チェンマイでタイ語勉強中

タイチェンマイのヘイズ(煙害問題)を調べたら危険水域だった

タイチェンマイのヘイズ(煙害問題)を調べたら危険水域だった

大気汚染による死亡者はさまざまな統計がありますが、WHOによれば年間115万人ほど死亡すると報告されています。

日本でもWHOの推計によると毎年3万3千人から5万2千人程度の人が大気汚染が原因の病気で死亡しています。

1960年代から1970年代の高度経済成長期にかけて日本は公害がひどく、それこそ大気汚染による喘息などで多数の人が亡くなったと習った記憶があります。

日本にいた時に本やテレビで見たヘイズ(煙害)を今僕が住んでいるチェンマイではじめて体験しています。

日中でも1㎞先が見えない状態で市内をバイクで20分も走ると喉が痛くなり目もしみます。

さすがにこのレベルになると人体への影響がきになるので北部の煙害問題について過去のデーターなどタイ語のサイトを調べてみました。

2月から4月にチェンマイを旅行するかたやタイ北部でロングステイを検討されているかたは参考にしてみてください。

タイ北部の煙害問題とは

タイ語で煙害(ヘイズ)はหมอกควันと呼ばれています。タイ北部では毎年11月に起こり3月にピークになり今僕が住んでいるチェンマイのみならずチェンラーイ、ランパーン、メーホーソーンに住む人たちの頭を悩ませています。

毎年ヘイズのシーズン2月から4月になると空はもやがかかったような日が続きます。

3月に入るとピークになり朝部屋の窓を開けると日によっては焦げ臭いにおいが感じられることがあります。

とにかく空が白い煙で覆われているとなんとも言えない圧迫感があります。

ヘイズが起こる主な原因は山火事、落ち葉などゴミの処理時に燃やした煙、道路などの工事で発生する粉塵、そしてディーゼルガソリンからでる煤(すす)です。

煙害は山を取り囲み水平に広がった煙は空気中に留まり街全体を覆いさまざまな環境を汚染します。

調査によればチェンマイの呼吸器系疾患者数は毎年増加しています。

煙害(ヘイズ)による身体への影響

煙害(ヘイズ)の強いときは目、鼻、喉などの粘膜が刺激され、目や皮膚のかゆみ、鼻水、咽頭痛、めまい、吐き気などの症状が現れることがあります。

また、もともと心臓や呼吸器の病気がある人は症状が現れやすく、病気が重症化する可能性があります。

煙が強いとき(値が高いとき)に煙を長時間うけると以下のような症状になります。

  • 目がしみて赤くなり涙が流れる
  • 喉が渇きイガイガする
  • 呼吸がスムーズにできない
  • 胸が詰まる
  • 疲れやすくなるなどの症状がでます

ヘイズの季節は外出する時なるべく車を使うようにしていますが、たまにバイクの時は20分も走ると目がしみてジンジンします。涙も流れてくるし、ほんと凄いですよ。

北部チェンマイのPM2.5およびPM10被害状況

PM10とは大気中に浮遊する微粒子のうち、粒子径が概ね10μm以下のものを指します。世界の多くの地域で大気汚染の指標として広く用いられています。
PM2.5とは大気中に浮遊する微粒子の径が概ね2.5μm以下のものを指します。日本では訳語として「微小粒子状物質」と呼ばれています。PM10よりもさらに微細な物質なため健康への悪影響が大きいと考えられています。

タイ北部のヘイズ問題が顕著になり始めたのは2007年ごろです。

この年、タイ大気観測所は健康に影響を及ぼす恐れがあるPM10の基準値120(g/m3)を超える値をタイ北部で計測しました。

タイ環境省公害管理局は子供、高齢者、呼吸器系疾患者は建物の外に長くいることは避けるように呼びかけました。

チェンマイ大学研究チームはチェンマイの日々のPM2.5の値はアメリカの標準値よりも3倍から6倍高い値がでていて、チェンマイとランプーンの呼吸器系疾患者数および死亡率は煙と相関があると発表しています。

ヘイズ問題は観光にも影響を及ぼし2007年のソンクラーン時はホテルの予約が50%にまで落ち込みました。

2015年3月17日には危険レベルに

2015年3月17日のPM10の値はタイ政府が危険水域とする120(g/m3)ゆうに超えた300(g/m3)が計測されました。

120(g/m3)の倍以上ならかなり深刻なレベルだということは想像に難くありません。

いたずらに不安を煽るわけではありませんが、2012年にもPM10は健康に対し危険なレベルである200(g/m3)を超える数値が北部の多くの場所で確認されていて、その時は、2012年3月1日から7日の間で87箇所の病院で心血管疾患23685人、呼吸器系全般の疾患24,837、炎症性眼疾患2,265 、皮膚炎2,6104人の患者を受け入れました。

まとめ

PM10が300(g/m3)を超えるレベルは一般的な人は屋外活動を極力控えるように。子供、高齢者、呼吸器系に問題のある人は屋外活動を避けるように指導しています。

外出する時は無料のスマホアプリで害煙の状況を確認してから外出しましょう

タイ語参照サイト

  • http://www.3armyarea-rta.com/smoke3/haze3.php
  • http://www.komchadluek.net/detail/20120316/125540/ฝุ่นละอองปลอดภัยมองเห็นเสาไฟฟ้า4ต้น.html
  • http://www.thairath.co.th/content/487349
  • http://www.3armyarea-rta.com/smoke3/haze3.php

日本語参照

  • 藤沢数希(2013)『反原発の不都合な真実』新潮新書
  • 在シンガポール日本国大使館 Haze(ヘイズ/煙害)発生に関する注意喚起 http://www.sg.emb-japan.go.jp/health_haze_4jul2013%28ver2%29_j.pdf
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