1日にわずか90分しかお店を開けない、もはや伝説化しているチェンマイラープ専門店をご紹介します。
開店前から大行列ができ、並んでも食べられない人がいるほどのとんでもない人気っぷりです。
チェンマイラープ専門店「ラープトンコイ」の営業時間
店舗名 | ラープトンコイ |
タイ語 | ร้านลาบต้นข่อย |
英語 | Laab Ton Koi |
営業時間 | 11時00分~14時00分 |
店内 | 52席 |
備考 | 注文は12時30分まで |
場所 | Googleマップでひらく |
「ラープトンコイ」の行き方
「ラープトンコイ」はチェンマイ旧市街から北東のチェンライへとのびる国道118号線の途中にあります。
ターペー門からソンテウやグラブで20分の距離です。
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お店が近くなると国道118号線の路肩に車がずらっと並んでいるのですぐにかわります。
ラープトンコイの店の様子
テイクアクトの方は入り口横の窓口から口頭でおじさんに注文します。
市場の競りのような雰囲気で、横入りしてどんどん注文を入れていく感じなのでタイ語がネイティブでないとかなり厳しいです。
オーダーストップ間際はちょっと殺気立っています。
店内の入り口にも空席待ちのお客さんが常に5人〜6人います。
店内で飲食する方は、
先に入り口入ってすぐ左のカウンターにいる娘さんかおばさんに注文します。
旅行タイ語では(娘さん以外)注文が通らないので、タイ人に連れて行ってもらうかタイ文字を書けるようにしておきましょう。
*筆者はいつも紙にタイ語を書いて娘さんに渡しています。並ばずに注文が通ります。
紙で注文する時は卓番を忘れずに!卓番が無いと他のテーブルに持って行かれます。
チェンマイのローカル繁盛店で筆者が編み出した裏技
どこに座るかまだ決まってない時や、席が空く前に注文を入れる時は、
卓番の箇所に「私は日本人です」って書いておくと、どこに座っていても間違いなく持ってきてくれます。
小さめの入口からは想像できないほど店内は広く、
4テーブル×7卓、 6テーブル×4卓の52席あります。
オープン90分後の12:30には看板をおろします。
オーダーはストップしていますが14時ごろまで店内で飲食ができます。
ラープトンコイのメニュー
番号 | 日本語 | タイ語 | 値段 |
1 | 水牛のラープ(生) | ลาบควายดิบ | 40B |
2 | 水牛のラープ | ลาบควายสุก | 50B |
3 | 豚のラープ(生) | ลาบหมู | 40B |
4 | 豚のラープ | ลาบหมูสุก | 50B |
5 | 牛肉の香草和え(生) | ส้าจิ้น | 40B |
6 | 牛肉の香草和え | ส้าจิ้นสุก | 50B |
7 | 牛もつの血和え(生) | เครื่อวในดิบ | 40B |
8 | 牛もつの血和え | เครื่อวในสุก | 50B |
9 | 牛もつスープ | แกงอ่อมเนื้อ | 20B |
10 | もち米 | ข้าวเนืยว | 10B |
ラープトンコイの食レポ
付け合わせの香草や地場野菜はセルフサービスになっていています。
入り口の右側の奥にあります。
チェンマイラープには欠かせないマクウェン(花椒)は、パンチのある痺れ(辛み)と独特な風味が特徴です。
こちらのお店のマクウェンは醤油漬けにしてあって、乾燥したマクウェンよりも痺れ(辛み)が控えめです。
まるまるひと瓶食べちゃう人もいましたw
筆者も一回の食事で半分は使います。
それほど美味しいです!
筆者はいつもこのような感じで(料理2品〜3品ともち米)食事をしています。
こんなに食べて400円です!
タイ旅行をしたことがある方ならラープという料理を知っている方も多いと思いますが、
実はこのラープという料理はラープ・イーサンとラープ・チェンマイの2種類あります。
この2つをごっちゃにしている旅行系サイトも多いのですが、
ナポリタンとミートソース、塩ラーメンと味噌ラーメンくらい味が違います。
チェンマイラープの特徴は、単調ではなく重層的、スパイスとハーブの香りが口の中いっぱいに広がります。
生肉のラープは最初に肉の甘みを感じて、後から香辛料の独特な香りとほろ苦さが追いかけてきます。
お肉の甘い余韻がいつまでも口に残る感じです。
もち米との相性抜群で、いくらでも食べれます!
スープは牛もつがたっぷり入っています。
丁寧に下処理されているので生臭くありません。
タイに暮らして8年、100軒以上のタイ料理店に行ったことがありますが、このクオリティーで20バーツはちょっと無いです。
レモングラスとコブミカンの葉の爽やかな風味アクセントとなった肉料理です。
生肉やセンマイを血と香草のエキスで和えた料理です。