
ランパーン県のタイ国立象保護センターは、象乗りやショーが楽しめるだけでなく、世界で唯一、象専用の病院を併設しています。
また、象をあつかうための正式な訓練がうけられる象使いの学校もあります。
象使いの学校は、1日コースやホームステイコースを選ぶことができ、象たちとの心温まる時間を過ごすことができます。
象に興味ある方、象たちに癒されたい方にはぜひおすすめです。
ランパーン象保護センター(TECC)の設立
正式名称 | タイ・象の保護センター ラムパーン県森林機構 |
タイ語名 | สถาบันคชบาลแห่งชาติฯ องค์การอุตสาหกรรมป่าไม้ |
英語名 | Thai Elephant Conservation Center |
営業時間 | 8時00分~15時30分 |
場所 | Googleマップでひらく |
サイト | 公式サイト |
備考 | ショーは1日3回です。 |
ランパーン象保護センターは、ランパーン県森林機構の局長であったコーワニット氏によって設立された団体で、初期の活動は赤ちゃん象の保護と職業トレーニングでした。
その後、1993年になって活動の範囲を拡大し、群れから外れた象やケガで働けなくなった象の保護もするようになり、Thai Elephant Conservation Center(TECC)と改名しました。
TECCは、国際的なゾウ保護団体や研究機関とも連携して、ゾウ保護に取り組んでいます。
また、タイ国内におけるゾウ保護に対する教育や啓発活動を積極的に行っており、ゾウ保護の重要性を広く啓発することにも取り組んでいます。
ランパーン象保護センターの行き方
ランパーン県の象保護センターは、チェンマイ県とランパーン県を結ぶスーパーハイウェイ(国道11号線)沿いにあります。
ターペー門から70km、車で約1時間10分です。
運賃の安さを重視するのか、スピードを重視するのかによって交通手段が変わってきます。
鉄道・ミニバン・グリーンバス・でランパーンに行く
- 国鉄は29B
- ミニバンは各社70バーツ〜80バーツ
- グリーンバス121バーツ
鉄道の場合
チェンマイ駅から乗車し国鉄ランパーン駅で下車。ソンテウをチャーターして、象保護センターへ。
ミニバンの場合
チェンマイバスステーションから乗車しランパーンバスステーションで下車。ソンテウをチャーターして、象保護センターへ。
詳細は「チェンマイからランパーンへの行き方とランパーンでの交通手段」で確認ください。
片道だけなら楽勝!
ランパーン県はチェンマイとバンコクの中継地点なので、ランパーン県内や周辺地域を結ぶバスやソンテウなどが常に走っています。
行きは、チェンマイバスステーションでバンコク方面の高速バスに乗車し、スマホでランパーン象保護センターの写真を見せて途中下車することを伝えればOKです。
行きは全く問題ありませんが、高速バスは基本的に途中で客を拾いません。*途中下車はできます。
なので、帰りはソンテウ一択です。ソンテウが捕まらない場合は、グラブタクシーを利用するか、象センターの受付でタクシーを手配してもらうことになります。
ランパーンにも魅力的な観光スポットがたくさんあるので、ぜひ一緒にまわってみてください。
ランパーン観光10選(象保護センター・温泉・お寺巡り・花馬車)
ランパーン象保護センターの見どころ

車で敷地内に入り順路に沿って駐車場へ。

入場料(象ショーの見学代含む)200バーツです。
外国人価格が存在しますが、収益は可愛い象さんたちの治療や施設の運営に当てられるので何も言えません。

園内を巡回するトラムは25バーツです。
レンタカーで行かる方は自分の車でも園内を回ることができます。
ランパーン象保護センターのタイムスケジュール

象ショー
- 10:00
- 11:00
- 13:30
象水遊び
- 9:45
- 13:15
象乗り
- 8:30〜15:30
エレファントショー

エレファントショーは、1日3回(10時、11時、13時30分)です。
お絵かきや大木運びなど簡単な構成で、ショーが終わってから象と触れ合う時間が長いです。
他のエレファントキャンプに行ったことがある方ならわかると思いますが、保護センターの象はみんな穏やかなゆるい表情をしています。
多分、保護が第一目的なので、芸を厳しく仕込まれていないからだと思います。
愛くるしい可愛い象ばかりです。

象が書いた絵は売店で購入することができます。500B〜1000Bです。
象の水浴び

象の水浴び見学は1日2回(9:45、13:15)です。
象乗りコース
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象乗りは毎日午前8時から午後3時30分までです。
10分コース | 200B |
30分コース | 500B |
60コース | 1000B |
象と一緒に水浴び

象使いの洋服を着て象と一緒に水浴びをするコースは10分500バーツ〜です。
象と水浴びをしてそのまま象乗りコース

裸象に乗る貴重な体験です。
象使いコース1日コース

日帰りコース、宿泊コース、象使いの家にホームステイコースなどがあり、象のあつかい方が学べます。
コースの詳細や料金は公式サイトで確認ください。(タイ語/英語)
チェンマイ象乗りスポットはこちら。
チェンマイの象アトラクション