タイで買い物をするとVAT (Value Added Tax)とよばれる税金が課せられます。
タイのレシートをよく見ると下のほうに「VAT ○○THB」と印字されているのですが、私たち外国人旅行者はタイ出国時に空港で申告すれば払い戻しができます。
本記事では、タイでよりお得にショッピングを楽しみたいという人に向けて、
スワンナプーム空港での免税手続きについて解説します。
空港の払い戻しカウンターに並ぶのが面倒という人は、スマホをタップするだけで払戻金が受け取れるVATのアプリも紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
タイのVAT(付加価値税)
タイのVAT(付加価値税)とは、日本の消費税のようなもので、タイで買い物をしたときに課せられる税金のことです。
タイ国内で消費することを前提として課税されているので、私たち外国人旅行者はタイ出国時に申告すれば払い戻しができます。
VATの払い戻し条件は以下のとおりです。
VAT(付加価値税)の払い戻し条件
- 「VAT REFUND FOR TOURIST」のロゴがあるお店で購入した商品
- 商品の総額が2,000バーツ以上
- 購入した品物を持って60日以内に航空機で出国
VAT払い戻しの流れ
税金の払い戻し(付加価値税免除)の流れは以下のとおりです。
『VAT REFUND FOR TOURIST』のロゴがあるお店で、パスポートを提示してVAT払い戻しの申請書を発行してもらいます。
タイの店員は日本と違って「VATの申請書類は必要ですか?」
なんて聞いてこないので、あなたから「VATの払い戻しをしたい」といいましょう。
- パスポート
- 航空券
- レシート
- 購入した商品
を提示して、お店から受け取ったVAT払い戻し書類にスタンプをおしてもらいます。
スワンナプーム空港の税関は、出発ロビー4階の一番奥(Wのチェックインカウンター近く)です。
チェックインしてイミグレーションを通過したら、払い戻しカウンターに行き払戻金を受け取ります。
払戻金の受け取りは、
- 現金(バーツ)
- クレジットカード口座への振込
- 銀行小切手
から選べます。
スワンナプーム空港の付加価値税払い戻しカウンターは4階に2箇所あります。
VATの払い戻しができるアプリ
付加価値税払い戻しカウンター(VAT REFUND OFFICE)に並ぶのが面倒な人は、こちらのアプリを使えばスマホをタップするだけで払戻金が受け取れます。
タイで買ったお酒やブランド品が免税範囲を超えた場合、日本入国時に空港の税関検査場で超過分の税金を支払うことになります。
そうならないように、こちらの記事もぜひ読んでおいてください。