世界的に有名なマッドスパ(泥スパ)、あまり知られていない秘境温泉、無料の混浴露天風呂(※水着着用)など、筆者が実際に訪れたメーホンソーン県の温泉を7か所紹介していきます。
プークロン・ マッド・スパ温泉
プークロン・マッド・スパ温泉はメーホンソーン市街地から北へ車で約30分、四方を山に囲まれた山間の静かな場所にあります。
この辺り(プークロン)の土壌には天然ミネラルが豊富に含まれており、温泉もさることながら、マッド(泥)を使った顔パックやエステコースが有名で、美容マニアたちの間では世界三大泥スパと呼ばれています。
プークロン・マッド・スパの入り口
入り口を入るとすぐに足湯があります。
一度に10人以上入れる大きさで、深さはふくらはぎまで浸かれます。
無料だと思って足湯を楽しんでいたら、なんと、有料(20バーツ)でした。
奥に進むとプークロンマッドスパの施術所があります。
朝一に行ったのでガラガラだと思いきや、結構お客さんがいてびっくりしました。
プークロンマッドスパの料金表
コース | 料金 | 時間 |
フェイス泥パック | 120バーツ | 15分 |
フェイススクラブ+泥パック | 350バーツ | 30分 |
フェイスパック | 140バーツ | 30分 |
泥パック(顔+全身)+温泉 | 700バーツ | 60分 |
泥パック(顔+全身)+温泉 | 900バーツ | 90分 |
足湯 | 20バーツ | 15分 |
個室風呂(クレイドル浴槽) | 80バーツ | |
温水プール | 60バーツ | 15分 |
700バーツと900バーツのエステコースは、室内の個室風呂か屋外の温泉プールどちらか選べるのですが、みなさん個室を選ぶので屋外プールはガラガラとのことです。
施術所の奥が温泉プールになっています。
一見すると涼しげな普通のプールですが、40℃〜42℃の少し熱めのお湯がはってあり、プールと言うよりは露天風呂です。
どうですか、このロケーション!
開放的でかなり気持ちよかったです!
雄大な山々を眺めながら入る温泉は格別ですね。
筆者は温泉プールのみ(エステなし)を選んで、10分を3セット50分ほど温泉を堪能しました。
ガラガラということもありましたが、時間の方は特に何も言われなかったです。
店内にはスキンケア用品やマッドマスクも販売しています。
チェンマイにも支店があるので興味がわいた方は行ってみてください。
名称 | プー クロン・カントリークラブ・カヘルス・カマッド・カスパ |
英語名 | Poo Klon Mud Spa (Mae Hong Son) |
タイ語名 | ภูโคลน คันทรี คลับ |
サイト | 公式サイト |
所在地 | Googleマップでひらく |
連絡 | 053 282 579 |
営業 | 8時00分〜18時30分 |
入浴料 | 80バーツ |
パーボーン温泉
パーボーン温泉はメーホンソーン市街地から車で15分、メーホンソーンの山間を南北に貫く国道169号沿いにあります。四方を山に囲まれた静かな場所で、地元の方々の憩いの場といった感です。
入場料無し、入り口にある受付で以下の入浴料を支払います。
- プール20バーツ
- 個室(小)50バーツ
- 個室(大)500バーツ
個室小(50バーツ)のバスタブはクレイドル浴槽でした。
水で薄めなくてもちょうど良い温度(40~43℃)でした。
本当は大きな北タイ式浴槽が良かったのですが、さすがに500バーツはちょっと考えます。
プール使用料の20バーツはサービスしてくれました。
こちらの敷地内には宿泊施設(綺麗なバンガロー)があり、温泉に浸かり放題で300バーツです。宿泊したかったのですが、市街地に宿をとっていたので今回はあきらめました。
名称 | パーボーン温泉 |
英語名 | Pha Bong Hot Spring |
タイ語名 | บ่อน้ำร้อนผาบ่อง |
所在地 | Googleマップでひらく |
連絡先 | 053 686 048 |
営業 | 6時00分〜20時00分 |
入浴料 | 50バーツ |
ノーンへーン温泉
ノーンへーン温泉は第二次世界大戦戦争博物館で有名なメーホンソーン県のクンユワム郡にある温泉です。
チェンマイから南回りルートでメーホンソーン県に行く方は、通り道(国道108号線)にあるので運転の休憩におすすめです。
プールを取り囲むように個室貸切風呂があり、お風呂で一汗かいてすぐに冷たいプールに飛び込めます。
個室貸切風呂は一人で入るには贅沢な大きさで、圧迫感がなく、中庭やプールで涼みながら何時間でも過ごせちゃう感じです。
関連記事:【メーホンソーン県】旅の途中に立ち寄りたいクンユアム郡の温泉
メー・ウムローン温泉
メー・ウムローン温泉はメーホンソーン県の南部、メーサリアン(メーサリエン)郡の人里離れた森の中にポツンとある秘境感満載の温泉です。
メーサリアンはメジャーな観光スポットがないため観光客はほとんど訪れませんが、素朴な街並みがどこか落ち着く魅力的な街です。
温泉まではハラハラドキドキのつり橋を渡って行きます。
入浴料50バーツで、大人6人〜8人が余裕で入れる大きな浴槽を独占できます!
観光地化されていない場所が好きな方にオススメです。
関連記事:メーサリアンの魅力!観光地化されていない街へ心を癒す一人旅
ペーン温泉
ペーン温泉はパーイ市街地から南西に30km離れた場所にある無料の混浴露天風呂(※水着着用)です。
国道1095号線から外れた1本道をひたすらまっすぐ走ると1時間弱で到着します。
交通量が少なく走りやすい道なので、日本で原付に乗ったことがある方は、パーイの自然の雄大さを感じながらのツーリングがすすめです。
河原のあちこちでぶくぶくと高温の温泉が湧き出でいて、辺り一面硫黄の匂いが漂っています。
無料温泉なので更衣室などありませんが、泉質はとろとろぬるぬるの湯ざわりでかなり良質です。
関連記事:パーイの無料温泉!四方を山に囲まれた絶景【ペーン温泉】
ター・パーイ温泉
ター・パーイ温泉はパーイの第二次世界大戦メモリアル橋近くのフワイ・ナムデーン国立公園内にあります。
温泉たまごゾーン・露天風呂ゾーン・個室バンガロー・食事処など施設の設備は整っていますが、国立公園内にあるので入場料として300バーツが徴収されます。
バンガロータイプの個室貸切風呂の浴槽は内部が2段になっていて大人2人〜3人が余裕で入れる大きさです。
サイ・ガーム温泉
サイ・ガーム温泉はパーイ市街地から車で20分、鬱蒼と茂る森の中にある秘湯です。
インスタ映え写真が撮れる絶好のロケーションということもあり、若い女子に人気のスポットです。
こちらの温泉には2回来ていますが、なぜか2回とも容姿に恵まれた西洋人女性が多かったです。
インスタ映えする幻想的な写真を取りたいならサイ・ガーム温泉、個室でゆったりしたいならター・パイ温泉、旅費を安く抑えたいならペーン温泉(パーイの無料温泉)といった感じです。
関連記事:【パーイの温泉】ター・パーイ温泉VSサイ・ガーム温泉
メーホンソンの観光スポットと一緒に立ち寄ってみてください。