中国系イスラム教徒、回族(ジンホー)の本格的なカオソーイが食べられるお店「カオソーイパーパイ」を紹介します。
イスラム教系のお店は閉鎖的で観光客は入りずらいですが、こちらの「カオソーイ パーパイ」は田舎の食堂といった感じで入りやすいです。
観光客が好むハレの日の味付けではなく、毎日食べられるやさしい味なので、とくに女性の方におすすめです。
カオソーイ パーパイ の行き方
チェンマイ旧市街の東側を南北に流れるピン川から少し奥に入った閑静な住宅街にあります。
この付近はムスリムの人たちも多く住んでいるので付近にはハラル料理のお店がたくさんあります。
ちなみに、筆者が8年前に住んでいた(旧市街で一番高層なコンド)フローラルコンドミニアムが徒歩3分です。
ちかくに戌年生まれの巡礼寺院ワットケートカーラームもあります。
カオソーイ パーパイ の営業時間
店舗名 | カオソーイ パーパイ |
タイ語 | ข้าวซอยร้านป้าไพ |
営業時間 | 9時00分~15時00分(日曜休み) |
座席数 | 32席 |
場所 | Googleマップでひらく |
お店の前でヒジャブを被ったおばさん達が餃子やサラパオを売っています。
カオソーイ パーパイのメニュー 日本語訳
カオソーイ(牛/鳥/つみれ) | 普通35B/大盛り40B/特盛50B |
タイラーメン(つみれ/生肉/煮込み) | 普通35B/大盛り40B/特盛50B |
ゲーンラーメン(鶏) | 普通35B/大盛り40B/特盛50B |
タイ素麺(カノムジーンナムギャオ) | 普通30B |
タイ素麺(カノムジーンナムヤー) | 普通30B |
しゅうまい | 20B |
餃子 | 30B |
サラパオ(鳥/あんこ) | 10B |
写真付き英語併記のメニューがお店の壁に貼ってあるので注文しやすいです。
席に付くとおばさんたちが注文をとりにきてくれます。(*水はセルフサービス)
厨房は娘さん夫婦、ホールにはおばさん達が4名〜5名いるので、注文から料理が届くまで速いです。
事前に「タイラーメンの注文方法と色々な種類のクイッティアオ」を読んでおけば、注文時にあたふたしないです。
カオソーイ
こちらが、薄暗い店内でも輝きを放つカオソーイパーパイのカオソーイです!
辛そうな見た目とは裏腹にあっさりマイルドな味付けで、スープは最後の一滴まで飲み干せます。
ハレの日の味付けのカオソーイで一般的に使われている平麺と違い、カオソーイパーパイは丸いたまご麺を使用しています。
風味がよくすすり心地が良いです。
カノムチンナムギャオ
カノムチンナムギャオは、カオソーイと並ぶチェンマイの2大麺料理の1つです。
一見すると、辛そうに見えますが、とても優しい味付けです。
大豆を発酵させて作る「トアナオ」や「キワタの花」などタイ北部の個性的な香辛料が使われています。
薄味ですが、深みと奥行きを感じます。
そうめんは日本のそうめんと違ってプニュプニュした食感が特徴です。
タイラーメンゲーン
見た目通りのピリ辛テイストです。
タイラーメンのゲーンを食べれるのはタイ南部とタイ北部だけですので、ぜひ食べてみてください。
タイラーメン 牛
タイラーメンの上には柔らかく甘じょっぱく煮込まれた牛肉がのっています。
スープには八角が効いていて、台湾の牛肉麺を思わせます。
トマトや香味野菜の旨味がぎゅっとつまった雲南の卓上調味料を足すと酸味の効いた別の味が楽しめます。