陰暦12月の満月の夜(2022年は11月8日)、水の女神に感謝をこめて灯ろうを流すロイクラトン。
今年は外国人観光客が隔離なしで入国できるとあって、とても盛り上がりそうな予感がします。
できることなら人混みをさけて、ロイクラトン楽しみたいという方に向けて、
チェンマイで灯ろう流しが楽しめて、かつ混雑を避けれる穴場スポット「カーウィラ王の記念碑公園」をご紹介します。
カーウィラ王記念碑公園の場所
カーウィラ王記念碑公園は、ピン川沿いにある緑が美しい公園です。
ビルマ軍の占領下にあったチェンマイを取り返し再建した復興ラーンナー王朝の初代カウィラ王の記念碑と資料館があります。(*ロイクラトーンの時期中は開館)
ロイクラトン期間中のカーウィラ王の記念碑公園の様子
ロイクラトンの期間中は公園内に食べもの屋台がずらっと並び、祭りの雰囲気満載。
旧市街の橋向こうなので、観光客の姿はなく地元の人ばかり、
市内のナイトマーケットとは一味ちがった、のどかな雰囲気が楽しめます。
バナナの葉で飾りつけた灯ろうは20バーツ〜30バーツ。
お店でライターを借りて、お線香とロウソクに火をつけたらそのままピン川へ。
水の神さまに感謝をこめて灯ろうを流します。
子どもたちはロケット花火を飛ばしています。
カーウィラ王の資料館
館内には昔のチェンマイの写真やチェンマイ歴代領主の肖像画が並んでいます。
ビルマ軍の占領下にあったチェンマイを取り返し再建した復興ラーンナー王朝の初代王様。
ダーラーラッサミー王妃は、復興ラーンナー王朝第7代インタウィチャヤーノン王とティップケソン女王の娘で、ラーマ5世の側室の一人です。
1910年にラーマ5世王が崩御するとチェンマイのメーリム郡のお屋敷(現在のダーラーピロム博物館)に戻り、ラーンナー文化の普及活動に尽力されました。
王妃さまの遺骨はワット スワンドークに埋葬されています。
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