【注意】タイ旅行で日本人観光客が巻き込まれやすい犯罪とトラブル

2019年11月13日




【注意】タイ旅行で日本人観光客が巻き込まれやすい犯罪とトラブル

タイを旅行する前に日本との治安の違いを認識することがトラブル回避の第一歩です。

現地在住者は毎日のように現地報道を目にしていますので、犯罪が起こりやすい危険な場所には近づきません。

今回はタイ在住7年目の筆者が、タイを旅行する日本人観光客が遭遇するトラブルやアクシデント、巻き込まれやすい犯罪、注意事項についてお伝えします。

タイで巻き込まれやすい犯罪

日本との治安の違いを認識して巻き込まれやすい犯罪について知っておきましょう。

タイの性犯罪被害

タイでは2009年から2014年までの5年間、年平均4,000件の強姦事件が発生し2,400件が検挙されています。

専門家の調査によると、何らかの理由で公にされない事件が87%もあり、実数は30,000件以上といわれています。

タイ人男性は親切でとても優しいというイメージがありますが、人口あたりの性犯罪件数では世界10位につける程の悲惨な状況です。

アルコール飲酒時の被害が最も多いですので、クラブやバーに女性1人で行かれる方は注意が必要です。

また、深夜にタクシーを利用される方は、女性と2人きりになると人気のないところに連れて行って乱暴したり、法外な料金を要求したりする雲助ドライバーもいますので、以下の点を注意をしながら乗車してください。

  • 深夜に2人きりになる乗り物は利用しない
  • 車内で寝ない
  • 助手席に座らない
  • 勘違いさせない(笑顔を振りまく)
  • スマホで誰かと待ち合わせを装う
  • グーグルマップで常に位置確認

タイの薬物犯罪

タイは薬物犯罪の多い国です。

2015年~2016年の薬物事犯の検挙数は169,448件(182,225人)です。

  • 覚せい剤 – 115,381件
  • アイス – 15,154件
  • ヘロイン – 386件
  • コカイン – 63件
  • 乾燥大麻 – 10122件
  • クラトム – 23,206件

タイで薬物事件で逮捕された場合、終身刑および100万バーツ以上500万バーツ以下の罰金または死刑の厳罰が下されます。

旅の高揚感から安易な気持ちで大麻やクラトムに手を出すと一生が台無しになります。

クラトム(ミトラガイナ)とは幻覚作用がある植物で、タイの地方では嗜好品として使用されていましたが、現在は大麻とともに「第5種麻薬」に指定されています。

運び屋

Airport 519020 640

当たり前ですが、麻薬や拳銃などの輸入禁止物は持ち込めません。

報酬目当てに『運び屋』になり、逮捕されるのはある意味自業自得ですが、

タイで親しくなった日本人に、日本にいる友人にこの荷物を渡して欲しいと頼まれ、あなたの知らないうちに運び屋にされるケースが増えています。

勇気を出して断りましょう。

交通事故

世界保健機関の報告によると、タイは人口10万人当たりの交通事故死亡者数が36.2人と世界2位。

事故の多くは、飲酒、スピード違反によるものですが、

信号無視・車線変更でウインカーを出さない・逆走するドライバーも多く、道路を横断するときは細心の注意を払う必要があります。

置き引き・スリ・盗難

日本のファーストフード店では荷物を置いて席を確保するのは当たり前ですが、タイでそれをするとかなりの確率で失くなります。

筆者はチェンマイのフードコードで椅子に洋服をかけて席を確保し、注文を済ませて戻ってきたら失くなっていた経験があります。

さすがに、スマホや貴重品などは身につけていましたが、まさか、洋服がとられるとは。。。

『少しくらいなら大丈夫だろう』と荷物を置いたまま席を離れないようにしましょう。

旅行中に置き引き・スリなどの紛失被害にあうと、たいした被害ではないにせよ、手続き等で貴重なタイでの時間を無駄にしてしまいます。

日本円見せてくれ詐欺

身なりのきちんとした中東系の外国人に「来月日本に行くので日本円を見せて欲しい」と話しかけられ、財布をみせると、手品のごとくお札を数枚抜き取られるという詐欺です。

バンコクではかなり有名な詐欺ですので、動画もシェアされていますが、それでもまだ詐欺に遭う方がいます。

知らない外国人に声をかけられたら細心の注意を払いましょう。

詐欺とは直接関係ありませんが、プミポン前国王が10月13日に崩御された後、ワチラロンコン皇太子がチャックリー王朝のラーマ10世王に即位されました。

それに伴い、2018年4月6日に20・50・100バーツ、2018年7月28日に500・1000バーツ新紙幣が流通しています。
間違えやすい紙幣もありますので、支払いをする際はタイバーツの種類とデザインをしっかり確認しましょう。

ひったくり

一見、安全そうに見えるカバンのたすき掛け。

道路側にたすき掛けした鞄があると後ろからバイクでひったくられるので、

正面か道路の反対側に持つようにしてください。

たすき掛けしたカバンのひもが頑丈で、そのまま引きずられている女性の衝撃映像がよくタイのニュースで流れています。

カバンは後ろに背負わない

たくさんの観光客が集まる場所では、それに伴いスリなどの窃盗犯罪が多いのも事実です。

日本ではリュックは体の後ろに背負うのが当たり前ですが、海外ではスリの標的にされます。

後ろに背負ったバッグから財布やスマホが盗まれる被害も多いので、リュックやバックは体の前で所持するようにしてください。

後ろに背負う場合は財布やスマホはポケットやセキュリティポーチに入れて、リュックの中には盗まれても平気なものだけにしておきましょう。

旅行中の病気や怪我

タイのデング熱

タイ保健省よると2018年は7月17日現在でデング熱の感染者32,216人、死亡者41人と、既に感染者・死亡者ともに昨年をうわまわっています。

主に6月〜10月の雨季に流行する感染病ですので、この時期にタイを旅行される方は蚊対策は抜かりなくしておきましょう。

タイの大気汚染

中国やインドの陰に隠れてあまり目立ちませんが、タイの大気汚染は年々深刻化しています。

マスクや渡航先の煙害(スモッグ)情報のチェックは忘れずに。

帰国時のアクシデント

せっかくタイで買ったお土産が持ち込み禁止で没収されたり、規定オーバーで税金徴収されたら悲しいですよね。

日本への持ち込み禁止品と免税範囲のチェックリストでもう一度荷物を確認してみてください。