チェンマイには少数のムスリムが暮らしていて、市街にはハラル料理を提供するレストランが点在しています。
今回は少し不気味な雰囲気を醸し出していますが、ビリヤニやカオソーイ、マサラ、チャパティなど何を食べても美味しいハラルレストラン「クルアビスミスラー」をご紹介します。
KHRUA BITMITLA RESTAURANT
店名 | クルアビスミスラー |
タイ語 | ครัวบิสมิสลาห์ |
英語 | KHRUA BITMITLA RESTAURANT |
場所 | Googleマップでひらく |
営業 | 9:00-21:00 |
ハラルレストラン「クルアビスミスラー」はナイトバザールが開催されるチャンクラン通り沿り沿いにあります。
チェンマイ東エリアを循環するピンク色のRTCシティバスに乗って「Chiang Mai Land」で下車徒歩2分です。
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道路から客席が丸見えなので安心して入れますが、
旅行客があまりこないガチなお店でお店の奥はヒジャブの人だらけ、
なんとなく不気味な雰囲気を醸し出しています。
メニュー
メニューは壁に写真入りで貼ってあるので、店員さんとコミュニケーションが取れなくても注文に困りません。
ハラール料理からタイ料理まで幅広いラインナップで1品120円から240円の価格帯です。
ドリンクは30円〜80円の価格帯。
カレー系を注文される方は、こちらのお店はスパイスがバッチリ効いているので、甘いお茶が必要かも。
お水はセルフサービスで、右隅に水タンクとクーラーボックスがあります。
ただ、このお店に限らず、タイのセルフの水はあまりおすすめしません。
ハラルレストランの食レポ
料理はどれもクオリティが高いのですが、その中でも特に、「ビリヤニ」「マサラカレー」「カオソーイ」がおすすめです。
ビリヤニ(カオモックガイ)
ビリヤニとはイスラム圏で食べられている炊き込みご飯です
タイではマレーシアと国境を接するタイ南部のムスリムの人々によって、カオ・モックとして大衆化されました。
一目で美味しいとわかるカオモックガイ(鳥のカオモック)はスープと小鉢がついて180円。
オニオンフライやレーズンなどいろいろな具材が入っていて、他店のカオモックガイより本格的。
このお店を知るまでは、カオモックガイ(イコール)ビリヤニでしが、本物はけっこう違いますね。
ごはんをよけると、たっぷり味が染み込んだドラムスティックが登場。
カレーの味が染み込んでいて、白いご飯を別で欲しくなります。
スパイシーな香りが食欲を刺激する一皿で、なんとなく食欲がない方でも美味しくいただけます!
きゅうりとプリック・チーファー(唐辛子甘味種)の甘酢和えも美味です。
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マサラカレー
スパイスがバッチリ効いているけど、口当たりがマイルドなカレーです。
口に入れるとすぐに甘みを感じ、後からじわじわとスパイスの香りが広がります。
甘さとスパイシーな辛さのループであっという間に完食。
一皿食べ終わってもまたすぐに食べたくなる!
病みつきになるカレーです。
柔らかく煮込まれたドラムスティック。
お肉を取り出してライスと並べてると、
伝わりますか!
このデカさ。
かなり大きくて食べ応えがあります。
スプーンを入れるとホロホロって骨からお肉がはがれます。
これで一皿150円ですよ!
この美味しさでこの値段、思い浮かぶ範囲でチェンマイで一番コスパが良いカレーだと思います。
カオソーイ
クルアビスミスラーのカオソーイは、ココナッツミルクのまろやかさの後に、スパイスの辛味が口の中に広がります。
一般的にイスラム系のカオソーイは辛くありませんが、こちらのお店のカオソーイは結構スパイシーな辛さがあります。
鶏肉が美味しいので、ぜひ鶏肉のカオソーイを食べてみてください。
イスラム系や雲南系のお店で筆者がおすすめするカオソーイの美味しい食べ方は、
麺を食べ終わったらチャパティを1枚追加して(1枚30円)
カオソーイのスープに浸けてただきます。
ほのかに甘いチャパティとスパイシィーなカオソーイのスープがベストマッチ。
最高に贅沢なカオソーイの食べ方です。
まとめ
ハラルレストラン【クルアビスミスラー】の料理はどれもクオリティが高く、カスターセットや店内の清潔でクレンリネスも行き届いて、不気味さを除けば満足すること間違いなしのお店です。