ドーイ・カモー山頂の泉の湧水は、タイ全土に点在する聖水の1つとされ、タイ王室の戴冠式にも使用されます。
1749段の石段を上るのでかなりキツイですが、自然のなかでリフレッシュできるので、体力に自信がある方はぜひ行ってみてください。
本記事では、ランプーン県のドーイ・カモーの聖水への行き方と山頂の様子を紹介します。
ドーイ・カモーの行き方
チェンマイ旧市街から南北に向かって伸びる国道11号線をランプーン方向に向かい、ルート2001に入る路地を左折して直進、ルート1147の交差点を左折、最初の曲がり角を右折して山道を道なりに進みます。
ターペー門から約40km、1時間弱で到着します。
道の両側に広がる田園風景や遠くの山々を眺めながら気持ちよくドライブできるのでバイクや車のレンタルもおすすめです。
山道も整備されているので安心して走れます。
せっかくなら、インスタ映えばっちりな「テラコッタガーデン」などと一緒にまわるのがおすすめです。
ドーイ・カモー 営業時間
名称 | ドーイカモー ボーナムティップ |
タイ語 | ดอยขะม้อ บ่อน้ำทิพย์ |
英語 | Doi Khamor Bor Nam Tip |
入場 | 無料 |
場所 | Googleマップでひらく |
ドーイ・カモーの様子
門をくぐってすぐ右手に駐車場とトイレがあります。
往復2時間以上かかるのでトイレはここで済ませておきましょう。
お寺に売店がないので水は市街地で買っておきましょう。
ドイステープの階段(506階)の3倍ほどなので、大したことないとなめていましたが、かなりキツかったです。
汗グッショリでTシャツがビショビショ、喉もカラカラ、しかも飲み物なし。
頭がポーッとなりました。
1749段の石段にチャレンジする方は、以下の物を準備しておきましょう。
- 水
- ハンドタオル
- 着替えの服
- 虫除けスプレー
階段一段の高さは10cmほどの比較的緩やかな石段です。
上り始めて10分までは山の景色を楽しむ余裕があります。
希少な植物も生育しているとのことですが、素人の筆者にはよくわからなかったです。
綺麗な蝶がたくさんいました。
途中に休憩所が数カ所あります。
ラストの400段の心臓破りの階段!
階段一段の高さが20cm〜25cmと、急に勾配がキツクなります。
心が折れそうになりました。
週4回ランニングをしている筆者の足で37分かかりました。
みなさん1時間くらいかけてのぼるそうです。
積石がたくさんあったので、筆者も習って山の神に石を供えました。
肝心の聖水ですが、あまりにも疲れ過ぎて、写真を撮り忘れました !!!!
聖泉は仏塔の脇にあります。
フェンスに囲まれていて、タイ語で女人禁制と書いてあります。
女性が入ると泉の水が乾いてしまうという言い伝えから女人禁制になっているそうです。
上りよりも下りの方が足にきました。
立ち止まると、産まれたての子鹿のように足がプルプルして、自分の足ではないように感じました。
ランプーンの街並みが一望できますが、景色を楽しむ余裕がなかったです。
ハイキングが好きな方、体力に自身がある方におすすめです。
ハイキングやトレッキングが好きな人は「チェンマイの自然を満喫できるハイキングコース11選」もぜひ読んでみてください。