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毎週土曜日の16時から22時まで、チェンマイの旧市街の南門で開催される「サタデーマーケット」。
こじんまりとしたローカルな雰囲気が魅力的で、地元民からはถนนคนเดินวัวลายとよばれ親しまれています。
「タノン」はタイ語で道路、「コンドゥーン」は歩行者、「ウアラーイ」は旧市街の「チェンマイ門」から南にのびる通りの名前で、直訳すると「ウアラーイ歩行者天国」となります。
本記事ではチェンマイ在住10年の筆者が、
について解説していきます。
名称 | サタデーマーケット |
地元呼称 | ウアライマーケット |
タイ語名 | ถนนคนเดินวัวลาย |
英語名 | Wua Lai Walking Street |
開催時間 | 16時00〜22時00(毎週土曜日) |
場所 | ウアライ通り(銀細工通り)1.1km |
見どころ | 世界初の銀細工の寺 |
アクセス | ソンテウ・自転車 |
場所 | Googleマップでひらく |
サタデーマーケットの行き方
チェンマイ旧市街からサタデーマーケットが開催される「チェンマイ門」までは、
が相場です。

ソンテウの乗り方やその他の乗りものについては、こちらの「チェンマイ旧市街観光の移動手段」を確認ください。
混雑を回避する抜道【地図】
チェンマイ門の入口はかなり混雑します。
混雑を避けたい方は、地元民が利用する抜道を使いましょう。
この抜道はチェンマイの銀寺「ワットシィースパン」へと続くので夜間参拝したい方は一石二鳥です。

入り口から銀寺までは自転車で1分〜2分、歩いても5分かかりません。*街灯がないので独りだと少し怖いでかもしれません。

効率良くサタデーマーケットをまわりたい方は、出口(地図B)から入り→銀寺で参拝→入口(チェンマイ門)から旧市街へと抜ける(帰る)が一番おすすめです。
タクシーやトゥクトゥクを利用する場合は運転手にไปท้ายถนนวัวลายといえば通じます。
「バイ」はタイ語で行く、「ターイ」は終わり、「タノンウアラーイ」はウアラーイ通りの意味です。
ワットシィースパン【チェンマイの銀寺】

約200年前、ビルマからチェンマイを取り戻した復興ラーンナー王朝の初代カウィラ王は、チェンマイ復興のために、ビルマから銀細工職人たちをウワラーイ通り周辺に移住させました。
「ワット・シースパン」は、ウワラーイ通りの銀細工職人によって建てられた世界初の銀の寺で、この地域の文化や風土を反映させた寺院です。
「サタデーマーケット」が開催される日には、ブルーのライトが寺院を照らし、まるで別世界にいるかのような非日常的な空間につつまれます。
境内では子ども舞踊などのイベントもあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
サタデーマーケットB級グルメ10選
サタデーマーケットでは、ローカルデザートからタイ料理までたくさんのグルメ屋台が楽しめます。
はじめて目にする食べ物が多いと思うので、代表的なチェンマイのB級グルメを紹介します。
ルークチン(豚肉の練り物)

「ルークチン」とは、豚ひき肉にコーンスターチや小麦粉などを加え、練って団子状にしたものを沸騰したお湯で茹でたタイ北部の郷土料理の一つです。
小腹がすいたときに、ぴったりです。
練乳バターコーン

祭りの屋台といえば「とうもろこし」ですよね。
チェンマイでは、茹でたとうもろこしをほぐして、バターと練乳をかけて食べます。
甘いとうもろこしはクセになる味ですが、カロリーはかなり高いので食べ過ぎ注意です。
サイウア(チェンマイソーセージ)
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サイウアは、タイ北部を代表する郷土料理の1つで、チェンマイソーセージとも呼ばれます。
このソーセージにはレモングラス、こぶみかんの葉、トウガラシなどが使用され、それぞれが独自の風味を与えます。
日本ではなかなか食べる機会がないので、ぜひ一度試してみてください。
豚の皮のフライ

ケープムーとはチェンマイの郷土料理の1つで、豚の皮を油で揚げた食べものです。
ビールのつまみに最高です。
カオニャオマムアン

カオニャオマムアンはココナッツミルクで炊いたもち米にマンゴーをそえたタイで定番デザートです
もち米は少し塩けがあってマンゴーの甘みと絶妙なハーモニーが楽しめます。
もぎたてのマンゴーの濃厚な甘さを堪能してください。
関連記事:タイ産マンゴー10品種食べ比べ 味の特徴と旬の食べ頃
胡麻煎餅(カオグリアップ)

カオグリアップは、タイの胡麻煎餅です。サクサクした食感と素朴な味わいが楽しめます。

「カオプックガー」は、タイの北部伝統的なスイーツの一つです。黒もち米をたたいてのばし、網で焼いたあと、砂糖キビでつくったごま餡をぬって食べます。
甘さはひかえめで、素朴な味わいがあります。
ドリアン

日本では、1玉5千円〜7千円となかなか手が出せないドリアンですが、サタデーマーケットでは一房100円〜200円と格安で販売されています。
皮を剥いたばかりのフレッシュなドリアンを堪能しましょう。
関連記事:タイ産ドリアン3種食べ比べ 味の特徴と食べれる時期
チャオグアイ(仙草ゼリー)

チャオグアイは植物繊維たっぷりの天然ゼリーで、ダイエットや美肌を気にしている女子に人気があります。
練乳や黒糖をかけて食べます。
ロッチョン(チェンドル)

ロッチョンはマレーシア、ベトナムではチェンドル呼ばれいる氷菓子です。
米粉から作るゼリー状の麺をところてんのように穴から押し出し、ココナッツミルクをかけて食べます。
関連記事:チェンマイのローカルスイーツ18選!地元民に愛されている魅惑の味

座ってゆっくり食事を楽しみたい場合は仮設フードコートを利用しましょう。

フードコート内ではアルコールもOKです。
サタデーマーケットのおすすめ土産
サタデーマーケットでおすすめのお土産を紹介します。
ドリームキャッチャー

ドリームキャッチャーとはアメリカインディアンから派生した手作りの装飾品です。
中央にクモの巣状の目の粗い網が編み込まれていて、周りは羽やビーズが飾られています。
ベットの上に置くと悪い夢は網目に引っかかり、良い夢だけが羽を伝わって降りてくると言われています。
装飾品としてカバンなどにつけてもお洒落ですよね。
ドリームキャッチャーの専門店がウアライ通りにあり、チェンマイで一番の品揃えです。

生まれ年によって色が決まっています。
年号と色の表がお店には置いてあります。
デニムのリメイク

財布やノートカバー、カバンなどがあります。
インテリアライト

マグネット&ペンたて


バラマキ用にいかがでしょうか。
編み上げサンダル

編み上げサンタルは300円程度。
チェンマイでの街歩き用に買っても良いですし、かさばらないのでお土産にも最適です。
まだ遊び足りない!という方は他の場所で開催しているナイトマーケットはいかがでしょうか。
明日(日曜日)は、タイ北部最大のナイトマーケット「サンデーマーケット」が開催されます。