チェンマイの魅力をつめこんだお土産を伝統工芸品からアジアン雑貨まで幅広く紹介します。
山岳民族の手仕事による刺繍品や職人によって焼かれたセラドン焼は、独特の色合いや柄が美しく、どちらも素晴らしいプレゼントになります。
また、安くてかわいいアジアン雑貨はバラマキ用のお土産として最適です。
チェンマイでしか手に入らないものをメインに取り上げているので、お土産選びの参考にしてみてください。
知らないと損する!
セラドン焼
セラドン焼とは、タイを代表する焼き物の1つです。
「セラドングリーン」とよばれる、透明感のある青緑色の食器に料理を盛り付けると、料理が一段と映え、いつもの食卓が特別で豊かなものに感じられます。
チェンマイは昔から陶磁器づくりが盛んで、バンコクよりも安くて良いものが買えると評判です。
こちらの「チェンマイでセラドン焼きが買える店7選」で各店舗のアクセスや店内の様子を詳しく紹介しているので、是非読んでみてください。
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鶏柄食器
日本人の間ではセラドン焼きが人気ですが、タイ人の間では「チャームガイ」とよばれる鶏柄食器も非常に人気です。
白を基調とした可愛らしいニワトリ柄の食器は、手頃な価格でありながらも丈夫で、とく若い世代に人気があります。
チェンマイ市内でも購入できますが、せっかくなら工場見学もできるうえ、安く購入できる直売店がおすすめです。
山岳民族の刺繍品
文字を持たないモン族は、刺繍をつかって生活様式や民族の歴史を伝えてきました。
モン族の市場には多彩な色彩と緻密な刺繍がほどされた布、財布、カバンなど、アジア雑貨好きを魅了するアイテムが所狭しとならんでいます。
旧市街やナイトマーケットで購入できますが、せっかくチェンマイにいるなら、街中よりも安く買えるモン族市場に行きましょう。
民族衣装を着て記念写真を撮りたい方はモン族の村がおすすめです。
観光をかねてモン族の村へ!
銀製品・シルバーアクセサリー
ビルマからチェンマイを取り戻したカーウィラ王は、荒廃したチェンマイを復興するため、銀細工職人たち世界初の銀寺「ワットシースパン」周辺に住まわせました。
時代の変化にともない需要が減少し、職人の数は減っていますが、それでも技術を守り発展させている職人もいます。
彼らがつくる指輪やネックレスなどのアクセサリーは、一つ一つ丁寧に製作され、魂がこめられています。
特別な人へのお土産としていかがでしょうか。
タイシルク
タイシルクは、チェンマイ県サンカムペーンの特産品の1つで、美しい光沢と極上の肌ざわりが特徴です。
「タイシルクビレッジ」では、蚕が桑の葉を食べて生糸を作り、織機で織るまでのシルクの製造過程を見学できるので、観光にもお土産探しにも最適です。
ハンカチが100バーツとリーズナブルで、ネクタイ、スカーフ、衣類、寝具など、様々なアイテムを取り扱っています。
名称 | Thai Silk Village Co.,LTD |
営業時間 | 8時30分~17時30分 |
場所 | Googleマップでひらく |
織物・洋裁材料
少数民族の風土が織り込まれた魅力あふれる布。
デザインや色の調和にこだわり、古くからの文化を象徴するとともに、美意識をあらわす重要なアイテムとして今日でも愛されています。
「トンラムヤイ市場」や「クレメンス通り」の布市場などではいろいろな種類の布が雑多に売られています。
値札はついていませんが、布を指差せばおばちゃんが電卓で値段を提示してれます。
シルクは簡単に値下げしてくれるんですか…。
「クワンメン通り」は生地や洋裁材料あつかうお店が集結しています。
チロリアンテープや柄物のリボン、くるみボタンやアップリケなどを探している方は、是非訪れてみてください。
「織物作家ヌサラー」さんのお店は、チェンマイらしい洋服をプレゼントしたい方におすすめです。
少数民族の伝統織物を現代的なデザインのスカートやワンピースに仕立てた、いわば「現伝折衷」の洋服は落ち着いた女性にぴったりです。
チェンマイの世界ブランド
チェンマイ発の世界的なファッション&雑貨ブランド「ジンジャー」。
アジアのカラフルな色合いと北欧のシンプルなデザインがミックスされた斬新なアプローチが人気をはくしています。
旧市街にある本店の「ザ・ハウス」はエレガント、ニマンヘミンにある支店の「ジンジャー ファーム」はポップな雰囲気です。
両店ともにレストランが併設されているので、ショッピングと食事が楽しめます。*買い物だけも可
「ジンジャー」は、カラフルなファッションアイテムや刺激的なデザインの洋服を探している方におすすめです。
ラタン雑貨
ラタンとは、東南アジアを中心に自生するヤシ科の植物で、日本では「籐(とう)」とよばれます。
丸椅子やカゴなど、銭湯でよく目にするアイテムに使用されるほか、独特の風合いや弾力性から、家具やインテリアグッズにもひろく使われています。
また、自然素材のバッグやサンダルは、使い込むほどに色やツヤが深くなり、愛着が湧いてきます。腐らない上に軽いのでお土産に最適です。
お土産を渡しそびれても、自分で使えますし。
筆者は、ウォーターヒヤシンスで編んだサンダルを部屋履きにしていますが、畳の上を歩いているような感覚で快適です。
チェンマイ旧市街からワローロット市場に向かうチェイモン通りには、「籐(ラタン)雑貨」の専門店が並んでいます。ニマンヘミンに行いけば、お洒落なデザインのい草のミニバックも売っています。
手織り傘
チェンマイのボーザン村の特産品「唐傘」。
竹でできた骨組みに色鮮やかな紙をはった唐傘は、タイ人観光客のギフトアイテムとして人気があります。
旧市街から車で20分の場所にある「手織り傘製造センター」はチェンマイの逸品土産が買えたり、傘作りが見学できたり、ちょっとした観光におすすめです。
木製工芸品
木の温もりを感じる木製工芸品は、日本人にとって親しみがふかく、外れないお土産です。
とくに貴重な銘木を使用した食器や置物などは独特な趣があり、おすすめです。
スプーンなどお皿などの木製食器類はトンラムヤイ市場の2階、置物や木彫りなど少し大きなものはバーンタワイ村、木彫りの象を探している方はBaan Jang Nakがおすすめです。
ハーブコスメ
タイならではのハーブをつかった「アロマコスメ」は女性なら誰もが喜ぶお土産ではないでしょうか。
若い女性には、空港や旧市街をふくめ市内に6店舗を構える「Herb Basics」が人気です。*バンコク店と比べると格段に安くなっています。
アンチエイジングに効果がある「モリンガオイル」はじめ、ピュアオイルを割安で購入したい方は、ワロロット市場の「ポンペイ」がおすすめです。
ハーブ石鹸やオーラルケア製品は、スーパーの方が安くて品揃えが豊富です。目的に応じて使い分けてください。
チェンマイのコーヒー
チェンマイの街を歩いていると、コーヒーショップだらけで驚かれた方も多いのではないでしょうか。
実はタイ北部はコーヒーの名産地でもあります。
標高1500mの山間部で、寒暖差をいかして栽培されるアラビカ種は香りが良いと評判です。
世界的に有名なドイチャンコーヒーや若者に人気のアカアマコーヒーなど、様々なコーヒーブランドがあるので、観光の合間にカフェタイムを楽しみつつ、ついでにコーヒー豆のお土産はいかがでしょうか。
コーヒー豆は日持ちがするうえに軽量なので、お土産にぴったりです。
タイ調味料(ペースト類)
料理が好きな方へのお土産にはタイ料理のペーストがおすすめです。
カオマンガイやガパオライスのもとからパッタイまで、コンビニやスーパーで格安で購入できます。
自分用に買っておけば、日本に帰ってからもタイ料理が恋しくなったときに、すぐに食べられます。
仏像・お守り・ガネーシャの置物
もしもタイでお土産に迷ったら、ミニ仏像の置物やタイのお守り「プラクルアン」はいかがでしょうか。
仏教国タイならではのお土産であり、日本では手に入りにくいものばかりです。
金属や木彫り、粘土を焼いたものなど様々なタイプの仏像があります。
ブッダや位の高い僧侶の姿をかたどったタイのお守り「プラクルアン」。
タイ語の教材・文房具
タイ語を勉強している人には、タイ語の本やタイ文字シールをお土産に贈ると喜ばれるでしょう。
日本では入手困難なDVDや教科書も、タイなら格安で手に入ります。
カバン
最後に筆者が一番コスパが良いと思うお土産を紹介したいと思います。
かぎ針編み トートバッグ
大体どんな種類のカバンも1000円以下で購入できますが、安く見えないですよね。
刺繍リュック
PPバック
梱包素材のPPバンドで編み上げたプラッチックバック。
デニムリメイクバッグ
ナイトマーケットでは、様々なデザインのデニムリメイクバッグが売っています。
ロゴが入っているものは商標権侵害にあたる場合もあるので自己責任で。
自然素材のい草やラタンを編んで作られたカバンは、東南アジアならではのお土産です。
ニマンヘミンやロイクロ通りの雑貨店、「JJマーケット」や「チャムチャマーケット」、チェイモン通りのラタン雑貨店で購入できます。
散策しながらお気に入りの見つけましょう。
椰子柄ボタンのバックは、小さい写真のもので600円、大きなものでも1000円程度です。
チェンマイ「OTOP」CENTER
「あちこちお土産を探しに回るのが面倒」という人には、チェンマイの逸品土産を幅広く取り揃えているOTOP CENTERがおすすめです。
価格は少々高めですが、タイ政府が品質を保証し、各製品には「OTOP」のタグが付いています。
上品なデザインのものが多いです。
チェンマイのOTOPセンターはターペ門から東に8km、車で20分のサンカムペーン郡にあります。
店内はなかり広く、チェンマイ各地の特産品や工芸品が並んでいます。
名称 | CHIAGMAI OTOP CENTER |
営業 | 9時00分~17時00分 |
場所 | Googleマップでひらく |
ハンドメイド雑貨
チェンマイのお土産といえば、やっぱり「ハンドメイド雑貨」「アジアン雑貨」。
職人の手先の器用さと若手デザイナーの新しい感覚が組み合わさり、センスのある雑貨が数多く生み出されています。
チェンマイで人気雑貨店はこちらを確認ください。