タイではふつうに食べているけど、日本人なら誰もがびっくりするようなゲテモノ料理を11品ご紹介します。
実食できる場所(チェンマイ)も紹介しているので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。
幼虫スナック(竹虫スナック)
- タイ語|ロットドゥアン
- 英語|バンブーワーム
- 日本語|タケツトガ(竹虫)
「ロットドゥアン」と呼ばれるスナックは、竹を食べる蛾の幼虫を素揚げにしたものです。
タイ(チェンマイ)の特産品で、タイ北部ではスーパーやコンビニなどで手軽に入手できます。
味は、ジャガポックルをワイルドにした感じで、香ばしくてビールのおつまみによく合います。
見た目は気持ち悪いですが、食べてみると美味しいですよ。
ワロロット市場やトンラムヤイ市場が美味しいと言われています。
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昆虫食(バッタ・コオロギ・タガメ)
ゲテモノ扱いされる昆虫食ですが、タイではわりと日常的に昆虫を食べています。
かく言う筆者も、バーで飲むときの定番つまみはバッタの唐揚げです。
ビールに良くあいますよ!
ナイトマーケットではバッタ、コオロギ、タガメ、芋虫など、昆虫の唐揚げが50円ほどで売っています。
夜まで待てないという方はルアムチョーク市場に行けば、常時8種類以上の昆虫食を食べることができます。
コロオギやバッタは養殖しているので100gグラム60円と安いですが、タガメは1匹で60円と少し高めです。
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赤蟻の卵
赤蟻の卵はタイ北部、タイ東北部のローカル市場では普通に売っている食材です。
味の方は納豆と白子を合わせたような感じで、とろっとクリーミーな味わいがします。
チェンマイの北部郷土料理店では卵焼きやスープの具材として使われています。
辛くないので辛いのが苦手な方でも食べられますが、たまに孵化した蟻さんもいます。
チェンマイでは女子大生に人気の料理ですよ。
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サワガニのわた(卵巣・中腸腺)
「サワガニのわた」は、サワガニの甲羅を外して中のオレンジ色の部位を取り出し、卵・醤油・調味料で味付けし、再度カニの甲羅に戻して焼く手間のかかる料理です。
タイ北部(チェンマイ)では昔から伝わる郷土料理で、かつては貧しい人々の食べ物だったそうです。
味は塩気の強いウニのようで、もち米や野菜と一緒に食べるのが一般的です。
チェンマイではパスタにして提供しているお店もあります。
チェンマイの台所「タニン市場」で買うことができます。
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カエルの姿焼き
カエルの姿焼きは、まだチャレンジしたことがありません。。。
焼いたカエルの隣で活きたカエルも売っています。
旧市街お堀の右上ムアンマイ市場で焼き蛙もなま蛙も買うことができます。
孵化直前のゆで卵
孵化前のアヒルの卵を茹でて串焼きにしたものです。
東南アジア、特にフィリピン(バロット)とベトナム(チュヴィロン)ではわりと一般的みたいです。
筆者がよく行くトーン・ガイ市場でゆで卵の串焼きだと思って注文したら、
「どれがいいの?」と聞かれたので、
よーく見たら、
くちばしや羽根が見える孵化寸前の卵が焼かれています。
店主曰く、「味と食感が違う」とのことです。
雛の姿になるにつれてお肉の味がするんでしょうか?
蜂の子
チェンマイ中心地から少し離れた定期市場では蜂の幼虫、蛹、成虫が売っています。
ローカル市場では外国人が珍しいこともあり、お店のおばちゃんたちによく味見をすすめられます。
蜂の巣の写真を撮ろうとしたら、わざわざ、穴から成虫を引っ張り出して並べてくれました。
甘露煮とかフライなら食べれますが、ナマ食はちょっと無理です。
蜂の子は健康や美容に良いみたいで、日本では高級珍味として缶詰や瓶詰で売られています。
チェンマイのトーン・ガイ定期市場で食べることが出来ます。
淡水海老の踊り食い
「グン」はタイ語で海老、「テン」は踊る。
その名の通り、「グンテン」は活きた淡水海老を踊り食いする料理です。
唐辛子、ナンプラー、ライム、コブミカンの葉などで調味し、殺菌効果のために大量の唐辛子とお酢を使用するため、辛いものが苦手な人にはお勧めできません。
グンテンには小粒生唐辛子を使用するプリックソットと、鷹の爪を使用するプリックヘーンの2種類があります。
パヤオ県やチェンマイの貯水池周辺には、タイ式エビの踊り食いを提供するお店が多数あります。
生は怖いという方はボイルもできます。
味はゆでた桜海老を酸っぱ辛く和えた感じです。
チェンマイでは「フワイトゥンタオ」で食べることができます。
もみじラーメン(鶏足)
鶏足がゲテモノに分類されるかどうかは微妙ですが、見た目はかなりグロイです。
味の方はコラーゲンたっぷり、ぷるぷるしてかなり美味しいですよ!
鶏もみじが入ったラーメンはチェンマではわりと一般的です。美味しいお店がたくさんあるので、ぜひ食べてみてください。
黒鳥ラーメン
チェンマイやチェンラーイ県のローカル市場では真っ黒な鶏の肉が売っています。
真偽のほどは定かではありませんが、奇跡のニワトリと言われているインドネシアジャワ島原のアヤムセマニという話も。
味の方は、身が締まっていて弾力があり、噛むと口の中に旨味がジュワッと広がる感じです。
毎週金曜日の朝に開催する雲南ムスリム朝市で食べることができます。
ジャコウ猫の糞コーヒー
ジャコウネコの糞から採れるコーヒー「コピ・ルアク」。
日本では一杯4000円〜8000円と高級品ですが、チェンマイでは一杯400円〜600円と気軽に飲めます。
コーヒー好きな方はこちらの記事「ジャコウネコの糞コーヒー「コピ・ルアク」がチェンマイなら日本の10/1」を参考にぜひ行ってみてください。
ゲテモノではありませんが、医療大麻が解禁になったタイ(チェンマイ)では、大麻ケーキや大麻ドリンクもありますよ。