チェンマイ大学ナイトマーケット|学生街ローカル夜市【2025最新】

チェンマイ大学前の大通りが、夕方から一気に「学生街の遊び場」に。それがチェンマイ大学ナイトマーケット(ナーモー)。
女子高生・女子大生を中心にしたローカル客向けのお店がぎゅっと集まった夜市は、観光地ど真ん中のナイトマーケットとは違って、ほぼ地元の学生たちの庭。
制服姿のまま買い物する様子や、友だち同士でごはんをシェアしている空気を眺めながら歩くと、「あ、チェンマイってこういう街なんだな」と肌でわかります。
この記事では、ナーモー全体の雰囲気と初めて行く人向けの歩き方と注意点をコンパクトにまとめました。
結論:観光地化されていない、チェンマイ大学前の学生街ナイトマーケット。ローカル価格で服や雑貨、ごはんがそろい、夜のチェンマイ大学の雰囲気をまとめて味わいたい人に向いています。
- エリア:チェンマイ大学正門前
- 雰囲気:利用客の多くが地元のJK・JD
- 構成:3つのマーケット
- 目的:ローカルな夜市の空気と学生街の価格感を体験したい人向け
- 所要時間:さらっと見るなら1〜1.5時間が目安
チェンマイ大学ナイトマーケット(ナーモー)ってどんな夜市?
チェンマイ大学の正門前から北側にかけて、夕方になるとずらっと屋台とお店が並びます。
地元の人はこの一帯をまとめてナーモー(=チェンマイ大学前)と呼んでいて、利用客のほとんどがチェンマイ大学の学生や近くの高校生。
いわゆる観光夜市とは少し違う、学生街の生活エリアに近いナイトマーケットです。
取り扱っているのは、女子向けの洋服・アクセサリー・コスメ、スマホケースやガジェット、文房具などの小物、それから屋台フードとフードコート。
旅行者向けのお土産屋さんはほとんどなく、地元の学生が普段使いするものが中心なので、価格もローカル寄りです。
「チェンマイのリアルな夜の雰囲気を見てみたい」「ローカル価格で洋服や小物を探したい」という人にはぴったり。という感じの夜市です。
ナーモーで感じるローカル価格の目安
ナーモーはあくまで学生街の日常エリアなので、全体的に「観光夜市より安め」の価格帯です。
- フードコートのごはん:40〜70 THB 前後(ラーメン・ご飯もの)
- 串焼き・揚げ物屋台:20〜30 THB くらいから
- ドリンク:ミルクティーやフラッペで 40〜60 THB 前後
- Tシャツ・ワンピース:80〜120 THB あたりが目安
- アクセサリー類:ピアス・リング・ヘアアクセなどは 20〜40 THB 台も多い
「超ハイクオリティな洋服を掘る場所」というより、
学生が普段着と小物を買う価格感を体験する場所として楽しむとちょうどいいです。
テントの中はかなり広く、バック、帽子、洋服などを取り扱うお店が並んでいます。
ナーモーは3つのマーケットの総称です
地元では、チェンマイ大学前のナイトマーケット一帯をまとめて「ナーモー」と呼んでいますが、実際には次の3つのマーケットがつながっています。
- ガートナーモー(Kad Na Mor):屋台フードや服・小物が集まる昔ながらのエリア(📍地図を見る)
- Malin Plaza:洋服・コスメ・雑貨など、学生向けショッピング色強め(📍地図を見る)
- The Chiangmai Complex:大型フードコートやレストラン棟が入った複合施設(📍地図を見る)
物理的にはほぼ地続きになっていて、歩いていると「どこからどこまでがどの名前なのか」意識しなくても楽しめるつくりです。

▶︎チェンマイ大学ナイトマーケット案内マップ(任意表示)
ガートナーモー(Kad Na Mor)エリア

ガートナーモーは、3つのマーケットの中でいちばん西側(ドイステープ寄り)にあるゾーン。 (MAP③)
全体的に素朴で、ちょっと落ち着いた空気が残っているナイトマーケットです。
観光客でぎゅうぎゅう、というよりは、「チェンマイの裏原宿」みたいなローカル感のある学生街というイメージ。
人もそこまで多くないので、歩くスピードを落として、ゆっくりとローカルな雰囲気を味わいたい人向きです。
フードコートと常設のお店がメインで、さっとごはんを食べて、そのまま服や小物を見て回る、みたいな使い方がしやすいエリアです。
Malin Plaza エリア

Malin Plaza はナーモーの中でもいちばん“ショッピング感”が強いエリア。(MAP②)
中はかなり広くて、バッグ・帽子・洋服のお店がずらっと並びます。一軒一軒じっくり見ていたら、2時間あっても足りないくらい。
特に目立つのが、スマホアクセサリーのお店。安くてデザインのかわいいケースやケーブル、小物が山ほどあって、「これ日本で売ったら普通に需要ありそう…」と思うレベルの品ぞろえです。
お客さんの中心は、制服姿の女子大生や高校生。アクセサリー類はその学生さん向けに価格が抑えられていて、ピアスやリング、ヘアアクセなどは100円前後(数十 THB)から並んでいます。

チェンマイコンプレックスエリア(The Chiangmai Complex)

▶︎ピークタイムの雰囲気(任意表示)
The Chiangmai Complex は、ナーモーの中でもいちばんショッピングモールっぽいゾーン。(①⑦)
入口からフードコートに向かって、スマホショップや洋服屋さん、若者向けのコスメショップがずらっと並んでいるので、ひやかしながら歩いていくのがおすすめです。
メインは奥にあるローカル向けフードコート。タイラーメンやタイ料理、タイ風焼き肉の食べ放題など、地元の学生さんが普段使いしているお店が一堂に集まっているイメージで、いつも学生たちでほぼ満席です。
味付けはかなりローカル寄りで、外国人観光客向けにアレンジされていない分、好みは分かれるかもしれませんが「安くてお腹いっぱい」になるのは間違いなし。
建物の奥は駐車場になっていて、バイクで来る場合の駐輪場もこのエリア。車・バイク利用のローカルにとっては、ここがナーモーの“玄関口”になっています。

初めて行く人向けの歩き方&所要時間
ナーモーは範囲が広いので、全部を完璧に回ろうとしないのがコツ。
初めてなら、ざっくりこんなルート感で OK です。
- ガートナーモー側からスタート
夕方〜日没前に到着して、まずは全体の雰囲気をつかみつつ歩き出す。 - Malin Plaza エリアでショッピング
バッグ・洋服・スマホアクセなど、気になるものがあればここでまとめてチェック。 - 最後に The Chiangmai Complex でごはん
フードコートやレストラン棟でごはんを食べて、帰りの足を手配。
所要時間の目安は、さらっと見るなら 1〜1.5時間。
「がっつり買い物したい」「すべてのエリアで写真を撮りたい」人は、3時間コースくらいを見ておくと余裕があります。
アクセス(行き方・帰り方)
ナーモーはチェンマイ大学前周辺に広がるエリア。
旧市街・ニマンあたりからなら、Grabかソンテウで行くのがラクです。
Grab(いちばん簡単)
- アプリの目的地:
- 「Chiang Mai University」(おすすめ)または
- 「Malin Plaza」や「The Chiang Mai Complex」でもOK
- 所要時間:旧市街から 15〜20分前後、ニマンからは渋滞がなければもっと短め
- 料金目安:時間帯や渋滞にもよりますが、片道 80〜120 THB 程度
キャッシュレス・ドアツードアで移動したいなら → Grabの使い方と帰りの配車コツ
ソンテウ(赤い乗り合いトラック)
- 旧市街やニマンで「チェンマイ大学(ナーモー)」方面に行きたいことを伝えて、
大学前まで行くソンテウに乗せてもらうスタイル。 - 料金は交渉ベースですが、市内なら 30〜50 THB 前後が目安。
- 帰りは、ナーモー周辺の大通りでニマン/旧市街方面のソンテウを拾う形になります。
他にもシェアサイクルやRTCバスも利用できるので、夜の帰り足を比較したいなら→チェンマイ移動手段 完全ガイド|市内(旧市街・ニマン)
ナーモーを楽しむコツと注意点
安全面
学生街なので雰囲気自体は穏やかですが、
人が多い時間帯はスリ・置き引き対策(カバンは前掛け・貴重品は体に密着)だけは忘れずに。
アルコールについて
大学近くの飲食店は、酒類を扱っていない店が多いです。
「ビールを飲みながら夜市を歩きたい」派にはやや物足りないかもしれません。
その場合は、ニマンや旧市街で一杯ひっかけてからナーモーに来るルートの方が満足度高め。
言葉の壁
観光夜市に比べると、英語が通じないお店が多いです。
指差し&笑顔と、必要なら翻訳アプリがあると安心。
「細かいオーダーを英語でしたい人」には不向きかもしれません。
時間帯
学生のピークは19:00〜21:00ごろ。
混雑を避けたいなら、18:00前後に到着してさっと一周してしまうのが楽です。
チェンマイ大学エリアで人気上昇|Tay Market(テイマーケット)

2025年時点で、チェンマイ大学の学生にいちばん勢いがあるのが、MORe SPACEで開催されるTay Market(テイマーケット)。

夕方から開くヴィンテージ&古着メインのマーケットで、服や雑貨、フードトラックがぎゅっと集まっています。
「最新の学生ファッションやローカルな空気」を感じたい人は、ナーモーとあわせてハシゴするのもおすすめです。
開催日:基本は 火〜木/イベント開催時のみ 土・日 オープン
開催場所:MORe SPACE(📍地図で見る)






