「願い事をすれば千倍になって叶う」という言い伝えがあるワットパンタオ。
最近ではコムローイ祭りで行われる子ども僧侶の読経が映画のワンシーンのようだと話題です。
この記事ではワットパンタオの見どころとアクセスについてご紹介しています。
ワットパンタオの名前の由来
ワットパンタオはチェンマイを代表する古刹の1つで、チェンマイ王朝7代目君主インタウィチャヤーノン公よって建立されました。
タイ語でワットはお寺、パンは千、タオは炉(竃)の意味があり、
かつてこのお寺にワット チェディルアンの巨大立像を鋳造する炉が1000基あったのが寺名の由来です。
堂内の奥に祀られているプラチャオタンジャイ仏は「願い事をすれば千倍になって叶う」といわれています。
名称 | ワットパンタオ |
タイ語 | วัดพันเตา |
英語 | Wat Pan Tao |
参拝料金 | 無料 |
参拝時間 | 6時00〜 |
サイト | |
場所 | Googleマップでひらく |
ワットパンタオへのアクセス
歩き | ターペー門から徒歩8分 |
スマートバス | 三人の王様下車徒歩4分 YWSchool下車徒歩4分 |
グラブ | 60バーツ〜100バーツ |
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ワットパンタオの見どころ
本堂
ラーンナー様式の本堂には美しい木目と色合いが素晴らしいチーク材が使われています。
孔雀の浮彫装飾
本堂の入り口(妻側)にある見事な「孔雀の浮彫装飾」は、100年前に王族より寄進されたものです。
本堂内部
本堂の12本の柱は、重厚感のあるチーク材が使用されています。
108個の鉢
お堂に入ってすぐ左手にある108個の鉢は、硬化を入れながら「一つ一つ煩悩を消し去る」という意味があります。
参拝方法は、20バーツ以上のお賽銭をして硬貨が入った器を手に取ります。
あとは並んでいる鉢に順番に硬化を入れていきます。
御本尊
祭壇には穏やかな面相の釈迦如来が鎮座されています。
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プラチャオタンジャイ仏
幸運をもたらすといわれているプラチャオタンジャイ仏。
隅に祀ってあるのでスルーされる方も多いですが、タイ北部に数えるほどしかない貴重な仏像ですので忘れずに参拝しましょう。
お願い事がパンタオ(千倍という意味のタイ語)になって叶うといわれています。
黄金の仏塔
本堂の裏にある黄金に輝く仏塔
ワットパンタオの伝統儀式
ワットパンタオは伝統や文化を伝える年中行事が年4回あります。
- 万仏節:陰暦3月の満月
- 仏誕節:陰暦6月の満月
- 三宝節:陰暦8月15日
- ローイクラトン:陰暦12月の満月
特に、コムローイ祭り(ローイクラトン)の儀式は見応えがあり、年少の僧による読経がはじまると厳かな空気が漂い、まるで映画のワンシーンを見ているかのような光景が広がります。
仏像の裏手にまわると、伝統儀式の写真が飾ってありますので、是非ご覧になって下さい。
その他のコムローイ会場はこちらの記事をご覧ください。
ロイクラトン祭りについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
チェンマイのお寺をまとめた記事はこちら。