国鉄チェンマイ駅から列車に揺られること1時間、ランプーン県とランパーン県の県境にある「クンターン駅」(ドーイ クンターン国立公園)で、トレッキングを楽しんできたので報告します。
クンターン駅はタイ国鉄で最も標高の高い地点(標高578m)に位置する駅です。
クンターン駅(クンターン国立公園)詳細情報
名称 | クンターン駅(クンターン国立公園) |
英語 | Khun Tan |
所在地 | Tha Pla Duk, Mae Tha District, Lamphun 51140 |
営業時間 | 7時45分~18時00分 |
入園料 | 100B |
備考 | 登山口まで1.3kmの遊歩道(無料) |
チェンマイ駅からクンターン駅へ
宿泊先から国鉄チェンマイ駅まのでアクセスは、チェンマイ市内の移動手段を確認ください。
レンタルバイクの方は駅の駐車場が10バーツ/1日で利用できます。
チェンマイ駅でチケット購入
チケットの購入は窓口でパスポートを提示します。
運賃は15バーツです。
上り時刻表
- チェンマイ駅発6:30 クンターン駅着7:35
- チェンマイ駅発8:50 クンターン駅着9:46
- チェンマイ駅発9:30 クンターン駅着10:58
下り時刻表
- クンターン駅発6:01 チェンマイ駅着7:15
- クンターン駅発7:32 チェンマイ駅着8:40
- クンターン駅発11:00 チェンマイ駅着11:10
- クンターン駅発13:29 チェンマイ駅着14:35
帰りはソンテウやミニバンなど、違う交通手段を利用したいという方はこちらの記事をご覧ください。
関連記事:チェンマイからランプーンの行き方!鉄道・ミニバン・ソンテウどれに乗る
朝一番の6時30分の列車は3番ホームより出発します。
列車が走り出すと車掌さんがチケットを確認しに来ます。
チケットに座席番号が記載されていますが、朝一はガラガラなのでどこに座っても大丈夫とのことです。
どうですかこの綺麗な朝焼け!
早起きして朝一の列車に乗った甲斐がありました。
車窓からのどかな風景を楽しみながら小一時間、
クンターン駅に近づくと山を登るため列車はゆっくり走ります。
クンターン駅
素朴な田舎町のホームに到着です。
間近で列車を撮影できるので迫力ある写真が撮れます。
ポイント切り替え作業も間近で見学できます。
こんな田舎駅ですが、クンターン駅にはタイでナンバーワンが2つもあります。
タイで一番長い全長1,352.15mのクンターントンネル
チェンマイからバンコクに行く途中にはタイで最も長い全長1,352.15mのクンターントンネルあり、そのトンネルの入り口がクンターン駅にあります。
1907年にドイツのエンジニア、エミル・エイゼンホファー氏の設計でトンネル建設工事が始まり11年にも及ぶ歳月を費やして完成しました。
横幅5m20cm、高さ5m50cmの真っ赤なレンガ作りのトンネル上部にはタイ王国の国章でもあるガルダ(神鳥)が描かれています。
トンネルの入り口は人気の記念写真スポットになっています。
日本と違って線路内に降りてバシャバシャ写真を撮ってもまったく注意されません。電車が通るときは村人や駅員さんが大声で知らせてくれます。
タイ国鉄で最も標高の高い場所(標高578m)
クンターン駅はクンターン国立公園の入り口にもなっていてタイ国鉄で最も標高が高い場所にあります。(標高578m)
トレッキングコースがあるので、自然の風景を楽しみながら山歩きしたい人にオススメです。
ドーイ クンターン国立公園でトレッキング
クンターン駅からクンターン国立公園の登山口まで1.3kmの遊歩道が整備されていて、山登りほどきつくなく気軽に楽しむことができます。
体力に自信のある方はさらにそこから7kmのトレッキングコースも用意されています。
まずはクンターン国立公園を目指します。
ガイド犬が3匹先頭をきって案内してくれます。
200メートル間隔で看板がでています。
道はゆるやかな登り坂で自然の風景を楽しみながらのトレキングができます。
歩くこと約30分、国立公園の入り口に到着です。
入場料はタイ人料金20バーツ、外国人料金100バーツです。
事務局に行くと係りのおばさんがパネルを指差してトレッキングコースの説明をしてくれます。
クンターン山には4つのビューポイントそれぞれ以下の通りです。
- 第1ポイントは標高900m
- 第2ポイントは標高1035m
- 第3ポイントは標高1225m
- 第4ポイントは海抜1373m(頂上)
第2ポイントから第3ポイントの間には高さ10mの滝が流れているそうです。
滝が流れていました。ではなく流れているそうです。
というのは、
筆者は国立記念公園の入口までで疲れてしまい、クンターン山へは登りませんでした。
ガイド犬は筆者が山に登らないことがわかると心なしか寂しそうに去って行きました。
ランプーンには魅力的な観光スポットがたくさんあります。
「ランプーン観光ガイド」を参考にチェンマイから日帰り観光を楽しんでください。