チェンマイ在住者が選ぶカオソーイ名店リストおすすめ17店

チェンマイ在住者が選ぶカオソーイ名店リストおすすめ17店

クリーミーなカレー味のスープに平麺をあわせたタイ北部チェンマイの名物麺料理「カオソーイ」。

チェンマイはカオソーイ発祥の地だけにカオソーイ店がたくさんありますが、おいしい店はかぎられています。

せっかくなら、おいしい店で食べたいですよね。

そこで本記事では、チェンマイ在住10年の筆者が、はじめてチェンマイを訪れる方でも安心して入れるミシュラン審査員お墨つきのお店からグルメ雑誌には載っていないイスラム系のお店までチェンマイでおすすめのカオソーイ店を幅広く紹介します。

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カオソーイをはじめて食べる方は「カオソーイのおいしい食べ方と注意点」を読んでから食べに行ったほうが失敗しません。

サクッとお店の特徴を知りたい方は「チェンマイカオソーイ名店リスト」をチェックしてみてください。




カオソーイでミシュラン受賞は世界に6店だけ

世界中に広がるカオソーイですが、ミシュランの厳しい審査員に選ばれたお店はわずか6店しかありません。

すべてチェンマイにあるので、どのお店でカオソーイを食べようか悩んでいる方は、ミシュランが選んだ6店であれば間違いありません。

全店食べ歩いても交通費こみで3000円以内におさまるので、若い子は「ミシュラン受賞カオソーイ6店を食べ歩き」なんていかがでしょうか。

チェンマイ旅行の思い出が特別なものになりますよ。

カオソーイラムドゥアン・ファーハーム

カオソーイ・ラムドゥアン1号店の店内写真
カオソーイ・ラムドゥアン1号店の店内

「カオソーイラムドゥアン」は、タイ国内でひろく知られ、チェンマイに3店舗、バンコクにも出店するカオソーイ専門店です。

チェンマイでカオソーイを食べるならここ!」という感じの店です。

チェンマイの1号店には、元首相のタクシン氏や齋藤飛鳥さんなど、おおくの著名人が足をはこび、その味わいに魅了されています。

店内はローカルな雰囲気がただよい、若い世代にはレトロ感があるので、逆にSNS映えするいい写真が撮れると思います。

カオソーイ・ラムドゥアン1号店の鶏肉のカオソーイ
鳥のカオソーイ

肝心の「カオソーイ」はかざり気のないシンプルなビジュアルで「ザ・老舗」といった感じです。

平たく打たれた麺は、むっちりとした食感があり、スープとよくからんで、香りたかいスパイスと小麦の風味が口いっぱいに広がります。

スープはマイルドなコクとひかえめな辛さが絶妙な味わいで、残ったスープにごはんをまぜてかき込みたくなるおいしさです。

カオソーイ以外にもたくさんの郷土料理があり、どれもハズレなし!

ほんとうに何を食べてもおいしいです。

ラムドゥアン2号店・3号店も負けず劣らずのおいしさですので、お腹に余裕のある方は、ぜひ行ってみてください。

アクセスや周辺情報

「カオソーイラムドゥアン」は、ピン川と並行して南北にのびるチェンマイ・ランプーン街道沿いにあります。

チェンマイ旧市街から徒歩で30分弱。ソンテウやウーバーなどを利用してうまくアクセスしてください。

「カオソーイ・サムージャイ」が近くなので、カオソーイ巡りを楽しむグルメ通もおおいです。

各店舗のメニュー詳細はこちらの「カオソーイ ラムドゥアン各店舗のカオソーイの特徴とおすすめメニュー」を確認ください。

店名カオソーイ・ラムドゥアン・ファーハーム
営業時間9時00分~16時00分
駐車場無し

カオソーイ・ルンプラキット

カーオソーイ・ルンブラキットのお店の前に並ぶ人々
カーオソーイ・ルンプラキットのお店の前に並ぶ人々

カオソーイ・ルンプラキットは、チェンマイで40年以上の歴史を持つ老舗のカオソーイ専門店で、地元の人びとや観光客から非常に人気の高いお店です。

タイ料理界の第一人者、イアン氏をはじめとする多くの著名人がこのお店のファンを公言しており、その高い評価が「カオソーイ・ルンプラキット」の人気をさらに高めています。

Netflixの人気番組でチェンマイを代表するカオソーイとして紹介されたことから、若者たちの間では「カオソーイ・ネットフリックス」ともよばれています。

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筆者はこのお店が大好きで週1で通っていましがた、ネットフリックスのせいで海外からの観光客も爆増し、なかなか食べられなくなったので悲しいです。世界的に一番の有名なカオソーイではないでしょうか。
カーオソーイ・ルンプラキットの牛肉のカオソーイ
カーオソーイ・ルンプラキットの牛肉のカオソーイ

「カーオソーイ・ルンプラキット」のカオソーイは、シンプルな見ために反して、非常にふかい味わいが特徴的です。

「北海道スープカレー」と「仙台牛タンシュチュー」をかけ合わせたようなコクふかい味わいのスープは、最後の一滴まで飲み干したくなるおいしさです。

ウェーブをおびた平打ち麺との相性は抜群で麺をすする手がとまりません。

アクセスや周辺情報

「カーオソーイ・ルンプラキット」は旧市街の南の城門「チェンマイ門」から徒歩10分です。

近くに世界初の銀寺「ワットシーシパン」があるので、食後にぜひ参拝してください。

店名カーオソーイ ルン ブラキット
営業時間9時30分~16時30分
駐車場無し

カオソーイ・ニマン

カオソーイニマンの店構え
カオソーイニマンの入口

「カオソーイ・ニマン」はニマンヘミンエリアにあるカオソーイ専門店で、リゾート風のおしゃれな雰囲気の店内で食事が楽しめます。

接客や衛生管理にもしっかりと気を配っており、旅行者でも安心して利用できます。

カオソーイニマンの鶏肉のカオソーイ
カオソーイニマンの鶏肉のカオソーイ

「カオソーイニマン」のカオソーイは、まろやかさの中に適度な辛さがあり、日本人好みの味です。

カオソーイだけで14種類類もあり、牛肉や鶏肉などの定番メニューから、タイ北部ソーセージやソフトシェルクラブなどの変わり種まで、幅広いラインナップ。

カオソーイ以外にも、タイ北部料理がひと通りそろっているので、チェンマイがはじめての方におすすめです。

アクセスや周辺情報

プチプラでおしゃれな買い物ができるファッションショップや人気カフェが立ち並ぶニマンヘミンエリアの中央(Soi7)に位置しています。

チェンマイを旅行するタイ人女子の間では、「ニマンヘミンで買い物→カオソーイニマンで食事→おしゃれカフェでひと息」が昼間の定番観光コースになっています。

店名カオソーイニマン
営業時間11時00分~20時00分
駐車場無し

カオソーイ・メーマニー

チェンマイカオソーイ・メーマニーの壁に貼ってあるメニュー
カオソーイ・メーマニーのメニュー

チェンマイには多くのカオソーイ店がありますが、その中でも「カオソーイメーマニー」は、3年連続でミシュランガイドのビブグルマンに選ばれたお店です。

麺はフィットチーネのようにもっちり、スープはシチューのように濃厚でとても力強いカオソーイです。

「一度食べたら絶対にハマる魅惑のヌードル」をぜひ食べてみてください。

チェンマイカオソーイ・メーマニーの平打ち麺
カオソーイ・メーマニーの平打ち麺

まるでシチューのように濃厚なスープは、動物系のうま味があり奥深い味わい。

香辛料のスパイシーさとココナッツミルクの甘さが絶妙なバランスで調和しています。

平打ち麺は生ゆでで提供され、フェットチーネをおもわせるもちっとした食感があります。

アクセスや周辺情報

旧市街の北の城門「チャンプアック門」から車で20分ほどです。

外観は廃墟のようなので、お店に入るのをためらうかもしれませんが、中に入ると地元のひとでにぎわっています。

*スーパーハイウェイ沿いに2店舗目をオープンしています。(こちらはお孫さんが経営)

店名カオソーイ・メーマニー
営業時間9時00分~15時30分
駐車場無し

カオソーイ・メーサイ

カオソーイメーサイの入り口
カオソーイメーサイの入り口

チェンマイのローカルエリア「サンティタム」に位置するカオソーイメーサイは、創業以来「カオソーイ」「タイラーメン」「タイそうめん」の3種類だけで勝負しているこだわりのお店です。

お昼時には、お店の外まで行列ができ、チェンマイで1、2位を争うほどの人気店として知られています。

カオソーイメーサイの鳥カオソーイ
鳥のカオソーイ

カオソーイ・メーサイのカオソーイは、香辛料がしっかりと効いたふかい辛みとココナッツミルクのまろやかな甘味が絶妙のバランスで調和した、コクふかい味わいが特徴です。

辛さがほどよく、癖があるわけでもなく、日本人の好みに合った味なので、チェンマイではじめてカオソーイを食べる方にはぜひ訪れてほしいお店です。

カオソーイはもちろんですがチェンマイ2大ご当地麺といわれる「ナムギャオ」や、バナナの葉で包んだ「豚の血のおこわ」などのチェンマイグルメも絶品です。

アクセスや周辺情報

カオソーイメーサイは旧市街から歩いて10分の「サンティタム」エリアにあります。

カオソーイを食べたあとは、「アカアマコーヒー本店」でカフェタイムを楽しみ、その後はチェンマイのグルメの中心地「タニン市場」で晩ご飯のおかずを買い出しましょう。

店名カオソーイ・メーサイ
営業時間8時00分~16時00分(日曜休)
駐車場無し

カオソーイ・サムージャイ・ファーハーム

カオソーイ・サムージャイ・ファーハームの看板
カオソーイ・サムージャイ・ファーハームの看板

「カオソーイ・サムージャイ・ファーハーム」は、チェンマイでもっとも有名なカオソーイ店の一つで、カオソーイといえば、まずこの店が思いうかぶほどです。

カオソーイ・サムージャイ・ファーハームのカオソーイ
王者の風格が漂うカオソーイ
ラーメンどんぶりの上に付け合わせがのった独特なスタイル

「サムージャイ」のカオソーイは、どんぶりの上に付け合わせがのった独特なスタイルで提供されます。

スープは、口あたりのよいココナッツミルクのやさしさが最初に感じられ、その後スパイシーなカレーの風味がどーんと広がります。

平打ち麺は、ウェーブをおびてしっかりとスープにからみ、かむと小麦の風味と香辛料のゆたかな香りがあと引く味わいです。

全品40バーツ前後と価格もリーズナブルなので、予算の心配をすることなく、おいしい食事を楽しむことができます。

アクセスや周辺情報

「カオソーイラムドゥアン」とおなじチェンマイ・ランプーン街道沿いにあります。

チェンマイ旧市街から徒歩で30分弱。ソンテウやウーバーなどを利用してうまくアクセスしてください。

カオソーイはじめタイ北部料理のメニュー詳細はこちらの「名店中の名店!カオソーイ・サムージャイ・ファーハーム」を確認ください。

店名カオソーイ・サムージャイ・ファーハーム
営業時間8時間分〜17時00分
駐車場有り

辛くないカオソーイ!イスラム系カオソーイ5店

辛いものが苦手な方に敬遠されているカオソーイですが、実は辛くないカオソーイもチェンマイにはたくさんあります。

とくに、イスラム教徒が経営するカオソーイ店では、牛骨ベースのスープにココナッツミルクをたっぷりいれるので、スパイスの辛みはほとんど感じられず、まろやかな味わいです。

イスラム系のお店は不気味で入りづらいため、お店の存在はあまり知られていませんが、この記事をきっかけにぜひ食べてみてください。

  • 辛いカオソーイが苦手
  • こってり濃厚なカオソーイが苦手
  • 年配や女性の方

におすすめです。

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卓上にある唐辛子オイルを使えば、辛い味が好きな方はお好みの辛さに調整できます。

カオソーイ・イスラム

カオソーイ・イスラムのヒジャブを被った店主

「ヒジャブ」とよばれるムスリムの女性が被る布をまとった店主

カオソーイ・イスラム」は、チェンマイのイスラム系カオソーイの代表として、雑誌やテレビでたびたび取り上げられるお店です。

店主は、ヒジャブとよばれるムスリムの女性がかぶる布をまとっていて、独特の異国情緒を味わえる雰囲気がただっています。

カオソーイ・イスラムのカオソーイ
鳥肉のカオソーイ

「カオソーイイスラム」のスープは、スパイシーな辛みがほとんどなく、まろやかでやさしい味わい。

麺はストレート麺で、ざらっとした舌ざわりともちもちとした食感が気持ちよく、新しい味わいのお蕎麦を楽しんでいる感覚です。

アクセスや周辺情報

ナイトバザールが開催されるチャンクラン通りの裏路地、イスラムの店が集まるエリアハラル通り(通称:イスラム横丁)にあります。

毎週金曜日の朝には雲南ムスリム金曜朝市があるので、ぜひ一緒にまわってみてください。

店名カオソーイ・イスラム
営業時間7時30分~17時00分
駐車場無し

カオソーイメージェー

カオソーイメージェーの入口
カオソーイメージェー
異国情緒あるれる店構え

チェンマイ名物としてひろく知られるカオソーイは、雲南省の回族(ホー族)によってタイ北部にもたらされました。

当時はクワイティアオホーと呼ばれ、透明なスープに鶏肉や牛肉が具材として使用されていたそうです。

「カオソーイメージェー」は雲南系ムスリム、回族が営むお店で、カオソーイの源流であるすっきり透明なスープ「幻のカオソーイ」が食べられます。

カオソーイの源流となるカオソーイナムサイ
料理名:ข้าวซอยน้ำใส่
日本語:カオソーイナムサイ

「カオソーイナムサイ」とよばれるスープが透明なカオソーイは、うす味ですが牛骨のうま味がしっかりと感じられるおいしさで最後の一滴まで飲み干せます。

麺のうえにのった肉そぼろ、パクチー、ネギ、ピーナッツなどの具材をスープにときながら、刺激、香り、食感を楽しんでください。

カオソーイメージェーの中華花巻(雲南饅頭)
料理名:หมั่นโถ
日本語:マントー

中華花巻(雲南饅頭)も絶品なので、お腹に余裕がある方はぜひ食べてみてください。

注文が上手く伝わらなかったら、弊記事の写真を見せれば一発で伝わります。

アクセスや周辺情報

「カオソーイメージェー」は、旧市街を南に下ったチャンクランエリアにあります。

同じ通りにはモスクがあり、周辺はハラルレストランが点在しているので、旅好きの方なら周辺をぶらぶら歩くだけでも楽しめます。

火曜日と木曜日は珍しい果物や地場野菜が激安で買えるローカル市場が近くで開催されます。

ナイトバザールから歩くと15分ほどです。自転車やソンテウなどを利用してうまくアクセスしてください。

店名カオソーイメージェー
営業時間7時30分~15時00分
駐車場無し

カオソーイ・スターシニー

スターシニー1号店の看板
スターシニー1号店の入り口

カオソーイ発祥の地チェンマイには、長く愛され続けている安定感たっぷりの名店がおおく、その中には、なんと100年以上も続いている老舗中の老舗があります。

カオソーイ・スターシニーは、創業100年以上続くカオソーイの老舗で、現在は3代目となる店主のおばさんと娘さんがお店を切り盛りしています。

スターシニー1号店のカオソーイ
スターシニー1号店のカオソーイ

スターシニー1号店のカオソーイは、こってり濃厚系カオソーイとあっさりとしたイスラム系カオソーイのちょうど中間のカオソーイで、毎日食べてもあきない味です。

麺は噛むともちもちした食感があり、小麦の風味と甘みを感じます。

スープは、牛骨の旨味たっぷりのスープにココナッツミルクをあわせ、さらに代々受け継がれてきた調合のスパイスをくわえた、まろやかでおく深い味わいです。

オリジナルのカオソーイ(麺がすべて揚げ麺)もあるので、若い世代の方は試してみてください。

アクセスや周辺情報

シャングリラホテルから徒歩6分、ナイトバザールや話題のリノベスポット「メーカー運河」も徒歩圏内です。

店名カオソーイ・スターシニー1号店
営業時間8時00分~15時30分(金曜日休)
駐車場無し

マッサマンカレーやテールスープが絶品の3号店はこちら

カオソーイ・スターシニー3号店はナイトバザールから南に伸びる通り「チャンクラン通り」沿いにあります。

店名カオソーイ・スターシニー3号店
営業8時30分~17時30分
駐車場無し

カオソーイパーパイ

カオソーイパーパイの看板
カオソーイ パーパイの入り口

カオソーイパーパイは、回族(ジンホー)とよばれる雲南系ムスリムの本格的なカオソーイが食べられるお店です。

観光客が好むハレの日の味付けではなく、普段の生活で食べるようなやさしい味付けなので、昼時はいつも年配の方々で満席になります。

カオソーイパーパイのカオソーイ
カオソーイパーパイのカオソーイ

カオソーイパーパイの「カオソーイ」は、辛そうな見た目に反して、あっさりマイルドな味付けでスープは最後の一滴まで飲み干せます。

麺は表面がつるんとしてすすり心地がよく、もっちりした食感があります。

トマトと香味野菜のうま味をぎゅっと濃縮させた雲南の卓上調味料で味変すると、酸味の効いたべつの味が楽しめます。

アクセスや周辺情報

カオソーイパーパイはピン川エリアにあります。

食後は、ピン川に架かるナワラット橋の上から川をぼんやり眺めたり、川沿いをのんびり散歩したり、まったり過ごすのがおすすめです。

店名カオソーイ パーパイ
営業時間9時00分~15時00分
駐車場無し

ロットディー

ロットディー ハラルレストランの入り口
ロットディー

ロットディーは旅行者でもアクセスしやすい、ナイトバザールの近くにあります。

ご主人も奥さまも日本語が話せるので、チェンマイがはじめての方でも安心して利用できます。

カオソーイや雲南餃子もおすすめですが、ロットディーでは、「パーパーソイ」とよばれる、餅を細く切ったお餅のカオソーイをぜひ食べてほしいです。

「パーパーソイ」と呼ばれるお餅を細く切ったカオソーイ
「パーパーソイ」餅を細く切ったカオソーイ

「パーパーソイ」の麺は、つきたてのお餅のように柔らかく、噛めば噛むほど甘みがまします。

スープは麺に負けないようにカオソーイよりも少し濃いめで、ふわっと優しい麺の甘みによくあいます。

アクセスや周辺情報

店名ロットディー
営業時間8時00分~17時00分(日曜日休)
駐車場無し

カオソーイを極めろ!絶品カオソーイ6店

「味だけならミシュラン掲載店に負けない」チェンマイの隠れミシュランを紹介します。

  • 少しくらい汚くてもおいしいカオソーイを食べたい
  • 個性的なカオソーイを食べてみたい
  • 200店以上のカオソーイを食べ歩いた筆者の舌を信じる

という方はぜひ読んでみてください。

短期旅行者は食事の回数がかぎられているので、絶対に失敗しないミシュラン掲載のカオソーイ店がおすすめです。

カオソーイクンヤーイ

カオソーイクンヤーイ
カオソーイクンヤーイ

カオソーイ・クンヤーイは、旧市街の北の城門「チャンプアック門」から徒歩3分と、旅行者でもアクセスの良い場所にあります。

ガツンとスパイスの効いた超刺激的なカオソーイは、ファランとよばれる欧米系外国人観光客に絶大な人気をほこります。

1日わずか4時間だけしか営業しませんが、辛い食べものが好きな方にぜひおすすめしたいお店です。

カオソーイクンヤーイ
カオソーイクンヤーイのカオソーイ

カオソーイ・クンヤーイのカオソーイは、トッピングのあげ麺が細く、繊細なビジュアルに反して、ドカンとパンチの効いたスパイシーな濃厚カオソーイです。

一口すすると、最初はうまみを感じますが、その後に辛さがガツンと感じられ、うまみのなかに辛さがくわわった刺激的な味わいが楽しめます。

アクセスや周辺情報

旧市街にあるのでどこにでもアクセスしやすいです。

旧市街の街歩きやお寺巡りを楽しんだあとにいかがでしょうか。

店名カオソーイ・クンヤーイ
営業時間10時00分~14時00分(日曜日休)
駐車場有り

クイッティアオバーンクム

クイッティアオバーンクム
クイッティアオバーンクム

「クイッティアオバーンクム」はトンパヨーム市場の裏手にある芸能人御用達の名店です。

地元民はもとより若いタイ人観光客に人気があり、店内の柱には来店したタイ人芸能人の写真がびっしり貼られています。

クイッティアオバーンクムのカオソーイ半熟卵とカオソーイの相性抜群
半熟卵とカオソーイの相性抜群

クイッティアオバーンクムのカオソーイは、まろやかでマイルドな味わいの中にピリっとしたスパイスの刺激を感じるイエローカレーに近いテイストです。

麺は程よいちぢれ加減の平打ち麺で、食感も風味もよく、おいしいです。

半熟卵の卵黄をくずし、麵や具材にまぜると一味違ったカオソーイを楽しめます。

アクセスや周辺情報

近くにはタイ北部の名物料理がずらっとならぶ「トンパヨーム市場」、日本の街並みを再現した「リトル日本」があります。

お店の脇に専用駐車場があるので、車の方に便利なお店です。

 店名クイッティアオバーンクム
営業時間8時30分~15時00分
駐車場有り

カオソーイ・ウアラーイ

カオソーイウアライの店前に並ぶお客
カオソーイウアラーイのお店の入り口に並ぶ客

カオソーイ・ウアラーイはウアラーイ通り(銀細工通り)にある超人気店です。

世代をこえて多くの人びとに愛されていますが、辛さがひかえめでやさしい味わいから、とくに年配や女性に人気があります。

チェンマイ門から徒歩6分とアクセスが良く、周辺に「ワットシースパン」「ムーンサーン寺院」などの観光スポットが多いので観光の合間に立ち寄るお店としてもおすすめです。

カオソーイ・ウアラーイ銀製の器に入ったカオソーイ
カオソーイウアラーイの銀のボウル

銀細工通りに位置する「ウアラーイ」のカオソーイは、すっきりとしたフォルムが印象的な「銀のボウル」で提供されます。

上にのっている揚げ麺はプリッツタイプではなく、太麺タイプの揚げ麺なので、スープをよく吸ってしなしなになって美味しいです。

天下一品のようにとろりとしたスープは、こってりマニアにはたまらない、すするというようりはカルボナーラのように麺とからめて食べる感じです。

酸味の効いた雲南の調味料を入れて味変すると2度楽しめます。

アクセスや周辺情報

シルバーアクセサリーなどのお店を冷やかしながら歩いて、食後は世界初の銀寺「ワットシースパン」で参拝がおすすめです。

店名カーオソーイ ウアラーイ
営業時間9時00分~15時00分(日曜日休)
駐車場無し

バーマイ クイッティアオ カーオソイ

バーマイ クイッティアオ カーオソイに並ぶ地元の人
バーマイ クイッティアオ カーオソイ

「バーマイ・クイッティアオ・カーオソイ」は、アクセスがわるい場所にありながら、地元民たちで常ににぎわっている、知る人ぞ知るカオソーイ店です。

外観はプレハブ小屋なので入りづらい雰囲気ですが、「優しい店主とともに絶品の味があなたを待っている」のでぜひ行ってみてください。

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とんねるずのみなさんのおかげでしたの「見た目は汚いがうまい店」を表彰する企画、「きたなシュラン」のチェンマイ版があったら、絶対に登場します。
バーマイ クイッティアオ カーオソイのカーオソイ
バーマイ クイッティアオ カーオソイ

「バーマイ・クイッティアオ・カーオソイ」のカオソーイは40Bとは思えないほどボリューミーなビジュアルです。

スープは一口目から全身を突き抜けるおいしさで、スパイスの辛味だけではなく、動物系の旨味も感じられ、旨味と辛味のバランスが絶妙な仕上がりです。

しっかりスープをからみあげる平打ち麺は、むっちりした歯ごたえがあり、少し辛めのスープに負けない強い麺です。

アクセスや周辺情報

近くにチェンマイ陸運局事務所(バイク)があるので、免許更新の帰りにいかがでしょうか。

店名バーマイ クイッティアオ カーオソイ
営業時間8時00分~14時00分(日曜日休)
駐車場無し

カノムヂーン・パーポーム

カノムヂーン パーポームの入口
カノムヂーン・パーポーム

「カノムヂーン パーポーム「はチェンマイ門から徒歩5分、旅行者でもアクセスしやすい場所にあります。

看板がなく入りづらい店構えですが、地元のお客さんの胃袋をがっちりつかんでいる素晴らしいお店です。

朝7時から開いているので、朝からカオソーイを食べたい方におすすめです。

カノムヂーン パーポームの鳥カオソーイ
鶏のカオソーイ

カノムセンパーポムのカオソーイは、ココナッツミルクのまろやかな甘さと、後から感じるスパイスの刺激が絶妙であと引くおいしさです。

トッピングの揚げ麺もこれでもかと盛り付けられており、写真のためによけましたが、普段は具材などが隠れて見えません。

しっかり味の染み込んだドラムチキンは、白ごはんが欲しくなるおいしさです。

スペアリブの旨味とトマトの酸味、野菜の甘みがとけこんだカノムチンナムギャオも絶品なので、お腹に余裕のある方はぜひ。

アクセスや周辺情報

お店の裏に人気のお寺マッサージ「ワット パン・ウェーン」があるので食後にいかがでしょうか。

店名カノムヂーン パーポーム
営業時間7時00分~14時00分(日曜日)
駐車場無し

カオソーイ・ファーハーム

カオソーイ・ファーハームのお店の入り口
カオソーイ・ファーハームの店内

カオソーイ・ファーハームは、日本人旅行者にはあまり知られていませんが、カオソーイ愛好家の間ではとても有名なお店です。

(カオソーイを200店以上食べ歩いた)筆者の個人的感想ですが、なぜ「カオソーイ・ファーハーム」がミシュランに入っていないのか疑問に思うほどです…。

ちなみに、他の権威あるコンテストのカオソーイ部門で最優秀賞を受賞しています。

カオソーイ・ファーハームのカオソーイ
汁ありカオソーイ

カオソーイ・ファーハームは、見た目が非常に美しく、食欲をそそる香りとともに食べる前から優勝です。

スープは濃厚ですがくどくなく、あとからスパイスを感じる奥深い味わいです。

カオソーイ・ファーハームの汁なしカオソーイ
汁なしカオソーイ

汁なしカオソーイも絶品で、日本人に人気のタイ料理「プーパッポンカリー」に似た味です。

ふわふわ卵をたっぷりまとった平打ち麺は飛ぶような美味しさで、一度食べらたら食べる手が止まりません。

チェンマイに汁なしカオソーイを提供するお店は数店ありますが、カオソーイ・ファーハームは別格なので、ぜひ食べてみてください。

アクセスや周辺情報

徒歩では難しい場所にあります。ソンテウやグラブなどを使って上手くアクセスしてください。

車で10分の場所に、ドイステープと人気を二分する「ワット・プラタート・ドーイカム」があります。

店名ファーハーム
営業時間9時00分~18時00分
駐車場有り

カオソーイのおいしい食べ方と注意点

カオソーイはラーメンではなく、カオソーイというジャンルの麺料理です。

ですので、日本のラーメンをイメージして食べるとかならず戸惑います。

まずはカオソーイとはどんな麺料理かを知っておきましょう。

カオソーイとはどんな麺料理

カオソーイのスープ

カオソーイのスープ
カオソーイのスープ

レモングラスやパクチーの根などのタイハーブをすりつぶしたペーストに、ターメリックやカルダモンなどの香辛料をまぜてつくります。

さらに、ココナッツミルクをくわえることで、スパイシーな味わいにまろやかさがくわわり、絶妙なバランスがうみ出されます。

カオソーイの麺

カオソーイの揚げ麺
カオソーイの揚げ麺

スープがよくからむ平麺にパリパリとした食感が特徴のあげ麺がトッピングされます。

あげ麺はそのまま食べるのはもちろん、スープにひたし柔らかくして食べるのもおすすめです。

薬味(付け合わせ)

生の赤玉ねぎ・発酵高菜・ライムがそえられます。

これらをまぜ合わせ、卓上の唐辛子オイルをたらしたり、ライムをしぼったりして、味の変化を楽しみながら食べるのがタイ流です。

カオソーイの薬味(付け合わせ)
カオソーイの薬味(付け合わせ)

卓上の唐辛子オイル

カオソーイの唐辛子オイル
唐辛子オイル

カオソーイのおいしい食べ方

タイ料理界の第一人者「イアン氏」は、Netflixの人気番組『腹ペコフィルのグルメ旅』の中で「カオソーイを食べる前に、つけ合わせを全部入れてよくまぜるように」と言っています。

筆者は、ミシュラン3年連続受賞のメーマニーで、スープ一口すすってから食べようとしたら、肝っ玉母さんに「先に付け合わせを全部入れてよく混ぜて食べなさい」と言われました。

その時は「好きに食べていいじゃん」と内心思いましたが、言われた通りにしたら、味や香り、食感が複雑にからまりあって、本当においしくなりました(笑)。

カオソーイを食べるときの注意点

カオソーイ1杯の量はかなり少ない

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麺だけなら2口で完食するので足りない方はサイドメニューを注文しましょう。

卓上の唐辛子オイルは想像以上に辛い

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七味唐辛子と同じ感覚で入れると食べられなくなります。少しづつ入れましょう。

タイの飲食店ではドリンクの注文はマスト

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日本の居酒屋のお通しみたいなものです。
無料の水もありますが、100円をけちってお腹を壊すのも馬鹿らしいです。

価格設定がおかしい

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カオソーイ一杯の値段が50バーツなのに、ドリンクが30バーツ、デザートが80バーツ、タクシー運賃が100バーツなど、日本人の感覚からすると少し違和感を感じます。

チップは入りません

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今回紹介したお店ではチップは入りません。「店員さんに親切にしてもらった」などあげたい場合はどうぞ。

カオソーイのカロリーは450kcal〜550kcal

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量が少ないので2杯〜3杯は食べれますがカロリーのとりすぎに注意しましょう。

一人一品は注文しましょう

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外で並んでいるお客さんがいるなかで、4人で一杯のカオソーイをシェアしている旅行者をみかけました。

チェンマイカオソーイ名店リスト

店名辛さレベルローカルレベルロケーション営業時間駐車場
カオソーイラムドゥアン王道系日本人好み🌶️🚕9時〜16時
カオソーイルンプラキットネットフリックス登場🌶️🦆🦆🚶9時半〜16時半
カオソーイニマンサービス満点🌶️🌶️🚶11時〜20時
カオソーイメーマニー魅惑ヌードル🌶️🌶️🦆🦆🚕🚕9時〜15時半
カオソーイメーサイ日本人好み🌶️🦆🚶8時〜16時(日休)
カオソーイサムージュイチェンマイ料理豊富🌶️🌶️🚕8時〜17時
カオソーイイスラムイスラム系の代表🦆🦆🚶7時半〜17時
カオソーイメージェー幻のカオソーイ🦆🦆🦆🚶🚶7時半〜15時
カオソーイスターシニー創業100年の老舗🌶️🦆🦆🚶🚶8時〜15時半
カオソーイパーパイ回族の優しい味🦆🦆🚶🚶9時〜15時
カオソーイロットディー餅のカオソーイ🌶️🦆🚶9時〜17時
カオソーイクンヤーイ激辛カオソーイ🌶️🌶️🌶️🦆🚶10時〜14時
カオソーイウアラーイどろどろカオソーイ🦆🚶9時〜15時(日休)
カオソーイファーハーム優勝間違いなし🌶️🦆🚕🚕8時〜14時(日休)
クイッティアオバーンクム芸能人御用達🌶️🚶🚶8時半〜15時
パーマイカオソーイ汚なシュラン🌶️🦆🦆🦆🚕🚕7時〜14時
カノムチンパーーポーム朝からカオソーイ🌶️🌶️🦆🦆🦆🚶7時〜14時(日休)
  • 営業時間:営業時間
  • 辛さ度:スパイシーさ
  • ローカル度:お店の入りやすさ
  • ロケーション:徒歩の場合 タクシーの場合
  • 駐車場:無しの場合でもバイクは路駐できます。*基本的に駐禁はありせん。

どこか迷ったらミシュランが選んだ6店

旅行者にはアクセスが難しかったり、コンセプトがかぶったりしてリストに入れなかった名店は個別レビューで確認してください。

カオソーイカロンインスタ映えするカオソーイ
パーオーンカオソーイ4時間限定!オーン叔母さんの店
カオソーイシーパンクラシカルな王道カオソーイ
スターシニー3号店イスラム系カオソーイ

ホテルの朝食もいいですが、朝にしか出会えないストリートフードで「チェンマイの朝」を堪能しましょう!

こちらもおススメ!他のお店と一緒に巡ってみては?

タイ人にはカオソーイより人気!チェンマイ名物のカノムチンナムギャオの名店リストはこちら




三年連続ビブグルマン受賞したカオソーイメーマニーの牛肉のカオソーイ
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三年連続ビブグルマン受賞したカオソーイメーマニーの牛肉のカオソーイ




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