巨大迷路

毎年イーペン祭の時期には巨大な迷路が設置されます。


各チェックポイントに祀られた小さな仏像にお参りしながらゴールを目指します。
砂山奉納

ソンクラーン期間中のワットジェットリンには、10メートル四方で高さが15メートルの「スドゥサオ」とよばれる世界最大の砂山が作られ、参拝したあとに境内の砂山に旗を立てます。
砂山奉納のよばれ、参拝するたびに靴につけて持ちだしている砂を返すという意味があります。