「鍾乳洞内を流れる川を筏で下る」そんなアンビリーバボーな体験ができるとききつけ、チェンマイからパーイのナムロート洞窟に行ってきました。
洞窟内の神秘的な光景とスリル満点の筏下りはインディージョーンズのワンシーンそのもの。
自力で行けばガイド代の600円のみ、パーイの旅行会社経由でツアーを利用しても2000円程度です。
「鍾乳洞内を流れる川を筏で下る」なんて日本ではまず体験できないので、パーイに行く方にかなりおすすめです。
名称 | ナムロート洞窟 |
タイ語 | ถ้ำน้ำลอด |
営業名 | Lod Cave |
営業時間 | 8:00~17:30 |
住所 | Googleマップでひらく |
入場料 | 無料*洞窟内はガイドの同行が義務化 |
ナムロート洞窟への行き方
ナムロート洞窟はパーイ市街地から50km離れたパンマパ郡の野生動物保護区あります。
メーホンソンに行くミニバンに乗りパンマパの休憩地点で下車、そこからバイクタクシー(50B〜100B)で10分ほどです。
行きのアクセスは簡単ですが、帰りは(タイ語で情報収集できないと)足の確保が大変なのでツアーがおすすめです。
ツアーの申し込み窓口はパーイバスターミナル周辺に旅行会社がたくさんあります。
レンタルバイクやレンタカーの方はパーイ市街地から国道1095号線を約40km北上、9km手前にある茶色の標識が見えたら右折して、あとは山道を道なりに1時間程度で到着します。
ナムロート洞窟はパーイからメーホンソンに行く道中にあるので、そのままメーホンソンに行くという観光プランもおすすめです。
ナムロート洞窟の様子
入場ゲートの左側でガイドの手配をします。
敷地内を散歩するだけなら無料ですが洞窟内はガイド同行が義務付けられます。
ナムロート洞窟3つの観光コース
洞窟の全長は約1km、大きく3窟に分かれており、洞窟内は真っ暗なのでランプを持ったガイドが同行します。
3つの観光コースの見どころと料金は以下のとおりです。
*雨季(5月〜10月)はBig Colum CaveとDoll Caveコースのみ入場可。
コース名 | 所要時間 | 料金 | 見どころ |
Big Colum Cave | 30分 | 150B | 鍾乳石 |
Doll Cave | 40分 | 200B | 鍾乳石+洞窟壁画 |
Coffin Cave | 60分 | 450B | 鍾乳石+洞窟壁画+ワラ族の痕跡 |
Big Colum Cavの見どころ
ダイヤモンドダストと呼ばれるうキラキラ光る鍾乳石、約21.45メートルの鍾乳石の柱など、筆者が選択したコースなので後ほどくわしく。
Doll Caveの見どころ
1コースを見学後、筏に乗り乗り直しさらに80m進み、
先史時代の洞窟壁画(赤と黒で人形が描かれている)を見学します。
Coffin Caveの見どころ
1コースと2コースを見学後、さらに450m進み、
数千年前の陶器・人間の骨・ワラ族によってつられたチーク材のひつぎを見学します。
*雨季cはCoffin Caveは閉鎖。
*ホームページでは筏に乗れるのはコース3(450バーツ)のみとなっていますが、1コースと2コースも+30バーツで筏に乗ることが出来ます。もちろん距離は短いです。
洞窟の入り口で魚に餌をあげたい人はここで餌を購入。
入り口で餌を投げると青い鱗の魚がびっしり集まってきます。
ガイドさんと一緒に緑の木々に包まれた遊歩道を歩いて洞窟に向かいます。
入場ゲートから洞窟の入り口までは350m、約10分です。
洞窟の入り口脇にある祠でガイドさんが旅の安全を祈願しました。
橋の上から魚に餌をあげること、コバルトブルーの魚がウヨウヨ集まってきます。
洞窟内の様子
ガイドさんがランプに火をつけます。
ランプのスタンバイが出来たら筏に乗り込みます。
筆者とガイドと船頭の3人。
船頭さんが長い棒で川底を押して舟を進めます。
シャンデリアのように垂れさがる壮大な鍾乳石を見ながら船は進みます。
洞窟内にはNam Lang川が流れ、コウモリやアマツバメが生息しているとのことで、鳴き声が聞こえました。
1コースの見どころ
「ダイヤモンドダスト」とよばれる滝のような鍾乳石。
ランプの光をあてるとキラキラと反射します。
約21.45メートルの鍾乳石の柱
石筍
洞窟内の絶景
筆者はチェンマイで鍾乳洞に行ったことがあり、「鍾乳洞なんでどこも似たようなものだろう」と思ったので30分150Bの一番短いコースを選択。
ところが鍾乳洞見学だけではなく、「鍾乳洞内を流れる川を筏で下る」という想像の斜めうえをいくアンビリバボー体験に、なんで一番長いコースを選ばなかったのだろうと後悔。
なので、行く人は60分450Bの(鍾乳石+洞窟壁画+ワラ族の痕跡)コースがおすすめです。
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