チェンマイ旧市街のお寺38寺 完全ガイド

チェンマイ旧市街のお寺38寺 完全ガイド

堀と城壁に囲まれたチェンマイ旧市街は、徒歩や自転車で気軽に寺院巡りが楽しめる歴史エリアです。

わずか1.6km四方の街に38もの寺院が点在し、それぞれが独自の歴史や雰囲気を持っています。

この記事では、チェンマイ在住10年の筆者が実際に38寺すべてを参拝し、その体験をもとに人気順でまとめました。

観光で外せない有名寺院から、地元の人々に愛される穴場、幸運寺院やマッサージが受けられるお寺まで網羅しています。

この記事を読めば、旧市街のお寺が完全に把握できる」そんな一冊のガイドブックを目指しました。

チェンマイ旧市街38寺 人気順一覧

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このマップで38寺の位置関係をチェックできます。

カテゴリ解説

観光マスト:チェンマイ旧市街で必ず押さえたい定番寺院。初めての旅行者にもおすすめ。

幸運寺院:チェンマイに点在する「九つの幸運寺院」のうち旧市街にあるものをピックアップ。

マッサージ:境内でタイマッサージや木槌療法を受けられる寺院。観光合間にリラックス。

歴史ファン向け:古塔や王朝にまつわる逸話が残る寺院。建築や伝説を楽しみたい歴史好き向け。

フォトスポット:ユニークな像など、写真映えする要素がある寺院。

ローカル色:小規模で観光客が少なく、地元の信仰や日常が感じられる寺院。

それでは、カテゴリーを踏まえて、チェンマイ旧市街の38寺を人気順に整理した一覧をご覧ください。

スマホ閲覧の場合は、横にスクロールしていただくと特徴やカテゴリもご覧いただけます。

No.寺院名特徴カテゴリ
1ワット・プラシンチェンマイ最高位の王室第一級寺院観光マスト
2ワット・チェディルアン旧市街を象徴する巨大仏塔観光マスト
3ワットチェンマンチェンマイ最古の寺院観光マスト・幸運寺院
4ワット・パンタオ願いが千倍になる木造寺院観光マスト
5ワット インタキン サドゥムアンチェンマイ誕生を物語る“街のへそ”観光マスト・歴史ファン
6ワットジュエットリン個性あふれる像と蓮池にかかる竹橋フォトスポット
7ワット ラーチャモンティアン王宮を献じて建立した由緒ある寺院歴史ファン/フォトスポット
8ワット セーンムアンマー・ルワン宮殿のように豪華な“隠れ寺”フォトスポット
9ワット ムーントゥーム王朝の即位式を伝える歴史深き寺院歴史ファン
10ワット モー・カム・トゥワン金運を招く黄金の壺寺幸運寺院
11ワット プラチャオ・メンラーイメンラーイ王ゆかりの静かな古刹歴史ファン
12ワット チャイプラキアット由緒ある仏像を祀る古刹歴史ファン/幸運寺院
13ワット プラーサートランナー建築の美が息づく静寂の古刹歴史ファン
14ワット ラーム チャーン王家の象をつないだ地に残る古塔歴史ファン
15ワット ムーンラーン戦没者を偲ぶビルマ様式の古刹ローカル
16ワット サーイムーン(パマー)ミャンマー様式が映える異国情緒フォトスポット
17ワット ムーングンコーン金運祈願と映画ロケ地で知られる寺院幸運寺院
18ワット サーイ ムーン ムアン地元信仰が息づく静かな寺院ローカル
19ワット ウモーン マハーテーラチャン黄金仏が鎮座する静かな古刹歴史ファン
20ワット ドゥアンディー運が開ける寺院幸運寺院
21ワット ダッパイ魔除け仏が見守る幸運寺院幸運寺院
22ワット パーカーオトークセンで心身を癒す静かな寺院マッサージ/トークセン
23ワット パン・ウェーン静けさと癒しが同居する穴場マッサージ/トークセン
24ワット サムパオ日曜夜市でにぎわう癒し寺院マッサージ/フードコート
25ワット シークート歴史と癒しを同時に楽しむマッサージ/歴史ファン
26ワット プアックテーム散策でひと休みできるローカル寺院ローカル
27ワット トゥンユー王族の装飾品に由来する小さな古寺歴史ファン
28ワット ドークウアン黒光りする仏像と壁画が美しい小寺院ローカル
29ワット パーンピン清らかに整備された旧市街の古刹フォトスポット
30ワット パーボーン兄弟が築いた“つながる寺院”ローカル
31ワット パー プラーオナイココナツの森に由来する静かな古刹ローカル
32ワット クワンカーマー馬の守り神が迎えるユニーク寺院フォトスポット
33ワット プアックホン七重レンガ塔が残る歴史寺院ローカル
34ワット チャーンテーム旧市街でひと息つける静かな寺院ローカル
35ワット パンオンサンデーマーケットのフードコートローカル
36ワット フォンソーイ小規模寺院のひとつローカル
37ワット ドークカムターペー門そばでリセットローカル
38ワット メータン野犬注意ローカル

ワット・プラシン|チェンマイ最高位の王室第一級寺院

ライトアップされたワットプラシン
ライトアップされたワット・プラシンのライカム堂・十二支仏塔・布薩堂

ひときわ格式の高さで知られるワット・プラシンは、タイ全土でも数少ない王室第一級寺院(ウォーラ・マハーウィハーン)に列せられた、チェンマイ最高位の寺院です。

旧市街の中心に位置し、歴史と格式を兼ね備えた特別な存在として、地元の人々からも深く敬われています。

ランナー様式の美しい大本堂や、チェンマイ守護仏が祀られるライカム堂、さらに十二支の仏塔や荘厳な布薩堂など、見どころは尽きません。

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昼のワット・プラシンは人も多く華やかですが、筆者のおすすめは夜。黄金の仏塔や本堂が光に包まれ、思わず立ち止まるほどの美しさ。日曜夜のサンデーマーケットに合わせて訪れれば、一度で二度楽しめますよ。

詳しい歴史や見どころはワット・プラシン完全ガイド【歴史・見どころ・アクセス】をご覧ください。

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ワット・チェディルアン|旧市街を象徴する巨大仏塔

高さ86mあったとされるチェディ・ルアン仏塔の正面全景
高さ86mあったとされるチェディ・ルアン仏塔の正面全景

チェンマイ旧市街を代表するランドマークといえば、ワット・チェディルアン。最も巨大な仏塔を擁し、観光でも外せない名所です。

威風堂々とそびえる半壊の仏塔は、実際に目の前に立つと圧倒されるほどの迫力。

さらに、守護柱「サオ・インタキン」は、建都以来特別な存在です。

大本堂は豪華な装飾で彩られ、シャンデリアや黄金の柱が煌めきます。内部には高さ8.23mのプラ・アッターロット仏が安置され、その堂々とした姿も見どころのひとつです。

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筆者自身もこれまでに10回以上参拝していますが、何度訪れてもその迫力は別格です。現役のお寺と巨大遺跡が同居する独特の空気感は、チェンマイでしか味わえない唯一無二の体験になるでしょう。

詳しい歴史や見どころはワット・チェディルアン完全ガイド【歴史・見どころ・アクセス】 をぜひご覧ください。

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ワットチェンマン|チェンマイ最古の寺院

ワットチェンマンの象の仏塔(チェディ・チャン・ロム)と本堂
ワットチェンマンの象の仏塔(チェディ・チャン・ロム)と本堂

チェンマイ最古の寺院「ワット・チェンマン」は、ランナー王朝の建都とともに歩んできた歴史そのものを感じられる場所です。

象が支える仏塔や、クリスタル仏・石仏といった貴重な仏像、赤い壁に金箔で描かれた壁画など、見どころ万歳。

観光客の姿はあるものの混雑は少なく、チェンマイ旧市街の有名寺院の中でもゆっくりと境内を歩けるのが魅力です。

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筆者自身も困ったことがあると何度も足を運び、チェンマイの守護仏のひとつ「プラ・セータンカマニー」にお願いしています(笑)。観光だけでなく「今も生きている信仰の場」としての温かさを実感できるお寺です。

詳しい歴史や見どころはワット・チェンマン完全ガイド【歴史・見どころ・アクセス】をご覧ください。

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ワット・パンタオ|願いが千倍になる木造寺院

ワット・パンタオの仏塔と本堂
ワット・パンタオの仏塔と本堂

ワット・チェディルアンのすぐ隣にあるワット・パンタオは、旧市街の中でも珍しい全木造の本堂を持つ寺院です。

寺名は「パン=千」「タオ=炉(竃)」に由来し、かつてこの地にワット・チェディルアンの巨大仏像を鋳造するための炉が千基あったことから名付けられました。

本堂内部に安置されているプラチャオ・タンジャイ仏は「願い事をすれば千倍になって叶う」と信じられており、多くの参拝者を惹きつけます。

境内は規模こそ大きくありませんが、チーク材で造られた本堂は重厚感にあふれ静かな空気感は格別。歴史と木造建築の魅力を味わいたい人には欠かせない一寺です。

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隣のワット・チェディルアンの迫力とはまた違い、静かで凛とした雰囲気。夕方になると柔らかな光に包まれて、写真を撮りたくなる瞬間が多いお寺です。

詳しい歴史や見どころはワット・パンタオ完全ガイド【歴史・見どころ・アクセス】をご覧ください。

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ワット インタキン サドゥムアン|チェンマイ誕生を物語る“街のへそ”

ワット インタキン サドゥムアンの本堂
ワット インタキン サドゥムアンの本堂
ワット インタキン サドゥムアンの守護柱インタキンのレプリカ
ワット インタキン サドゥムアンの守護柱インタキンのレプリカ

ターペー門から徒歩約13分、三人の王像のすぐそばに位置するワット インタキン サドゥムアンは、チェンマイ建都の歴史を今に伝える重要な寺院です。

1292年、マンラーイ王がチェンマイを創建した際、街の守護柱「インタキン柱」を安置するために建立。もともとはワット サドゥムアンと呼ばれ、「サドゥ=おへそ」「ムアン=街」を意味し、市街の中心を示す“街のへそ”として親しまれてきました。

ビルマ占領下には一時廃墟となりましたが、チェンマイを復興したカウィラ王が再建。守護柱はワット・チェディ・ルアンへ移されたものの、寺院は改修され白亜の本尊ルアン・ポー・カオを祀る現在の姿となり、寺名もワット インタキン サドゥムアンへ。

さらに本堂後方の祠には、守護柱インタキンのレプリカが安置されており、チェンマイの建都を象徴する貴重な存在です。

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旧市街観光の中心部にあり、三人の王像(スリーキングスモニュメント)やワット・チェディ・ルアンと合わせて回ると、チェンマイ誕生の物語をより深く感じられます。
詳細情報
名称:タイ語วัดอินทขีลสะดือเมือง
名称:英語Wat Inthakhin Saduemang
所在地13 Intrawarorot Rd, Tambon Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
アクセスターペー門から徒歩約13分、三人の王像近く
備考インタキン柱レプリカ・白亜の本尊

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ワットジュエットリン|個性あふれる像と蓮池にかかる竹橋

ワットジェットリンの蓮池と東屋
ワットジェットリンの蓮池と東屋
ワットジェットリンにいる金の糞をする伝説の珍獣シーフーハーター
ワットジェットリンにいる金の糞をする伝説の珍獣シーフーハーター

チェンマイ門から徒歩約4分。

プラポッカラオ通り沿いに佇むワット ジェットリンは、16世紀前半にはすでに存在していたとされる古刹です。

境内には炎を食べて金の糞をする伝説の珍獣シーフーハータはじめ個性的な像が多数点在。さらに奥へ進むと、蓮池とバンブーブリッジが現れます。東屋にはベンチもあり、散策の途中でゆっくり休憩できます。

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散策の合間に腰を下ろしてひと息つくのにぴったりのお寺です。観光の喧騒を離れて、のんびり過ごしたいときに立ち寄ってみてください。

詳しい歴史や見どころは【ワット・ジェットリン】チェンマイ旧市街で一休みに最適なお寺をご覧ください。

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ワット ラーチャモンティアン|王宮を献じて建立した由緒ある寺院

ワット ラーチャモンティアンの本堂隣に鎮座するプラチャオ・ルアンタンチャイ像
ワット ラーチャモンティアンの本堂隣に鎮座するプラチャオ・ルアンタンチャイ像

チャーン・プアク門から徒歩約6分。

ワット ラーチャモンティアンは1431年、ラーンナー王朝第9代ティローカラート王の時代に創建された古刹です。

寺名の「ラーチャ・モンティアン」は「王の宮殿」を意味し、王は当時、学問僧マハヤン・カンピーとその一派のために自らの宮殿を取り壊し、この地に寺院を建立したと伝えられます。

本堂(ウィハン・ライ・カム)はランナー様式の2階建て。外観の優美な装飾だけでなく、内部にも精緻な彫刻や金箔が施され、北タイ建築の美を堪能できます。

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入口にそびえるプラチャオ・ルアンタンチャイ像(幅5.5メートル・高さ11メートル)は、心願成就のご利益があるといわれています。その圧倒的な存在感に引き込まれ、私も思わず手を合わせました。
詳細情報
名称:タイ語วัดราชมณเฑียร
名称:英語Wat Ratchamongkhon
所在地149 Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
アクセスチャーン・プアク門から徒歩6分
備考王宮を献じて建立した由緒ある寺院

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ワット セーンムアンマー・ルワン|宮殿のように豪華な“隠れ寺”

ワット セーンムアンマー・ルワンの本堂
ワット セーンムアンマー・ルワンの本堂
ワット セーンムアンマー・ルワンの本堂に安置されているプラチャオ・セーンムアンマー仏
ワット セーンムアンマー・ルワンの本堂に安置されているプラチャオ・セーンムアンマー仏

チャーン・プアク門から徒歩約3分。

ワット フア クアンの名でも知られるこの寺院は、1521年、ラーンナー王朝第11代ムアンゲーオ王が、第7代セーンムアンマー王を供養するために建立したと伝わります。寺名はこの王の名に由来し、チェンマイ王朝の歴史を静かに語り継いでいます。

現在は改修が進められており、歴史的な風合いは控えめながら、整然と整えられた境内は宮殿のように華やか。

金と赤を基調にした建物はチェンマイでも指折りの豪華さで、初めて訪れる人はその美しさに驚かされるはずです。

本堂内部に安置されている幅1.88メートル、高さ2.63メートルの青銅製本尊プラチャオ・セーンムアンマー仏は堂々たる姿と輝きを放ち、迫力満点です。

十二面の鐘形仏塔はチェンセーン様式とスコータイ様式が融合した独特のデザイン。ビルマ侵攻時に一部損傷を受けましたが、その後修復され、三段の土台から蓮華形の台座へと再構築されています。他では見られない優美な造形が魅力です。

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狭い路地の先にあり、観光客が少ない“穴場”の寺院。整備の行き届いた境内は宮殿のように美しく、静かな装飾美を堪能できる絶好のスポットです。
詳細情報
名称:タイ語วัดแสนเมืองมาลวง(別名:วัดหัวข่วง)
名称:英語Wat Saen Muang Ma Luang(Wat Hua Kuang)
所在地175 Prapokklao Road, Tambon Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200 タイ
アクセスチャーン・プアク門から徒歩約3分
備考プラチャオ・セーンムアンマー仏、十二面の鐘形仏塔

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ワット ムーントゥーム|王朝の即位式を伝える歴史深き寺院

ワット ムーントゥームのタオウェスワンが祀られているお堂
ワット ムーントゥームのタオウェスワンが祀られているお堂

チェンマイ門から徒歩約5分。

旧市街を南北に走るプラポッカラオ通り沿いに佇むワット ムーントゥームは、16世紀初頭にムアンゲーオ王の治世期、万人将「トゥーム」によって建立されたと伝わります。

寺名の「ムーントゥーム」は、この将軍の名をそのまま冠したもの。

ラーンナー王朝時代には国王即位式の重要な舞台となり、儀式はまずワット・パー・カオで白衣をまとうところから始まり、次にこの寺院で厄除けを行い、最後にワット・チェット・リンで聖水によるお清めが行われました。王家にとって欠かせない神聖な場所であったことがうかがえます。

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現在は歴史的建築物の多くが失われていますが、チェンマイの王朝史を深く知る旅の一環として訪れる価値は大きく、歴史好きにおすすめです。
詳細情報
名称:タイ語วัดหมื่นตูม
名称:英語Wat Muen Toom
所在地45 Prapokklao Road, Phra Sing, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
アクセスチェンマイ門から徒歩5分
備考由緒のある寺院

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ワット モー・カム・トゥワン|金運を招く黄金の壺寺

ワット モー・カム・トゥワンの金運を招く黄金の壺
ワット モー・カム・トゥワンの金運を招く黄金の壺

チャーン・プアク門から徒歩約3分。

1476年、ラーンナー王朝第9代ティローカラート王の治世期に建立されたワット モー・カム・トゥワンは、チェンマイ旧市街に点在する「9つの幸運寺院」のひとつです。

創建当初は、建立者である万人将(ムエン)の名を取って「ワット・ムエン・カム・トゥアン」と呼ばれていました。

ムエンは王に献上する金の鋳造を司っていた人物で、後に寺名は「金を量るための金の壺」を意味する現在の「モー・カム・トゥワン」に改称。

寺名そのものが金運・繁栄の象徴とされています。

境内入口右手の建物には、心願成就のご利益で知られるプラチャオ・タンチャイ仏が祀られています。*チェンマイには同名の仏像を祀る寺が複数ありますが、ここはその中でも特に古く霊験あらたかといわれています。

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境内にはタイマッサージ店や占星術のお店もあり、金運祈願だけでなく、チェンマイならではのゆったりした時間を楽しめます。
詳細情報
名称:タイ語วัดหม้อคำตวง
名称:英語Wat Mo Kam Tuang
所在地119 Sri Poom Rd, Tambon Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200 タイ
アクセスチャーン・プアク門から徒歩3分
備考金運祈願、境内のマッサージ・占星術店

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ワット プラチャオ・メンラーイ|メンラーイ王ゆかりの静かな古刹

ワット プラチャオ・メンラーイの入り口
ワット プラチャオ・メンラーイの入り口
ワット プラチャオ・メンラーイの寺名の由来になっている立像
ワット プラチャオ・メンラーイの寺名の由来になっている立像

チェンマイ門から徒歩約9分。

旧市街の南西部に位置するワット プラチャオ・メンラーイは、1296年にラーンナー王朝初代メンラーイ王が建都した際に建立されたと伝えられる、チェンマイでも屈指の歴史を誇る寺院です。

メンラーイ王が都を築いた際、守護と繁栄を祈願して建てた三つの寺院の一つとされ、チェンマイ建国の記憶を今に伝える貴重な存在といえます。

寺名の由来でもある「プラ チャオ カー キン パヤー メンラーイ」の立像は、境内奥の小堂に静かに安置されています。

黄金色に輝く像は、かつてこの地を治めた王の威厳を感じさせながらも、どこか温かみのある穏やかな表情が印象的です。

もう一つの見どころは、インドから贈られたと伝わる樹齢700年を超える菩提樹。仏教の聖樹として知られるこの大木は、長い歳月を経てなお青々と葉を茂らせ、訪れる人々を静かに見守っています。

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メンラーイ王ゆかりの古刹でありながら、観光客は少なめ。歴史的価値が非常に高い寺院を、静かに参拝できるのは贅沢な体験です。ひっそりとした境内に立つと、建都の時代に思いを馳せながら心穏やかに過ごせます。
詳細情報
名称:タイ語วัดพระเจ้าเม็งราย
名称:英語Wat Phra Chao Mengrai
所在地6 Samlan Soi 7, Tambon Phra Sing, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200 タイ
アクセスチェンマイ門から徒歩9分
備考チェンマイ屈指の古刹のひとつ

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ワット チャイプラキアット|由緒ある仏像を祀る古刹

ワット チャイプラキアットの本堂
ワット チャイプラキアットの本堂
ワット チャイプラキアットのご本尊ムアン・ラーイ・チャオ仏像
ワット チャイプラキアットのご本尊ムアン・ラーイ・チャオ仏像

ターペー門から徒歩約12分。

ラーチャダムヌン通り沿いに佇むワット チャイプラキアットは、1545年の建立とされるものの、1517年に記された古代詩「ニラート・ハリプンチャイ」に名が登場することから、ムアンゲーオ王時代にはすでに存在していたとも伝わる歴史深い寺院です。

最大の見どころは本堂に安置されるムアン・ラーイ・チャオ仏像(別称:ハー・トゥ仏像)。1565年に造られたとされ、建立の経緯については二つの説が残ります。

  • ビルマ侵攻からチェンマイを守れなかったプラ・メークティ・スティウォンが、マンラーイ王の許しを乞うために造立した説
  • ビルマ将軍チャイサン・ラム・チャー・バンが、マンラーイ王の霊を祀るために造立した説

学者の間でも決着がつかないものの、この仏像がチェンマイの信仰と歴史を象徴する存在であることは疑いようがありません。

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静かな雰囲気の中、数百年前の王朝時代に思いを馳せながら参拝すると、チェンマイの奥深い歴史がより身近に感じられるでしょう。
詳細情報
名称:タイ語วัดชัยพระเกียรติ
名称:英語Wat Chai Phrakiat
所在地Tambon Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
アクセスターペー門から徒歩12分
備考ムアン・ラーイ・チャオ仏像(ハー・トゥ仏像)

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ワット プラーサート|ランナー建築の美が息づく静寂の古刹

ワット プラーサートの本堂
ワット プラーサートの本堂
ワット プラーサートの本堂に直結するスム・プラーサートと呼ばれる仏塔内部に安置されている白亜のご本尊
スム・プラーサートと呼ばれる仏塔内部に安置されている白亜のご本尊

スワンドーク門から徒歩約8分、ワット・プラシンのすぐ北に佇むワット プラーサートは、1492年、ラーンナー王朝第10代ヨートチェンライ王の治世に建立されたと伝わる歴史ある寺院です。

本堂は伝統的なランナー様式が色濃く残り、木彫りの装飾や傾斜の美しい屋根が印象的。装飾の細やかさと素朴さが調和し、チェンマイならではの古寺らしい風情を感じさせます。

最大の特徴は、本堂に直結するスム・プラーサートと呼ばれる白亜の仏塔。内部には白く輝くご本尊が安置され、厳かな空気に包まれています。なお、この仏塔内部は女性の立ち入りが禁止されているため、参拝の際には注意が必要です。

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観光客は比較的少なく、ワット・プラシンを訪れた後に足を延ばすと、静けさと古都らしい雰囲気をゆっくり味わえます。
詳細情報
名称:タイ語วัวัดปราสาท
名称:英語Wat Prasat
所在地4/2 Intra Warorot Lane 3 Alley, Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
アクセススワンドーク門から徒歩8分
備考白亜のご本尊、ランナー建築

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ワット ラーム チャーン|王家の象をつないだ地に残る古塔

ワット ラーム チャーン入り口の繋がれたゾウの像
ワット ラーム チャーン入り口の繋がれたゾウの像
ワット ラーム チャーンの半崩壊している古い仏塔
ワット ラーム チャーンの半崩壊している古い仏塔

ターペー門から徒歩約12分。

古刹ワット・チェンマン近くにあるワット ラーム チャーンは、1296年、マンラーイ王がチェンマイを建都した時代に建立されたと伝わる歴史深い寺院です。

寺名の「ラーム」は「つなぐ」、「チャーン」は「象」を意味します。

かつてこの場所に王家の象をつなぎ、飼育していたことがその名の由来。チェンマイ建国当時の王宮や象との深いつながりを感じさせます。

境内には、上部が崩れレンガがむき出しになった古い仏塔が今も残り、700年以上の時を経た歴史の重みを肌で感じられます。

詳細情報
名称:タイ語วัดล่ามช้าง
名称:英語Wat Lam Chang
所在地Moon Muang Rd Lane 7, Tambon Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200 タイ
アクセスターペー門から徒歩12分
備考ワット チェンマンとセットで巡ると効率的

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ワット ムーンラーン|戦没者を偲ぶビルマ様式の古刹

ワット ムーンラーンの本堂と仏塔
ワット ムーンラーンの本堂と仏塔

ターペー門から徒歩約2分、旧市街中心部にひっそり佇むこの寺院は、1459年から1462年にかけてラーンナー王朝第9代ティローカラート王の治世期に建立されたと伝わります。

創建者は、当時活躍した万人将ムーンロークサームラーンクンモンゲーオ。

アユタヤとラーンナー両軍の戦いで命を落とした将兵たちの功徳を弔うため、この寺を建てたといわれます。

境内にはビルマ様式の仏塔と本堂があり、他のチェンマイ寺院とは少し異なる雰囲気を醸し出しています。

小規模ながら歴史の重みを感じさせる空間で、古都チェンマイの多文化的な背景を体感できるでしょう。

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ターペー門から徒歩2分とアクセスが良く、旧市街散策の途中に立ち寄るのに最適。
詳細情報
名称:タイ語วัดหมื่นล้าน
名称:英語Wat Muen Larn
所在地14 Rachadamnoen Rd, Tambon Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200 タイ
アクセスターペー門から徒歩約2分
備考ビルマ様式の仏塔と本堂

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ワット サーイムーン(パマー)|ミャンマー様式が映える異国情緒の寺院

ワット サーイムーン(パマー)のビルマ様式の山門
ワット サーイムーン(パマー)のビルマ様式の山門
ワット サーイムーン(パマー)のビルマ様式のご本尊
ワット サーイムーン(パマー)のビルマ様式のご本尊

チェンマイ旧市街の東南角、カタム堡塁から徒歩3分。

「ワット サーイムーン(パマー)」は、ミャンマー(ビルマ)様式の建築が特徴的な小さな寺院です。

タイ語の「パマー」はそのまま「ミャンマー」を意味し、名前からも異国の雰囲気が漂います。

境内に足を踏み入れると、他のチェンマイ寺院とは一線を画す鮮やかな意匠が目に飛び込んできます。

きらびやかな装飾が施された本堂や仏塔は、どこかビルマ仏教の香りを感じさせ、まるで国境を越えたかのような感覚に。

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チェンマイ散策の途中、ふらりと立ち寄ると、ほんのひととき別世界に迷い込むような感覚が味わえます。観光ルートに少し寄り道するだけで、旅のアルバムに個性的な一枚が加わるでしょう。
詳細情報
名称:タイ語วัดทรายมูลพม่า
名称:英語Wat Sai Moon (Myanmar)
所在地103 Mun Mueang Rd, Tambon Phra Sing, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50100 タイ
アクセスチェンマイ旧市街の東南角の堡塁から徒歩3分
備考ビルマ様式の寺院

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ワットムーングンコーン|金運祈願と映画ロケ地で知られる寺院

ワットムーングンコーンの涅槃仏
ワットムーングンコーンの涅槃仏

セーンプン門から徒歩約7分。

ワット ムーングンコーンは、14世紀後半にラーンナー王朝クーナー王の治世期、宮廷の財務官だったムーン・グン・コーンによって建立されたと伝わります。

寺名は「幸運」や「繁栄」を意味し、チェンマイに点在する九つの幸運寺院のひとつ。古くから“金運が授かる寺”として地元の人々に親しまれ、商売繁盛や豊かさを願う参拝客が後を絶ちません。

境内には、やわらかな微笑みをたたえた涅槃像が安置され、訪れる人を穏やかな気持ちにしてくれます。

2009年公開の日本映画『プール』のロケ地としても知られ、古い映画ファンにとっても特別な一角。

寺院に併設された小学校からは子どもたちのはしゃぎ声が聞こえ、地域に根差した温かい空気が漂っています。

観光客は少なめで、落ち着いた時間を過ごしたい人におすすめです。

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筆者が参拝したのは朝9時ごろ。静かな境内に、併設の学校から子どもたちの元気な声が響き渡り、穏やかな時間の中に活気が混じる心地よいひとときでした。金運祈願だけでなく、地域の日常に触れられるのもワット・ムーングンコーンの魅力だと思います。
詳細情報
名称:タイ語วัดหมื่นเงินกอง
名称:英語Wat Muen Ngoen Kong
所在地30 Samlarn Rd, Tambon Phra Sing, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200 タイ
アクセスセーンプン門から徒歩7分
備考映画「プール」のロケ地

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ワット サーイ ムーン ムアン|地元信仰が息づく静かな寺院

ワット サーイ ムーン ムアンの本堂
ワット サーイ ムーン ムアンの本堂

チェンマイ旧市街の東南角、カタム堡塁から徒歩3分。

地元の人々の信仰が色濃く感じられるのが「ワット サーイ ムーン ムアン」です。

地元タイ人の参拝客が多く、本堂前に供えられた「プアンマーライ」と呼ばれる色鮮やかな花飾りが印象的で、タイの日常的な信仰文化を間近で感じられます。

本堂の両脇には、仏教世界を守護するとされる「タオ・ウェスワン」が堂々と立ち、内部には5体の仏像が静かに鎮座しています。小規模ながらも守護神の存在感は迫力があり、境内全体に張りつめたような厳かな雰囲気が漂っています。

入り口すぐ左には、お花・線香・蝋燭がセットになったお供物(100バーツ)が用意されており、初めて訪れる旅行者でも気軽に参拝が可能です。

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境内で販売されていたプアンマーライ(花飾り)を購入し、地元の方の所作をまねて参拝。観光というより実際に信仰文化にふれられた気がして、より深くタイを感じられました。
詳細情報
名称:タイ語วัดทรายมูลเมือง
名称:英語Wat Sai Moo Muang
所在地03 Mun Mueang Rd, Phra Sing, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200 タイ
アクセスチェンマイ旧市街の東南角の堡塁から徒歩3分
備考プアンマーライ(花輪)100バーツ

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ワット ウモーン マハーテーラチャン|黄金仏が鎮座する旧市街の静かな古刹

ワット ウモーン マハーテーラチャンのご本尊ルアン・ポー・トー(別称ルアン・ポー・ヤイ)
ワット ウモーン マハーテーラチャンのご本尊ルアン・ポー・トー(別称ルアン・ポー・ヤイ)

ターペー門から徒歩約7分。

チェンマイには「ワット・ウモーン」と名のつく寺院が2つあり、ドーイステープ麓の洞窟寺が有名ですが、ここワット ウモーン マハーテーラチャンは旧市街に佇む別の寺院です。

明確な創建年は不詳ながら、1297年にドーイステープ麓のワット・ウモーンを建立した僧侶、テーラチャン大長老(マハーテーラチャン)がこの寺も創建したと伝えられます。

寺名の「ウモーン」は“トンネル”を意味し、「マハーテーラチャン」はその大長老の名。

洞窟寺と同じ精神を受け継ぐ姉妹寺といえるでしょう。

本堂にはルアン・ポー・トー(別称ルアン・ポー・ヤイ)と呼ばれる黄金仏が鎮座。

胴幅約2.9メートル、高さ約3.7メートルと圧倒的な存在感を放ち、柔らかい微笑みが訪れる人の心を和ませます。

旧市街の小規模な寺ながら、仏像の輝きと静謐な空気はひときわ印象的です。

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名前が同じ「ワット・ウモーン」はチェンマイに2つあり、タクシーに乗ると本来行きたいドーイステープ麓の洞窟寺院ではなく、旧市街のこちらに連れてこられる旅行者も少なくありません。筆者も最初は混乱しました。ドーイステープ麓の洞窟寺を目指す場合は、必ず「チェンマイ大学そばのワット・ウモーン」と伝えましょう。
詳細情報
名称:タイ語วัดอุโมงค์มหาเถรจันทร์
名称:英語Wat Umong Mahathera Chan
所在地129 Ratchapakhinai Rd, Tambon Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
アクセスターペー門から徒歩約7分
備考黄金仏ルアン・ポー・トー

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ワット ドゥアンディー|運が開ける寺院

ワット ドゥアンディーの本堂と仏塔
ワット ドゥアンディーの本堂と仏塔
ワット ドゥアンディーのご本尊
ワット ドゥアンディーのご本尊

ターペー門から徒歩約9分。

チェンマイ旧市街の中心に位置するワット ドゥアンディーは、ラーンナー王朝初期に建立されたとされる歴史ある寺院です。

チェンマイに点在する「9つの幸運寺院」のひとつで、寺名の「ドゥアン」は運、「ディー」は良いを意味し、名前の通り参拝すると運気が開けると信じられています。

美しい木彫りが施された本堂は、伝統的なラーンナー建築の優美さを今に伝え、1981年10月27日にはタイ美術局によって古代遺跡に指定されました。

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この寺院では、太陽や月を抱えるユニークな姿のラーフ神(プラ・ラーフー)に出会えます。境内で見かけたときは思わず足を止めて眺めてしまいました。幸運を願う参拝だけでなく、こうした珍しい神像に出会えるのもワット・ドゥアンディーの魅力です。
詳細情報
名称:タイ語วัดดวงดี
名称:英語Wat Duang Dee
所在地158, 2 Ratchapakhinai Rd, Tambon Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
アクセスターペー門から徒歩9分
備考9つの幸運寺院の1つ

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ワット ダッパイ|魔除け仏が見守る幸運寺院

ワット ダッパイのご本尊
ワット ダッパイのご本尊
ワットダッパイのご本尊の前に鎮座するルアンポーダッパイ仏像
ご本尊の前に鎮座するルアンポーダッパイ仏像

チャーン・プアク門から徒歩約10分。

1577年、ラーンナー王朝第9代ティローカラート王の治世期に建立されたワット ダッパイは、チェンマイ旧市街に点在する九つの幸運寺院のひとつに数えられます。

本堂に祀られるご本尊ルアンポーダッパイ仏は、タイ語で「危険を消す」という意味を持ち、病気や怪我、事故などの災難を遠ざけるご利益があると信じられています。

伝説によると、かつてアパイ王が重い病に苦しんだ際、この仏に祈願したところ症状がすぐに和らいだと伝えられ、以来「厄除けの仏」として地元の人々にあつく信仰されてきました。

境内奥には荘厳な布薩堂(ウボーソット)があり、とくに屋根の破風に施された繊細な装飾は必見です。

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ご本尊ルアンポーダッパイ仏は、とても独特なお顔立ち。まさに災いを払いのけてくれそうで、一度拝見すると忘れられません(笑)。魔除けのご利益を実感できそうな、強い存在感を放っていました。
詳細情報
名称:タイ語วัดดับภัย
名称:英語Wat Dab Pai
所在地29 Singharat Rd, Tambon Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
アクセスチャーン・プアク門から徒歩10分
備考ルアンポーダッパイ仏像

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ワット パーカーオ|トークセンで心身を癒す静かな寺院

ワット パーカーオの仏塔と本堂
ワット パーカーオの仏塔と本堂
ワット パーカーオのトークセン
ワット パーカーオのトークセン

チェンマイ旧市街、ターペー門から徒歩6分ほど。

ワット パーカーオは一時期廃寺に近い状態でしたが、近年再興され今は落ち着いた佇まいを見せています。

寺院として特別な建築物はないものの、境内ではタイ北部の伝統療法「トークセン(木槌療法)」を体験できるのが大きな特徴。

木槌で体をやさしく叩き、気の流れを整える施術は、チェンマイならではの貴重な体験です。

観光で歩き疲れた身体を癒す休憩スポットとしてもおすすめで、ゆったりとした空気に包まれながら心身をリフレッシュできます。

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心地よい木陰と素朴な空気の中で受けるマッサージは、チェンマイならではのローカル体験といえるでしょう。
詳細情報
名称:タイ語วัดผ้าขาว
名称:英語Wat Pha Khao
所在地36 Ratchamanka Rd, Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200 タイ
アクセスターペー門から徒歩5分
備考タイ北部の伝統療法「トークセン(木槌療法)」

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ワット パン・ウェーン|静けさと癒しが同居するチェンマイ旧市街の穴場

ワット パン・ウェーンの白亜の仏塔
ワット パン・ウェーンの白亜の仏塔
ワット パン・ウェーンの人気のマッサージ施設
ワット パン・ウェーンのワット パン・ウェーンの人気のマッサージ施設

チェンマイ門から徒歩約7分、旧市街の落ち着いた通りに佇むワット パン・ウェーンは、派手さこそないものの、ゆったりとした時間が流れる心地よい寺院です。

歴史的建築や華やかな装飾はないものの、観光の合間に訪れるとチェンマイの日常にふれられます。

この寺院の魅力は、境内に併設されたマッサージ施設。熟練の施術師による高い技術とリーズナブルな料金で地元の人々や旅行者から人気を集めています。

特にチェンマイならではの伝統療法 トークセン(Tok Sen)がおすすめです。

観光の合間に立ち寄り、散策で疲れた体を癒すのにぴったりな寺院です。

詳細情報
名称:タイ語วัดพันแหวน
名称:英語Wat Phan Waen
所在地50 Phra Pok Klao Rd Soi 4, Phra Sing, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200 
アクセスチェンマイ門から徒歩7分
備考タイマッサージ施設

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ワット サムパオ|日曜夜市でにぎわう癒し寺院

ターペー門から徒歩約6分。

旧市街を東西に貫くラーチャダムヌン通り沿いに位置するワット サムパオは、1570年にラーンナー王朝時代に建立されたと伝わる古刹です。

歴史的な建築物はほとんど残っていませんが、手入れの行き届いた境内にはタイマッサージ店が併設され、リーズナブルかつ技術力が高いと評判。

観光や街歩きで疲れた体を癒やすのにぴったりのスポットとして、地元の人や旅行者に親しまれています。

毎週日曜日の夜に開催されるサンデーナイトマーケットでは、境内が一転してフードコートに変身。

テーブルや椅子が並び、屋台グルメをゆったり味わえる絶好の休憩エリアになります。賑やかな通りの真ん中で、ほっと一息つけるのが大きな魅力です。

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トイレも完備されており、旧市街散策の途中に立ち寄る休憩スポットとしても重宝します。
詳細情報
名称:タイ語วัดสำเภา
名称:英語Wat Sampaow
所在地158/2 Ratchapakhinai Rd, Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
アクセスターペー門から徒歩5分
備考タイマッサージ

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ワット シークート|歴史と癒しを同時に楽しむ

ワット シークートのプラチャオ・ケーン・コム仏
ワット シークートのプラチャオ・ケーン・コム仏
幅(約233cm)高さ(約283cm)重さ(3,960kg)
ワット シークートの寺名の由来にもなっているインドのブッダガヤからもたらされた聖木(菩提樹)
インドのブッダガヤからもたらされた聖木(菩提樹)

ワット シークートは、スワンドーク門から徒歩約10分、チェンマイ旧市街の中央を東西に走るラーチャダムヌン通り沿いにあります。ワット・プラシンからは徒歩約2分です。

15世紀、ティローカラート大王の治世期に建立されたとされ、かつては王室寺院「ワット・ピーチャラム」と呼ばれていました。その後、カウィラ王の治世にインドのブッダガヤから聖木(菩提樹)がもたらされ、タイ北部の方言で菩提樹を意味する「ワット・シークート」と改称されました。

観光客には、リーズナブルにタイマッサージが受けられる寺院として知られていますが、歴史的・文化的な見どころも豊富です。

境内にはブッダガヤからもたらされた菩提樹があり、本堂にはプラチャオ・ケーン・コム仏が祀られています。

プラチャオ・ケーン・コム仏は青銅で鋳造され、漆で金箔が施された巨大な仏像で、マーラヴィジャヤの姿勢をとっています。大きさは幅約233cm、高さ約283cm、重さ3,960kgで、迫力満点の一体です。

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歴史と静寂、さらにはマッサージ体験まで楽しめる、チェンマイ旧市街でも魅力的な寺院のひとつです。
詳細情報
名称:タイ語วัดศรีเกิด
名称:英語Wat Si Koet
所在地92 Rachadamnoen Rd, Tambon Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
アクセススワンドーク門から徒歩10分
備考聖木・プラ・チャオ・ケン・コム仏

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ワット プアックテーム|旧市街散策でひと休みできるローカル寺院

ワット プアックテームの本堂
ワット プアックテームの本堂

セーンプン門から徒歩約3分。15世紀、ラーンナー王朝ティローカラート王の治世に建立されたと伝わるワット プアックテームは、チェンマイ旧市街に数多くある地元密着型の小規模寺院の一つです。

観光地化された大寺院とは異なり、歴史的建造物の華やかさは控えめですが、地域の暮らしに根差した信仰の空気が心地よく、散策中に立ち寄るとチェンマイの日常を感じられるでしょう。

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周辺にはローカル食堂やカフェも多く、街歩きの小休止にぴったりです。
詳細情報
名称:タイ語วัดพวกแต้ม
名称:英語Wat Phuak Taem
所在地QXMM+377, 15 Samlan Soi 7, Tambon Phra Sing, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
アクセスセーンプン門から徒歩3分
備考典型的な小規模寺院

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ワット トゥンユー|王族の装飾品に由来する小さな古寺

ワット トゥンユーのランナー様式の本堂
ワット トゥンユーのランナー様式の本堂
ワット トゥンユーのご本尊
ワット トゥンユーのご本尊

ターペー門から徒歩約13分。

旧市街を東西に貫くラーチャダムヌン通り沿いに佇むワット トゥンユーは、ワット・プラシンから徒歩2分、ワット シークートの向かいに位置する静かな寺院です。

1576年の建立と伝わり、寺名「トゥンユ」は王族が儀式で用いる装飾傘を意味します。

1909年にはチェンマイ第8代王チャオ・インターワローロット・スリヤウォンが仏塔の先端に傘蓋を取り付けるよう命じたとされ、王家ゆかりの歴史を感じさせます。

境内はこじんまりとしており、豪華な装飾こそ少ないものの、落ち着いた空気が漂います。古都チェンマイの典型的な小規模寺院らしい佇まいで、静かに参拝するには最適。

ワット シークートと向かい合う立地のため、二つの寺院を合わせて巡ると、15〜16世紀のチェンマイの歴史背景や当時の宗教文化を効率よく感じることができます。

詳細情報
名称:タイ語วัดทุงยู
名称:英語Wat Tung Yu
所在地Rachadamnoen Rd, Tambon Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200 タイ
アクセスターペー門から徒歩13分
備考本堂の壁画・仏塔の傘蓋

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ワット ドークウアン|黒光りする仏像と壁画が美しい小寺院

ワット ドークウアンの艶やかな黒光りが印象的なご本尊
ワット ドークウアンの艶やかな黒光りが印象的なご本尊

ターペー門から徒歩約5分。

1676年に建立されたワット ドークウアンは、創建者ナーン・ウアムの名にちなみ、当初は「ワット・ナーン・ウアム」と呼ばれていました。その後、現在の名称へと改称され、地元の人々に親しまれています。

本堂内部に安置された仏像は、艶やかな黒光りがひときわ印象的。柔らかくも力強い存在感を放ち、訪れる人を静かに迎えてくれます。

加えて内部を彩る壁画も必見。淡い色合いながら緻密な描写が施され、静謐な空間に奥行きを与えています。

特筆すべき歴史的建築は多くないものの、境内は静かで落ち着いた雰囲気。ターペー門からほど近いにもかかわらず観光客は少なく、観光の合間に涼みながら心を休める場所として最適です。

詳細情報
名称:タイ語วัดดอกเอื้อง
名称:英語Wat Dok Eung
所在地Ratchawithi Rd., Si Phum, Mueang Chiang Mai, Chiang Mai, 50300
アクセスターペー門から徒歩5分
備考艶やかな黒光りの仏像・美しい壁画

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ワット パーンピン|清らかに整備された旧市街の古刹

ターペー門から徒歩約8分。

マンラーイ王からセーン・ムアン・マー王の治世にかけて建立されたとされるワット パーンピンは、ラーンナー王国初期の歴史を伝える寺院です。

寺名の「パーン」は妨げる、「ピン」はピン川を指し、直訳すると「ピン川を妨げる障壁」。

これは川をせき止めるという意味ではなく、「危険がピン川を渡って広がるのを防ぐ」という祈りを込めた名前だと伝えられます。

1481年に建てられたランナー様式の本堂は火災でで焼失しましたが、近年改修が進められ映画のセットを思わせるほど整然と美しく、歴史的な趣よりも清潔感が際立ちます。

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歴史好きにはやや物足りないかもしれませんが、整った境内で静かに休憩するにはぴったりな場所です。
詳細情報
名称:タイ語วัดป้านปิง
名称:英語Wat Pan Ping
所在地194 Ratchapakhinai Rd, Tambon Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
アクセスターペー門から徒歩8分
備考歴史的趣よりも清潔感と見学しやすさ

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ワット パーボーン|兄弟が築いた“つながる寺院”

ワット パーボーンのご本尊
ワット パーボーンのご本尊

スワンドーク門から徒歩約7分。

1472年、ラーンナー王朝第9代ティローカラート王の治世期に建立されたワット パーボーンは、隣接するワット・プラーサートと小さな門でつながる珍しい構造が特徴です。

創建者はワット・プラーサートを建てた人物の兄弟と伝えられ、当初は二つを合わせて「ワット・パーボン・プラサート」と呼ばれていました。

ワット・プラシンからも近く、旧市街散策に組み込みやすい立地。華やかさはありませんが、二つの寺院を巡りながら当時の兄弟の想いに思いを馳せると、より深い旅の時間が味わえます。

詳細情報
名称:タイ語วัดผาบ่อง
名称:英語Wat Pa Bong
所在地1/3 Singharat Rd, ตำบล ศรีภูมิ อำเภอ เมืองเชียงใหม่ Chiang Mai 50200 タイ
アクセススワンドーク門から徒歩7分
備考ワット・プラーサートと隣接、歴史的な兄弟寺院

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ワット パー プラーオナイ|ココナツの森に由来する静かな古刹

ワット パー プラーオナイの本堂
ワット パー プラーオナイの本堂

スワンドーク門から徒歩約10分。

1482年、ラーンナー王朝第9代ティローカラート王の治世期に建立されたワット パー プラーオナイは、旧市街の西側にひっそりと佇む歴史ある寺院です。

寺名の「パー」は森、「プラオ」はココナツを意味します。かつてこの一帯はココナツの木が生い茂る森林地帯だったことから、この名が付けられたと伝えられています。

歴史的な遺構は多く残っていませんが、本堂の煌びやかな装飾は一見の価値あり。金や赤を基調とした外観は陽光を受けて輝き、細部の彫刻も丁寧に施されています。

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境内は手入れが行き届き、緑が多く散策にも心地よい空間。華やかさよりも“静けさ”を求める旅人におすすめしたい寺院です。
詳細情報
名称:タイ語วัดป่าพร้าวใน
名称:英語Wat Pa Prao Nai
所在地15/14 Sanam Kela Lane 2 Alley, Tambon Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
アクセススワンドーク門から徒歩10分
備考本堂の煌びやかな装飾

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ワット クワンカーマー|馬の守り神が迎えるユニークな旧市街寺院

ワット クワンカーマーの入り口の馬
ワット クワンカーマーの入り口の馬

チャーン・プアク門から徒歩約5分、旧市街の北側に位置するワット クワンカーマーは、1492年に創建された歴史ある寺院です。

寺名の「クワンカーマー」は、かつてこの地が王室の馬を飼育する厩舎として使われていたことに由来し、その名残を今も色濃く伝えています。

歴史的建築物は少ないものの、境内には大小さまざまな馬の像が至るところに配置され、他のチェンマイ寺院にはないユニークな雰囲気を演出しています。

境内にはリーズナブルなタイマッサージ店も併設されており、街歩きで疲れた体を癒やすのに最適。ただしエアコンはなく、暑季は注意が必要です。

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アクセスしやすく写真スポットとしても人気。旧市街の素朴な一面を静かに味わえる場所です。
詳細情報
名称:タイ語วัดควรค่าม้า
名称:英語Wat Kuan Kama
所在地143 Sri Poom Rd, Tambon Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
アクセスチャーン・プアク門から徒歩3分
備考マッサージ施設

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ワット プアックホン|七重レンガ塔が残る歴史寺院

ワット プアックホンの七重のレンガ造りの仏塔
ワット プアックホンの七重のレンガ造りの仏塔

セーンプン門から徒歩約3分。

15世紀後半、ヨード・チェンライ王の治世に建立されたと伝わるこの寺院は、歴史好きにおすすめな静かなスポットです。

最大の見どころは、タイでは非常に珍しい七重構造のレンガ造り仏塔。重厚感ある赤レンガの塔は時代を感じさせ、写真映えも抜群です。

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境内は観光客が少なく落ち着いた雰囲気で、旧市街の喧騒から離れてゆったりと過ごせます。
詳細情報
名称:タイ語วัดพวกหงษ์
名称:英語Wat Phuak Hong
所在地78/4 Samlarn Rd, Phra Sing, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
アクセスセーンプン門から徒歩3分
備考七重のレンガ造りの仏塔

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ワット チャーンテーム|旧市街でひと息つける静かな癒しの寺院

ワット チャーンテームの入り口
ワット チャーンテームの入り口
ワット チャーンテームのダークブラウンを基調としたご本尊
ワット チャーンテームのダークブラウンを基調としたご本尊

チェンマイ旧市街を南北に貫くプラポッカラオ通り沿い、名刹ワット・チェディルワンから徒歩約3分。

観光客が多く行き交う中心部にありながら、落ち着いた空気が漂うのが「ワット チャーンテーム」です。

改修が進められているため、歴史的な趣はあまり感じませんが、深みのあるダークブラウンを基調とした本堂はどっしりとした存在感があり、堂内に鎮座するご本尊は重厚かつ厳かな空気をまとっています。

短時間の参拝でも心がすっと静まるような、不思議な魅力がありました。

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あまり知られていませんが、境内にはマッサージ施設も併設されています。お寺の中にしては清潔感があり、筆者自身も施術を体験しましたが、歩き疲れた足がすっかり軽くなりました。ちょっと休憩したいときにおすすめの穴場です。
詳細情報
名称:タイ語วัดช่างแต้ม
名称:英語Wat Chang Taem
所在地95 Prapokklao Road, Tambon Phra Sing, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
アクセスチェンマイ門から徒歩6分
備考マッサージ200B

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ワット パンオン|サンデーナイトマーケットのフードコート

ワット パンオンの本堂
ワット パンオンの本堂
ワット パンオンの本堂に祀られているワット・プラシーラッタナマハータートの複製
本堂に祀られているワット・プラシーラッタナマハータートの複製

ワット パンオンは、ターペー門から徒歩約4分、チェンマイ旧市街の中央を東西に走るラーチャダムヌン通り沿いにあります。

15世紀後半、ラーンナー王朝のケーオ王の治世期に「オン」という千人将によって建立されたといわれています。

寺院は改修されているため歴史的な趣は薄いものの、本堂にはタイで最も美しい仏像のひとつとされるワット・プラシーラッタナマハータートの複製が祀られており、荘厳な雰囲気を楽しむことができます。

さらに、毎週日曜日に開催されるサンデーナイトマーケットでは、寺院の境内にテーブルや椅子が設置され、野外フードコートとして利用されます。

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観光で訪れるなら、サンデーナイトマーケットと合わせて散策するのがおすすめです。
詳細情報
名称:タイ語วัดพันอ้น
名称:英語Wat Phan On
所在地75 Rachadamnoen Rd, Tambon Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
アクセスターペー門から徒歩4分
備考野外フードコート

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ワット フォンソーイ|小規模寺院の1つ

ワット フォンソーイのランナー様式の本堂(ウィハーン)を守護する2匹のナーガ
ワット フォンソーイのランナー様式の本堂(ウィハーン)を守護する2匹のナーガ

ワット フォンソーイは、チェンマイ門から徒歩約2分の場所にあります。

1488年、「パン」という千人将によって建立されたとされ、当初は「ワット パン ソーイ」と呼ばれていましたが、その後「ポン・ソーイ」に改名されました。

チェンマイに数多く点在する小規模寺院のひとつですが、地域に根付いた信仰を今も伝えています。

寺院自体には大規模な建造物はありませんが、ランナー様式の本堂(ウィハーン)が印象的です。

年代不明ながら美しい姿を残しており、守護する2体のナーガ像や妻側の装飾も一見の価値があります。

毎週土曜日に開催されるサタデーマーケットの会場近くにあるため、観光の際にはマーケット散策とあわせて訪れるのがおすすめです。

詳細情報
名称:タイ語วัดฟ่อนสร้อย
名称:英語Wat Fon Soi
所在地45 Prapokklao Road, Tambon Phra Sing, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
アクセスチェンマイ門から徒歩2分
備考チェンマイに数多く点在する小規模寺院の1つ

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ワット ドークカム|ターペー門そばでリセット

ワット ドークカムの本堂破風に施された装飾
ワット ドークカムの本堂破風に施された装飾

ターペー門から徒歩わずか3分。

1783年、カウィラ王の治世期に建立されたワット ドークカムは、旧市街の中心にありながらも、観光地の賑わいから一歩離れた穏やかな空気をまとっています。

特別な歴史的建築や華美な装飾はありませんが、チェンマイの日常的な信仰に触れながら心を休めることができます。

詳細情報
名称:タイ語วัดดอกคำ
名称:英語Wat Dok Kham
所在地111 Moon Mueang Rd Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
アクセスターペー門から徒歩3分
備考観光の合間に立ち寄りやすい

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ワット メータン|野犬注意

ワットメータンの本堂
ワットメータンの本堂

ワット メータンは、スワンドーク門から徒歩約2分の場所にあります。

1552年に「メータン」と「ゲーオ」という夫婦によって建立されたとされ、当初は「ワット チャーンラーン」と呼ばれていましたが、のちに「ワット メータン」へ改名されました。

境内には野犬が数頭住み着いており、「猛犬注意」の看板も出ています。実際に観光客が噛まれたケースも少なくないため、注意が必要です。

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寺院としては特に目立った建築物もないため、正直なところ観光目的で訪れる必要はあまりないかもしれません。
詳細情報
名称:タイ語วัดเมธัง
名称:英語Wat Mea Than
所在地213 Ratchamanka Rd, Phra Sing, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200 タイ
アクセススワンドーク門から徒歩6分
備考野犬注意

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まとめ

チェンマイ旧市街に点在する38のお寺をすべてご紹介しました。

格式高い有名寺院から、地元の人々に愛される小さな古刹、さらには幸運を授かる寺院やマッサージ体験ができる寺院まで、実際に歩いて巡った体験をもとに網羅しています。

旧市街はコンパクトで徒歩や自転車でも十分回れるので、観光プランに合わせて訪れる寺院を組み合わせてみてください。

この記事ひとつで、チェンマイ旧市街のお寺を完全に把握できるはずです。

筆者情報

HIRO@CHIANGMAI43
2012–2023 チェンマイ在住/現在は日本とチェンマイを往復しながら取材
はじめてのチェンマイでも困らないように、11年の生活経験から「ここだけは押さえておきたいポイント」を中心にまとめています。
制度・料金は変更の可能性があります。最終確認は公式情報をご参照ください。